今日の一枚 ホテル賀茂川荘の部屋から見た景色
今日から令和4年度が始まる。
17日目は、三原市の本郷橋手前を出発、瓦坂峠を越えて竹原市に入り、銀山橋バス停(芸陽バス)まで歩く。今日からは難所が続く。
今朝は、6時起床。テレビ体操のあと、7時から旅館の食堂で朝食(配膳形式)。今日もご飯がおいしい。
8時20分に星野旅館をチェックアウト。女将さんから、気を付けてと声をかけていただいた。民宿や小さい旅館でのこういう小さな会話が、旅をしている雰囲気を高めてくれる。
8時30分、本郷橋手前(本郷橋東詰交差点)を出発。天気は晴天。気温も上々。
本郷橋から右手を見ると、沼田(ぬた)川を挟んで右の山が高山城跡、左の山が新高山城跡。
県道33号を進む。左手に東洋製罐の工場。かつては北九州市内にも東洋製罐の工場があったが2003年に閉鎖された。
その先で右に分岐し旧道を進む。旧道は国道2号と並行するが、国道よりも高いところにあるので遠くまで景色が見通せ、車が通らないので静かで快適に歩ける。
右手に南方村役場跡(今はみとしろ文庫事務局)
この辺りは古墳が多く、また今日は桜が満開だ。
追分の三差路の手前で国道2号に合流する。その先、右に分岐し川沿いに進むのが旧街道筋。事前調べでは通り抜けられないとのことだったが、道が続いているので入ってみる。
河川工事の関係だろうか、拡幅した道が続く。その先、国道2号に合流するところがフェンスで行き止まりだったが、電話ボックスとフェンスの間の隙間から出ることができた。
この先、国道2号から左に分岐し、林間の道を通りサテライト山陽に抜けるつもり。事前調べでは、先達の方々は皆、通り抜けるのに苦労したようだが、進んでみると道はしっかりしている。
林の中に入ると上り道。道幅が狭く右側が崖のところ(右側の写真は反対側から撮影)もあるが、問題なく進むことができる。
林を抜けると、左前方に民家が見える。民家から続く舗装路を横断し道なりに進む。ここから先は轍道で道筋ははっきりしており、サテライト山陽の駐車場に抜ける。
国道2号分岐点からサテライト山陽までかかった時間は20分ほど。
サテライト山陽で、トイレ休憩と、時刻は10時30分だったが昼食にする。食堂はまだ開いてなかったので、売店で日替り弁当を買い、モニターの競輪中継を見ながら食べる。街道歩きをしていて、場外車券売場で昼飯を食うとは思ってもみなかった。こういうのも楽しい。
日名内(上)交差点から県道49号を進む。この辺りから赤茶色の屋根瓦の家が目立つ。その先を右に分岐する。
分岐した先で貯水池の工事をしており、道が続いているか不安だったが、道はちゃんと残っていた。
県道49号の高架下をくぐり、瓦坂峠へと向かう。上り道を進むと直ぐに頂上(瓦坂峠)に着いた。標識等はない。
その先は下りの急坂だが、道幅も広く道もしっかりしており、4WDであれば通れる道だ。ハイキング気分で道を下り、竹原市に入る。この下り道からの眺望は格別。
県道49号の分岐点から新庄町横大道交差点までかかった時間は40分ほど。
新庄町横大道交差点を過ぎ、国道2号に沿った旧道を進む。ここの旧道も高いところにあり、眺望が素晴らしい。車が通らず、至るところで桜が満開で目を楽しませてくれる。今日は桜まつりだと一人思う。
大橋交差点で国道2号を横断、大橋を渡った先を右折し、田万里川沿いを進む。
途中、間の宿･田万里市の説明板あり。
田万里橋交差点で国道2号を横断し、13時45分、銀山橋バス停に到着。
バスが来るまでかなり時間があるので、桜を見ながらおにぎりを食べる。
14時55分、銀山橋バス停から芸陽バスに乗り、湯坂温泉入口で下車。15時15分、今日の宿、湯坂温泉のホテル賀茂川荘にチェックイン。
日本庭園があり、内装がとてもきれいなホテルだ。一人で泊まるのに、部屋は和洋室でとても広い。1階には、広島の酒3種類がいつでも飲めるように置いてある。
温泉大浴場で汗を流す。18時からホテルの夕食会場で夕食。久しぶりの会席料理で、日本酒三蔵元飲みくらべと広島の米焼酎のロックを飲みながら食す。料理もおいしく、中でも鯛荒炊きがおいしかった。部屋に戻り、ホテルの会員登録サービスでもらった広島地ビールを飲む。
17日目の今日は、サテライト山陽までの林間道と瓦坂峠越えがあり、苦労すると思っていたが、いずれも道はしっかりしており、とても歩きやすかった。また、各所で満開の桜を見ることができ、早期退職して今日から3年目に入るが、そのスタートを飾る、これまでにない最高の歩き日和だった。
明日は、国道2号横断、松子山峠越え、そして西条宿入りだ。
今日歩いたルート
西国街道･山陽道歩き旅17日目 2022-04-01 / まっさんさんの竹原市の活動データ | YAMAP / ヤマップ
