4日目は、山川PA付近から原町宿、南関宿を通り、小原高速バス停付近まで歩いた。
ようやく、熊本県に入った。
今朝は5時起床。お弁当づくり、テレビ体操、そして朝食。
8時、自宅を出る。
車で基山PA、そこから高速バスで山川PAへ。
10時15分、山川PA付近のAコープ前を出発。
原町宿は、特に見るものはない。
右手に小学校跡を活用した施設が見える。
校舎跡をカフェに利用し、グラウンド跡地にバイオマスセンターが建っている。
みやま市の至るところに生ゴミ用の容器が置かれ、こっそり中を見ると野菜や果物のクズが入っていたが、それを処理する施設がここなのだろう。
北関で国道443号から右に分岐。事前調べでは、この分岐点にこの先の「松風の関」に関する説明板があったようだが、道路工事でなくなっていた。
九州自動車道沿いの草道を進むと松風の関跡を示す標柱が立っていた。
この先、草道が続くが、夏は草が生い茂り、歩けるか怪しい道だ。
途中まで道がはっきりしていたが、その先で道が不明瞭になった。
片側が崖の道を倒竹を避けながら歩いていると、足を滑らせて頬に擦り傷を作ってしまった。
筑後と肥後の国境を示す境界石が左右に2つ。ようやく、熊本県に入った。
左の方は江戸初期、右の方は江戸後期に建てられたものらしい。
また、熊本県に入り、豊前街道の道標を初めて見ることができた。
ここから先、白い木柱の豊前街道道標が各所に設置されている。
九州自動車道の西側が豊前街道筋であるが、途中で道が無くなっており、東側に迂回する必要がある。
当初予定していたルートを歩いていると、私の進行方向と逆方向に矢印を示す白い道標あり。通り抜けられるかどうか不安だったので無視したところ、「特産品センターなんかんいきいき村」の手前にも白い道標があった。白い道標の矢印通り進む(戻る)と、九州自動車道の南関ICの下をくぐり、先ほど逆方向に矢印を示す白い道標の所まで行く(戻る)ことができた。
この白い道標が示す道の方がより旧街道に近い道を示しているようだ。ただ、この白い道標の示す矢印が、福岡方向に歩く人向けに設置されているのか、私のように熊本方向に歩いているものには道なき方向を指し示しているように見え、分かりにくいと感じた。
12時45分、大津山公園で昼食。
いよいよ、南関宿に入る。
南関御茶屋跡
歴史を感じさせる建物がきれいに保存されていた。今は臨時休館中のようで中は見ることができなかった。
十里木跡(十一里木跡は見逃したようだ)
14時30分、小原高速バス停付近に到着。
小原高速バス停から高速バスで高速基山へ。そこから車で自宅へ。17時45分自宅到着。
夕食の準備をし、夕食。
今日も天気が良く、絶好の歩き日和だった。
今日は、静かで歩きやすい道、坂道、土道・草道、道なき道など、旧街道らしい道が多かった。また、距離も短かったので、寄り道をしながら、ゆっくりと、堪能しながら歩くことができた。また、ようやく熊本県に入り、これから先が楽しみだ。
今日歩いたルート
キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン
豊前街道歩き4日目 2021-02-03 / まっさんさんの山鹿市 南エリアの活動データ | YAMAP / ヤマップ