5時30分起床。6時25分からテレビ体操。
7時から旅館1階の食堂で朝食(個別配膳)。
8時前、旅館コマイをチェックアウト。8時、鳴沢橋手前の信号交差点を出発。天候は曇り。予報では雨が降るとは言ってなかったが、雨が降ってもおかしくない天候だ。
野辺地代官所跡標柱、旧野村家住宅離れ(行在所)、大まん旅館を見て、かつての野辺地宿、今の野辺地町の中心街を抜け、県道243号を西に進む。
裁判所の手前で街道筋を離れ海側に進むと、遠見番所跡標柱あり。その先が常夜燈公園になっており、常夜燈と北前船がある。
再び県道243号を進み、馬門交差点の少し手前の四つ角を左手に入ると、馬門御番所跡標柱あり。
この四つ角を右手(海側)に入る道が旧道っぽいので進む。集落を抜け、小さな木の橋を渡ると、その先で国道4号に合流する。
少し進むと、右手に馬門御番所と高札が復元されている。御番所の建物は公衆トイレになっている。ここから右手の海岸に進み藩境塚へ。
藩境塚は南部藩と津軽藩の境界に築かれたもので、小川の手前側と向こう側にそれぞれ2つの塚がある。そして、藩境となる小川の下流に2つの標柱が立っている。
この藩境塚から、陸奥湾とその先にある下北半島の山々が見える。素晴らしい景色だ。しばらくの間、ここで佇む。
国道4号は、藩境塚のある辺りに平内町標識があり、ここから先は平内町に入る。国道4号・東京から700㎞標識もある。何回かに分けて歩いているものの、東京・日本橋を出発し、よくここまで歩いてきたな、と自分自身でびっくりする。
その先、右手の茂みの中に津軽藩関所跡碑あり。
国道4号をずっと進む。狩場沢駅入口交差点の先で、いきなり歩道がなくなる。ここから2㎞あまり歩道がない道を進む。大型車が通るのでけっこう危険で、雨の降る日は歩けない道だ。雨が降ってなくてよかったと思う。
口広のコンビニでトイレを借り、ついでに食料を購入。
清水川駅の待合室で昼食休憩にする。温かいお茶を飲みながら、先ほどコンビニで買ったおにぎり、ゆで卵、菓子を食べる。
国道4号を再び進む。跨線橋の先を右折し、県道9号を進む。旧街道筋は線路で寸断されている。
夜越山森林公園の標識があるところで、左手に夜越山が見える。
その先、大橋では、左手に奇妙な形をした引ノ越山が見える。
大橋を渡ると、かつての小湊宿。そして今の平内町の中心街。
突き当たりを右に進むと御家中の松と欅、そして歴史民俗資料館の前に平内代官所跡地を示す標柱と説明板あり。
平内町役場の前の道を南に進み、平中バス停のところを右折。
上り下りはあるが静かな道を進む。途中、平内中央病院の角に奥州街道標柱あり。
平内町藤沢交差点で国道4号に合流、西に進む。この辺りから日が差してきた。
信号交差点で左の道に入り、西平内郵便局前バス停付近で再び国道4号に合流。この合流点にも奥州街道標柱あり。
14時50分、西平内駅入口に到着。
ここから西平内駅まで歩き、15時34分西平内駅発の青の森鉄道に乗車し浅虫温泉駅へ。
駅の売店で、りんごどら焼とくじら餅スティックを買い宿へ向かう。
15時50分、今日の宿、浅虫温泉ホテル秋田屋にチェックイン。
温泉大浴場に入浴後、18時から夕食会場で夕食。ボリュームのある会席料理。
9日目の今日、右手に陸奥湾と下北半島の山々を見ながらの歩きは格別で、これまでとは異なる奥州街道を体感することができた。明日も楽しみだ。
今日歩いたルート
奥州街道(奥道中②盛岡以北)歩き旅9日目 2021-10-13 / まっさんさんの烏帽子岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ