5日目は、芦北町・志水バス停から佐敷太郎峠、佐敷宿を通り、湯浦まで歩く。
5時10分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食(バイキング形式)。
8時15分、ホテルAZ芦北店をチェックアウト。
産交バスで志水バス停へ。雪の影響で自動車専用道路が通行止めになっており国道3号に車が流れてきているのと、工事で交互通行になっているため、志水バス停まで通常より時間がかかった。
9時、志村バス停を出発。雪が積もっている中、みち歩き・街道歩きするのは初めての経験だ。
野添眼鏡橋手前の薩摩街道道標。迂回するつもりだったが、道標は真っすぐの方向を示しており工事現場の中を抜けて進めそうなので、真っすぐ進む。
野添眼鏡橋
ここから先も迂回するつもりだったが、眼鏡橋そばの薩摩街道道標が示す前方方向が何となく進めそうだったので、行けるところまで進んでみる。雪が積もっているので、通れそうなところとそうでないところが見分けやすかったような気がする。すると、滝の橋上橋そばの薩摩街道道標に抜けることができた。草が刈れているこの時期だから通れたのか、それとも誰かが道を切り拓いたのか、少し得した気分で、やる気が増す。
薩摩往還石畳の案内板
ここで進む方向が分からなくなったが、案内板の横を入ったところに佐敷峠の上り口があった。
目印の荷物用レールと薩摩街道道標がある。
今までの街道歩きで経験したことのない急坂だ。危険なところにはロープやトラロープが張ってあり、これを頼りに上っていく。ほとんどロープに頼りっきりだ。
ロープに沿って上がっていくと舗装路に合流すると思っていたが、途中でロープが途切れる。先に道がなく少しの間さ迷ったが、ロープが途切れた箇所に戻り、もう一度周囲を見ると、そばに木の階段らしきものがある。雪が積もって分かりにくくなっている。階段を上るとどうにか舗装路にでた。ここを左に進む。
この先も迷いながら、何とか目印にしていたT字路に到着。
ここを左折し、直ぐを右折。
その先、左手にカーブミラーと薩摩街道道標。
左の山道に入り直ぐに下り坂。電気柵に気を付けて進む。舗装路に出る。
この先、採石場の所有者の許可がないと立ち入れない標識があると思っていたがなかったので、真っすぐ行けるところまで下っていく。
十九里木跡標柱あり。倒れないようなのか地面に埋められていた。
この先は、・・・・
11時40分、船津橋手前の薩摩街道道標に到着。
また、来た道を戻る。
12時45分、船津橋手前に再度到着。少し菓子休憩を取り、歩き再開。
野坂屋旅館
解体中だった。
佐敷宿に入る。
のこぎり家並み
佐敷宿交流館に着く。
ここで今日の宿に電話したら、15時以降チェックイン可とのこと。
佐敷宿交流館が休館日なので、先を進む。
時間つぶしのため、街道筋をはずれ、佐敷城跡に立ち寄る。
再び街道筋に戻り進む。
十九里木跡標柱
湯治坂を上って下る。
下る途中、道路が損壊した場所を通る。昨年7月大豪雨によるものか?
その先、踏切を渡ると、マヨたこあり。
昼めしを食ってなかったので、たこ焼きを買い、そばの湯浦河川緑地公園のベンチで食べる。トイレもあるので助かる。
肥薩おれんじ鉄道沿いを進む、15時、今日の宿の近くに到着。
15時10分、今日の宿、湯浦温泉亀井荘チェックイン。
湯浦温泉亀井荘は、部屋きれい、風呂きれい(当然ながら湯は温泉:入らなかったが家族風呂もあり)、食堂きれい、料理も暖かいものをだす。スタッフも女性が多く(全て女性かもしれない)対応も丁寧。
宿泊代が安価なので全然期待していなかったが、とても満足。私同様、薩摩街道を歩く人がいれば、宿泊先としてぜひ選んでほしい。
今日は、朝、窓の外を見ると雪が積もっており、しかも薩摩街道最大の難所、佐敷太郎峠越えということで、緊張しながらの歩きだった。
佐敷太郎峠越えは、雪が積もる中、予想以上の急坂に驚いたが、何とか峠越えできて大満足だ。
これも関係者の方々が。誰もが安全に歩けるよう、細心の対策をとっていただいているおかげだ。感謝、感謝!!
明日は三太郎峠の最後、津奈木太郎峠だ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅5日目 2021-02-18 / まっさんさんの笠山(熊本県芦北町) の活動データ | YAMAP / ヤマップ