今日から、主に日帰りで少しずつ豊前街道(薩摩街道)(以下、豊前街道と表記)を歩いていくつもりだ。
私が歩く豊前街道は、山家宿番所跡・山鹿宿追分石の標柱が立つ間片(まがた)交差点から熊本城・札の辻まで。
1日目の今日は、間片交差点から古賀茶屋駅前まで歩いた。
5時起床。お弁当づくり。テレビ体操、朝食。
8時、自宅を出発。
バス停の手前で顔見知りの市議会議員に会う。向こうも顔を見て直ぐに分かったようだ。選挙期間中なので朝から街頭に立っているようだ。
急行バスで直方まで行き、JRで筑前山家駅へ。この区間は長崎街道沿いを走る。車窓を見ながら、一昨年のGWに歩いたときのことを思い出す。
10時43分、筑前山家駅着。
10時55分、間片交差点を出発。天候は晴れで暖かい。今日が2021年最初の街道歩きだ。
間片交差点に設置されている山家宿番所跡標柱・山家宿追分石標柱
間片交差点を踏切方向に真っ直ぐ進むと「石櫃の追分石」に至る。ここを右折。
干潟の一里塚跡(左に石碑が、右に案内板が設置されている)
松崎宿に入る。
ここから府中宿までは、8月の秋月街道歩きのときに通ったところだ。
小郡市内には、NPO小郡市の歴史を守る会が、「おごおり街道七物語」と称した、次の写真のような傍示杭風看板を各所に設置している。
北構口跡
北搆口跡のある松崎公園で昼食休憩。
今日のお弁当は次のとおり。
旅籠油屋
何回見ても立派な建物だ。
南構口跡
下石田の一里塚跡
一里塚跡の先にある橋を渡り、その先の角に追分石が設置されているが、工事中で橋がないので迂回する。
追分石
迂回するとこの場所を通らないこともあるので見過ごす人が多いと思う。。
私は前回通ったときは全く気付かなかった。今回の豊前街道歩きの計画づくりの際、ストリートビューを見て偶然見つけたので、今日は見逃すことはなかった。
ただ、秋月街道ネットワークの会編『秋月街道をゆく』に載っている地図では、設置場所はここではなく、下岩田の交差点の先になっているが、移設したのだろうか?
平方の群境石
光行で、国道322号に並行する水路横の小道を南に進む。
前方右手に宮ノ陣クリーンセンターが見えてきた。
前方の陸橋(車両出口)の左手に一里塚碑がある。
水路を渡る橋がないので、右手ののり面を上り陸橋を渡って一里塚碑へ。のり面が除草されていて助かった。
八丁島一里塚碑
15時30分、今日の目的地、古賀茶屋駅前に到着。
ここから、西鉄で天神へ。そこから高速バスに乗り、18時過ぎ、自宅到着。
入浴、そして夕食。
今日は久しぶりに15km以上を歩いた。ただ、途中から左膝が痛くなり、今後の歩きに影響しないか少し心配だ。
でも、暖かく上々の天候で、2021年最初の街道歩きを気持ちよく始めることができたのは良かった。
今日歩いたルート
計画
実際