今日から日向往還を歩く。
私が歩く日向往還は、熊本・札の辻から宮崎・延岡まで。7日間かけて歩く予定だ。
薩摩街道歩き旅で履いたジャングルモック(ガンスモーク29㎝)を履いて歩く。
日向往還は、肥後国(熊本県)と日向国(宮崎県)を結ぶ、九州を横断する街道。
現在の熊本市から嘉島町、御船町、山都町、五ヶ瀬町、高千穂町、日之影町を通り延岡市に至る道。
種田山頭火は、日向往還を旅する途中に代表句の一つ「分け入っても分け入っても青い山」を作ったとされる。
4時30分起床。5時朝食、テレビ体操。7時過ぎに自宅を出る。
高速バスの乗り、西鉄天神BTを経由して熊本桜町BTへ。
そこから歩いて札の辻へ。札の辻に来るのは、先月中旬の薩摩街道歩き旅出発のとき以来で3度目だ。
1日目(初日)の今日は、熊本・札の辻から御船町まで歩く。
11時15分、小雨が降る中、札の辻を出発。
しばらくは薩摩街道歩き旅のときと同じ道を進む。
明八橋を渡る。桜が咲いている。
長六橋(白川)を渡り、向山小入口交差点で国道3号を横断。その先の四つ角に追分石がある。ここが御船口とされている。
追分石(左きやま 右みふね)
豊肥本線の踏切を渡り、県道104号に合流。
出仲間1丁目交差点の手前に一里木跡を示す石碑あり。
県道104号をずっと進み、中の瀬橋の手前に日向往還道標二里木跡の石柱あり。
中の瀬橋(加勢川)を渡り、嘉島町に入る。この辺りから雨が少し強くなり、雨合羽のズボンを履く。
イオンモールを過ぎ、国道445号(御船川)沿いを進む。
三里木跡を示すものがあるかと思っていたがなく、御船街道はぜ並木の碑があった。
その先にも同様の碑と案内板があった。
九州自動車道の下をくぐり、御船町に入る。
15時10分、今日の到着地点である自動車学校入口バス停に到着。
雨は止んだようだ。そのまま真っすぐ歩くと和菓子屋(恭栄堂)があり、温かい甘酒まんじゅうを2個買い、そのうち1個を歩きながら食べる。温かくておいしかった。その後、食事をしようと五庵橋を渡った先のラーメン屋に行くが店休日だった。
今日の宿は夕食が付いていないので、スーパーで食料を買って行こうとしたが、スーパーの横にほっともっとがあったので、そこで弁当3個とみそ汁、麦茶、ゼリーを買い今日の宿へ向かう。
15時45分、今日の宿、ゆう和ゲストハウスにチェックイン。
入浴後、買ってきた弁当2個とみそ汁、残りの酒まんじゅうとゼリーを食べる。
日向往還歩き旅1日目の今日は、あいにくの雨で、歩いている途中で止むと思ったところが逆に強くなったりと天候にはあまり恵まれなかった。しかし、暑さや強い日差しにさらされることがなかったので歩きやすい一日だった。
無事に1日目を終えることができ、明日からが楽しみだ。
今日歩いたルート
日向往還を歩く1日目 2021-03-21 / まっさんさんの熊本市 南エリアの活動データ | YAMAP / ヤマップ