第17回秩父いってんべぇウオーキング2Daysを終え、今日からは奥州街道を歩く。
昨年4月初旬に日光街道(日光道中)歩きで日本橋から宇都宮まで、そして4月下旬に奥州街道のうち奥州道中と言われる宇都宮から白河までを歩いた。
奥州街道のうち、今回は白河から仙台までを歩く。計画では8日間で歩く予定だ。
5時00分起床。今日の歩きの準備。6時30分からホテルの朝食。
7時20分、東京第一ホテル新白河をチェックアウト。
白川駅からJRで白石駅へ。駅前から福島交通バスで女石バス停まで移動。
スタート地点の女石追分には、追分であることを示すものが何もない。
このため昨年4月下旬にここに到着したとき、この先を歩くときは女石交差点近くの、追分道標(復元道標)と案内板が設置されている地点を出発地点にしようと考えていた。そのときは、1年後にここに立てるとは思っていなかったが・・・。
8時15分、出発。
白河市から泉崎村に入る。各所のシダレザクラはいずれも見頃を過ぎたようだ。
矢吹町に入り、右手に旧道らしき山道があったので、そちらを進む。
草道・土道を道なりに進むと、旧奥州街道(大和久宿)道標のある地点に合流。
矢吹宿に入る。
右に進むと矢吹駅のある交差点角に和菓子屋(須賀菓子店)あり。
「絶好調どら焼」の文字に惹かれ店内に入る。和菓子を3個購入。
矢吹宿本陣跡
鏡石町に入り、久来石ポケットパークで休憩。先ほど買った、ゆべしとどら焼を食べる。
いよいよ須賀川市に入る。
須賀川一里塚
両塚とも残っている、とても立派な一里塚だ。
須賀川宿に入る。
東北電力ビルの前にあるとされる南の黒門(木戸)跡案内標柱と南の黒門坂案内板がなくなっていた。どこかに移設したのだろうか?
大町よってけ広場
追分道標と円谷幸吉の記念碑がある。
軒の栗公園
ここが須賀川宿本陣跡のようだ。
また、公園前には須賀川道路言標あり。
街道筋を外れ、可伸庵跡へ
風流のはじめ館
結の辻公園
今日の到着地点まであと少しだ。
ちょうどランチが食べられるお店があったので、食事を摂る。
ランチBOXを注文すると、唐揚げとハンバーグとナポリタンが入ったボリュームのある定食弁当メニューだった。コーヒーも付いており大満足。
須賀川は、芭蕉と曾良が「おくのほそ道」の旅の途中、俳友の相楽等躬を訪ねて滞在したまち。また、東京五輪のマラソン銅メダリスト円谷幸吉とウルトラマンやゴジラの生みの親で「特撮の神様」と称される円谷英二がともに須賀川市の出身で、須賀川市の名誉市民の称号を授与されることが決まっており、7月に授与式が行われる予定らしい。
須賀川市の中心市街地・奥州街道筋の松明通りにはウルトラヒーローや怪獣のモニュメントが立ち並んでいる。
ウルトラセブンのモニュメントそばの建物が今日の宿。
15時15分、今日の宿、ホテル虎屋に到着し、チェックイン。
入浴のあと、18時過ぎからホテルの夕食を食べる。
先月、日向往還を歩き終え、九州内の街道歩きに一区切りがついた。
次は北に向かって歩くぞということで、今日からは奥州街道(白河~仙台)歩き旅だ。
靴は、もちろん愛靴のジャングルモック。今年に入り、豊前街道、薩摩街道、日向往還歩きで履いたガンスモーク29㎝だ。
そういえば、昨日の秩父ウオーキングで私と色違いのジャングルモックを履いて歩く男性を見た。ウオーキング大会でジャングルモックを履いて歩く人と出会ったのは初めてで声をかけた。その方も私と同様、履き心地の良さと靴紐がないことが気に入っているようだった。
白河以北は初めて踏みしめる土地なので、全てが新鮮だ。国道4号から外れると静かな道が続き、天候も良く、歩いていて非常に気持ちがよかった。
明日からも楽しみだ。
今日歩いたルート
奥州街道(白河~仙台)歩き旅1日目 2021-04-12 / まっさんさんの烏峠の活動データ | YAMAP / ヤマップ