8日目は、太子町役場付近(セブンイレブン兵庫太子下阿曽店前)から、たつの市、相生市を通って赤穂市に入り、東有年交差点まで歩く。
今朝は6時起床。テレビ体操。6時45分から宿の朝食会場で朝食(配膳方式)。
8時25分、ビジネス旅館森重をチェックアウト。
宿の前の道を北上。右手に、山陽新幹線のトンネルが通る立岡山、その先に太子山という小さな山が見える
8時35分、太子町役場付近(セブンイレブン兵庫太子下阿曾店前)を出発。
宿に置いてあった太子町のパンフレットには、揖保郡旧3町(揖保川町・新宮町・御津町)は2005年(平成17年)10月に龍野市と合併して「たつの市」になったため、揖保郡は太子町単独となったと書かれてあった。合併しなかったのは、町の財政基盤がしっかりしているからだろう。
誉鳩橋(林田川)を渡り、たつの市に入る。街道筋を進むと、山陽本線と工場群に道を阻まれる。北側に迂回して国道2号に出て、揖保川大橋(揖保川)を渡る。
橋の先で、左に曲がり河岸沿いに進み、正條の渡し場跡標柱から右に入ると正條宿。右手に本陣井口家の標柱が立っている。
この辺りの細い道には、落ち着いた家並みが続く。
竜野駅前を通り、揖保川町原に入ると、左手の民家の前に旧片島本陣趾碑が立っている。正條宿から距離は短いが、この辺りに片島宿という宿場があり、ここが本陣であったことを示す碑だろう。だが、竜野駅前で見た観光案内地図では、ここは脇本陣山本家になっていた。疑問が残る。
街道筋を進むと、相生市に入り、新幹線の駅でもある相生駅前の通りを通過。今日は、ここまでは山陽新幹線に並行した道を歩いてきた。
赤穂線、山陽本線、山陽新幹線の高架下をそれぞれくぐり、菅原台交差点で国道2号に合流する。
交差点を横断し、そのまま道なりに進むと、正面に草道、左折すると国道2号に合流する地点に突き当たる。
この草道を進み国道2号に合流するのが旧街道筋のようだが、草が繁茂し、通り抜けられるかどうか疑問。思い切って進んでみたが、その先で草の繁茂が激しいのと、不法投棄ごみが散乱していてケガしそうなので、無理せず先ほどの地点に戻り、左折して国道2号に合流する。
国道2号をしばらく歩き、竜泉交差点から国道右手の道を進む。ここからは、国道2号を何度か横断しながら、国道2号に並行した道を進む。
福井交差点の先で、国道2号に合流する。事前調べでは、この辺りは歩道の有無がはっきりしなかったが、道路の拡幅工事が順次行われており、この先のファミリーマートまでは歩道ができていて安心して歩けた。
問題はここから先。跨線橋の辺りは歩道がない。路側帯の幅も非常に狭い。跨線橋の手前までは国道右手の側道を通り、いよいよ国道2号と合流。
進行方向(岡山方向)の方が車の往来が少ないようなので、車の切れ目を見て、左車線の路側帯を走って進み跨線橋を越える。赤穂市標識の手前からは路側帯が少し広くなっているので少しだけ安心して歩ける。もし、ここを通るのであれば左側がより安全だ。右側は路側帯が狭くて危険度がより高い。
その後も運よく進行方向に車が来ることはなく、その先の右分岐点まで歩けた。右に入り、一安心して先を進む。
国道2号を横断し、有年駅前の通りを過ぎ、その先で再び国道2号に合流。有年橋(千種川)を渡り、橋の先を左に進み、有年宿に入る。
有年宿本陣跡標柱
有年宿番所跡標柱
東有年自治会館前の説明板
T字路を右折し、14時40分、東有年交差点に到着。
ここから有年駅まで2㎞ほどを歩き、15時10分発相生行きのJRに乗り相生駅へ。駅前のお店で何か食べようかと思っていたが、開いている飲食店がない。
15時30分、今日の宿、相生ステーションホテルアネックスにチェックイン。
17時30分過ぎ、ホテルのレストランで夕食。日替りメニューを食べる。ソースかつ丼にミニラーメン、小鉢、サラダなどが付いており、ボリュームがあって美味しかった。
西国街道・山陽道歩き旅の第一弾も終盤に入った。これまでは歴史を感じさせる建物や町並みを見ながら歩くことが多かったが、今日の後半は、遠くの山々や田園の風景を見ながらの歩きで、暖かい気候とも相まって気持ち良く歩くことができた。
明日はいよいよ、難所の有年峠越えだ。
今日歩いたルート
西国街道・山陽道歩き旅8日目 2022-02-27 / まっさんさんのたつの市の活動データ | YAMAP / ヤマップ