2/20(日)に予定されていた北九州マラソンと高知龍馬マラソンがともに中止になったので、今日から西国街道・山陽道を歩く。
本当は、今回、最後まで歩き通したかったが、準備不足と、いろいろと予定が入っているので、3回ほどに分けて歩くつもりだ。
先達の方のブログなどを見ると、京都から西宮までを西国街道、西宮から下関までを山陽道としているようだが、標識などは西国街道と山陽道の使われ方が地域によってバラバラのようで、どこかで区切るということができないため、私の歩き旅では京都から下関までをまとめて「西国街道・山陽道」と呼ぶことにする。
また、西国街道の始点は京都の東寺のようだが、私がこれまで歩いてきた道を一繋ぎにするため、私の西国街道・山陽道歩き旅の始点は「京都・三条大橋」とする。
靴は、平戸街道御厨筋でも履いたメレルのジャングルモック2.0スムースレザー(ターキッシュコーヒー)。
今朝は4時過ぎに起床。朝食。
6時20分、自宅を出る。バスとJRで小倉駅へ。7時31分発ののぞみに乗り京都駅へ。日曜日の早朝のためか乗客は少ない。徳山までは天候が悪かったが、その先は晴れている地域が多かった。京都駅から地下鉄に乗り三条京阪駅へ。
10時30分、三条大橋のたもとにある弥次喜多像の前を出発。鴨川の河川敷を南下。


九条通りを西に進むと東寺。


その先が、羅城門跡。


九条御前交差点で左斜め前方の道に入り、久世橋で桂川を渡る。
府道207号を進み、久世殿城交差点そばの吉野家で昼食休憩。牛丼並ととん汁を食べ、ひと息つく。
JRの向日町駅北側の地下道を通って東海道本線を越え、向日市に入る。
阪急京都線の東向日駅の南側で府道206号から左に分岐して進み、府道67号に合流したところに須田家住宅(京都府指定文化財)あり。


五辻交差点から、細い道に入る。阪急京都線の高架下を抜けると、右手に石畳の舗装路が続く。進むと中小路(なかこうじ)家住宅がある。国登録有形文化財で、今は喫茶スペースとしても使われているようだ。


その先、小畑川に架かる一文橋を渡ると、長岡京市に入る。
馬場一丁目交差点から左手の細い道に入る。ここから先、石畳の舗装路が続く。直線の道をずっと南下すると、右手に旧石田家住宅(国登録有形文化財)。今は、長岡京市立神足ふれあい町屋になっている。


調子八角交差点を過ぎ、小泉川に架かる小泉橋の先は大山崎町。右前方に見える小高い山が天王山らしい。明智光秀と秀吉が戦ったところ。


その先、東海道本線の高架下をくぐった先で、街道筋を離れて右に入ると、ねじりまんぽ(円明寺架道橋)がある。小さなトンネルで、しゃがまないと入れない。説明板によると、おそらく日本一ちいさなねじりまんぽとのこと。


大山崎町役場の前を通ると、新型コロナワクチンの集団接種会場になっているようで、日曜日にもかかわらず、多くの町民の方が出入りしているようだった。
その先、松原交差点。府道212号が府道67号に合流する地点のようだ。この角にある説明板は、令和3年12月に設置されたばかり。
説明板によると、羅城門からの直線道であった久我畷が、ここで西国街道と合流していたようだ。


その先、右手に大山崎町歴史資料館、そして左手に阪急の大山崎町駅を見て、15時50分、JR京都線の山崎駅前に到着。
16時、駅前にある今日の宿、ホテルデュー大山崎にチェックイン。
今日の宿は素泊りなので、近くのコンビニで明日の朝食の食料を買い込む。そして、ホテル1階にあるカフェで食事をし、ついでに持ち帰り用に弁当も注文。
部屋に戻り、弁当を食べ、入浴。
いよいよ今日から、関門海峡を目指して、西国街道・山陽道の歩き旅が始まった。久しぶりの長い旅になる。明日も楽しみだ。
今日歩いたルート
西国街道・山陽道歩き旅1日目(初日) 2022-02-20 / まっさんさんの京都市の活動データ | YAMAP / ヤマップ