7日目(最終日)は、梁崎バス停から延岡まで歩く。
4時起床。準備をし、昨日コンビニで買ったおにぎり、パンなどを食べる。
6時40分延岡駅バス停発の宮崎交通バスに乗り、梁崎バス停へ。
7時30分過ぎ、梁崎バス停を出発。
国道218号及びその旧道を進むと椎畑バス停に着く。
その先は、国道を外れて渓谷まで下り、五ヶ瀬川沿いの県道を進む。清流五ヶ瀬川の渓谷の眺望は素晴らしく、鳥のさえずりと川の流れる音を聞きながら気持ち良く歩く。
五ヶ瀬川から遠ざかると、陽が差して暑い中を歩く。
今日は歩いていると、ところどころで旧高千穂鉄道の鉄橋、駅舎、踏切、線路の跡が目に付く。
日向往還道標があった。これが、この旅で最後の日向往還道標になるだろう。
小峰橋を渡った先に、松尾城跡の標柱あり。令和2年7月に設置されたばかりの標柱だ。
14時50分、延岡の祇園町交差点から東二つ先の交差点に到着。これで今回の日向往還を歩く旅が終わる。七日間はあっという間だった。少し寂しい気分だ。
お腹がペコペコなので、近くの三共食堂に入る。昔からある古い造りの食堂だが、ワンコインメニューが多い。肉丼を注文する。それを食べ終えたあと、野菜炒めと瓶ビールを注文し、日向往還踏破の乾杯をする。全部で1,200円。
延岡駅に移動する。昨日の夕方も気になったが、おしゃれな駅ビルだ。
延岡市駅前複合施設「エンクロス」というらしい。雑誌・書籍の販売をする蔦屋書店と、図書館がいっしょになっている。閲覧図書は貸出はしていないが、スタバも入っているので、コーヒーを飲みながら館内でゆっくりと本が読める。学習スペースもあり、勉強している高校生や学生が多くいる。無料Wi-Fiが使えるのでPCを持ち込んで勉強や作業している人もいる。
私の地元の図書館ではカウンターをビニールシートで囲い、市民を遠ざけるような雰囲気を醸し出しているが、ここのカウンターにはそんなものはなく、ゆったりと寛げる雰囲気があって良い。時間があれば、もっとゆっくりしていたかった。
17時44分延岡駅発の特急にちりんシーガイアに乗り、小倉駅経由で黒崎駅へ。
そこからバスで移動。22時過ぎ、自宅に帰り着く。
今日歩いたルート
日向往還を歩く7日目(最終日) 2021-03-27 / まっさんさんの日之影町の活動データ | YAMAP / ヤマップ