4日目は、日奈久温泉(国道3号合流点)から、赤松太郎峠を越え、芦北町・志水バス停まで歩く。
5時30分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、7時前から朝食。
8時25分、ひらやホテルをチェックアウト。
昨日までとは一転して寒いので、ネックウォーマーとニット帽子を着用。また、いつ雨が降ってもおかしくない天候なので、雨合羽(レインコート)のズボンを履いて歩く。
日奈久温泉街を通り抜け、8時35分、国道3号合流点を出発。
国道3号を進むと、十四里木跡標柱あり。
二見下大野町交差点の手前左に、眼鏡橋の位置を示した案内図あり。
この先、国道3号から外れ、旧道に入ると眼鏡橋がある。
新免眼鏡橋(個人的には、曲線がきれいなこの眼鏡橋が一番好きだ)
国道3号に合流した先に十五里木跡標柱
赤松第一号眼鏡橋
大平眼鏡橋
新大平眼鏡橋
小藪眼鏡橋
須田眼鏡橋
須田眼鏡橋の先に続く道を進む。このあと、右手上方を通る旧国道に合流するのだが、事前調べでは道が通じているのかいないのかはっきりしなかった。道なりに進むと、林の中に道が続く。
その先の窪みに、トラロープが張ってある。
これを使って進めという意味だと勝手に解釈し、トラロープを頼りに窪みを渡り、さらに進む。上り道を進むと、先方に舗装路が見える。
舗装路に合流し、右方向に進むと、旧国道に合流。何とか、今日の第一関門を突破。
旧国道を進むと頂上部に。この辺りが赤松太郎峠の頂上と思われる。
頂上から下っていくと左手に薩摩街道(江戸・薩摩)道標と赤松太郎峠の案内板あり。
この案内板は新しく、芦北町教委が令和2年7月に設置したばかりのようだ。このような設置されたばかりの標識や案内板を見つけると、元気が湧いてくる。
この先、芦北町教委が設置した薩摩街道の道標をたくさん見かけるが、ここ数年内に建てられたものが多く、中には令和2年設置のものもあった。芦北町教委に感謝!!
薩摩街道は、この道標から左下方向に進む。
事前調べでは、この先が通り抜けられるかどうか怪しかった。が思ったより道幅は広く、草も枯れており、通れそうな感じだ。
進むと、落ち葉が積もっているものの、つづら折りの道で、問題なく進むことができた。
と思った矢先、薮で進めない状況に。
左に除け、また元の道に戻る。所々、薮をかき分けながら進むと薩摩街道の道標があり、何とか進むことができた。
この道は、草が繁茂する時期は通れないように感じた。この時期に歩いて正解のようだ。
この先、十六里木跡標柱あり(倒れていたが)。
その後も道なりに進み、12時20分、御立岬入口交差点に着く。
ここで、道を外れて道の駅たのうらまで歩き、そこで昼食。ガラスケースに陳列してある単品のおかず2種(ミックスフライ・シラス)、ごはん、みそ汁を食べる。
13時過ぎ、御立岬入口交差点から歩き再開。
この先は、国道3号との合流と分岐を繰り返しながら進む。
肥後田浦駅手前では、右前方に東海カーボン㈱田ノ浦工場の建物が見えた。同社は北九州市若松区にも工場を持っている会社だ。
この先、国道3号と分かれ、左方向に進む。急坂を上り、下ったところに十七里木跡標柱あり。
14時15分、志水バス停に到着。
産交バスで芦北バス停まで行き、
15時15分、今日の宿、ホテルAZ芦北店にチェックイン。今日は宿泊客が多いようで、夕食はバイキング形式だった。
今日は、私が薩摩街道最初の難所と位置付けていた、須田眼鏡橋の先から旧国道に合流するまでの上り道と、赤松太郎峠頂上の先で薩摩街道道標から左下方向に進む道について、いずれも迂回することなく歩くことができた。街道歩きの醍醐味を味わった一日だった。
明日は佐敷峠だ。
今日歩いたルート