まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2021年2月25日(木) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 あとがき

薩摩街道を歩き終え、昨夜23時に無事、自宅に帰りついた。

 

薩摩街道を歩き終えての感想】

薩摩街道は、非常にスリリングで変化に富んだ、歩きがいのある街道だった。毎日ワクワクドキドキしながらの歩き旅で、とても楽しかった。

 

また、道筋を示す標識が多く設置されているのに加え、危険なところにはロープが張られているなど、行政や地元の関係者の皆さんの薩摩街道を大事にする思いがすごく伝わってきた。無事故で歩くことができたのも、関係者の皆さんの努力のおかげだ。感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

その一方で、令和2年7月豪雨による爪痕を見た。道路の陥没や、営業休止している旅館の建物解体現場を見た。一日も早い復旧・復興を願わずにはいられない。

 

薩摩街道は、国道3号や肥薩おれんじ鉄道、JR沿いを進む道だった。

ドライブや観光旅行で行ったところもあり、八代の全国花火競技大会を見に行ったときのことや、肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」に乗ったときのこと、職場旅行で鹿児島に行ったときのことなど、懐かしく思い出しながら歩いた。

 

歩く時期として2月を選んだのは、薩摩街道は山の中や林の中の道が多く、雑草や藪の影響を受けることが少ない時期の方が歩きやすいと思ったからだ。昨年のこの時期も同じような理由で島原街道を歩いた。ちょうど、昨年の2月24日、島原街道を歩き終えた。

この選択は良かったと思う。2月に入ると、終日寒気が続くということはほとんどない。今回も雪が積もったものの、日中の気温は比較的高かった。九州の街道は藪化している道も多くあり、安全に歩ける道を増やすには2月は最適だと思う。今回の薩摩街道歩きで、その考えはさらに強くなった。

 

一日に歩く距離だが、昨年の中山道歩きの経験を活かし、難所である三太郎峠を歩く日は無理せず、一日一峠、午前中に上りを終える、一日に歩く距離は短めで設定、を守った。そのおかげで無事に峠を越えることができた。

一方、鹿児島県に入った後半は、一日当たり歩く距離を25㎞で設定した。もう少し起伏の少ない道を想像していたが、想像以上に起伏が激しく、石がゴロゴロした道が多く、安全に歩くと思ったよりも時間がかかった。25㎞が5日間続くと足にも大きな負担になった。

気温が上昇し暑い日が多かったのもあり、体調のことを考えると、もう一日行程を延ばし、一日当たりに歩く距離を20㎞程度にした方が良かったかもしれない。

長期間の歩き旅をする際、一番大事なことは無理をしないことだ。次に生かしたい。

 

今回の歩き旅では、歩いている際や立ち寄ったお店や施設、宿泊した宿などで、励ましの声をたくさんいただき、元気をいただいた。感謝。

 

東海道をキングオブ街道、中山道を魅惑の街道とすると、九州の街道の中では、長崎街道を九州のキングオブ街道、薩摩街道は九州一の魅惑の街道を言えると思う。

ぜひ、たくさんの人に薩摩街道を歩いてほしい。そして、薩摩街道の魅力を知ってほしい。

 

 

今朝は8時に起床。

洗濯機を回し、その後は録画していた番組を見ながらゴロゴロ。疲れた体を休めた。