4月初めに岡山~広島間を歩き終えてから大分時間がたってしまったが、今日から西国街道・山陽道歩きを再開。
今回は、広島から西国街道・山陽道終点の下関まで歩き、そのあと関門トンネル人道を通って北九州の我が家まで歩く計画だ。
今回はどんな歩き旅になるか、どんなことが起こるかとても楽しみだ。
靴は、ジャングルモック(ガンスモーク)29㎝。
今朝は4時30分に起床。台所の片付け、テレビ体操(録画)のあと朝食。
着替えをし準備を整え、6時50分に自宅を出る。
バスとJRで小倉駅へ。小倉駅からのぞみに乗り換え広島駅へ。広島駅から駅前の通りを南進。
9時35分、前回4月3日(日)の到着地点である駅前大橋南詰交差点を出発。天気は晴天。家を出るときからかなり寒かったので、ウインドブレーカーを着、頭は毛糸の帽子とネックウォーマーを着用。
街なかの各所に、西国街道デザインマンホールふたが設置されており、気分を盛り上げてくれる。
広島宿の遺構はないが、西国街道の矢印標識あり。
広島本通商店街のアーケードを抜けると、右に入ったところに原爆の爆心地碑、元安橋の手前右手に広島市道路元標(広島県里程元標)、その先に原爆ドーム、元安橋を渡ると平和記念公園。
原爆死没者慰霊碑の前で手を合わせ、亡くなった方々のご冥福と、平和な時代を生きれることへの感謝、これからも平和であることを祈念する。
天満橋を渡った先の右手、天満宮前に旧山陽道道標あり。今日歩いた中では、ここだけが山陽道、他は西国街道と表記されていた。
暖かくなってきたので、正午前、ウインドブレーカーと、毛糸の帽子とネックウォーマーを脱ぎ、いつもの丸帽子をかぶる。
12時30分前に新井口(しんいのくち)駅の北側に到着。昼食休憩にしようと思い、駅南側のアルパークに向かう。向かう途中、「西国街道いのくち歴史の散歩道」案内地図を見つける。
アルパークに行くが、目当ての飲食店はお客さんが多くて、結局、アルパーク内のベンチで行動食として自宅から持ってきていたいもだんごと柿の種を食べ暖かいお茶を飲み、トイレを済ませて出発。
この先、宅地開発で街道筋が亡くなっているようなので、正順寺の手前から左折する予定だったが、先ほど見た案内地図では、正順寺のところを直進しても通り抜けることができることと、一里塚跡碑があるようなので直進することにした。
進むと、鈴が台第三公園の先に西國街道一里塚跡碑と一里塚跡説明板あり。
この辺りから、周囲の色付いた山々がとてもきれいに見えた。
楽々園駅の先、海老橋の手前に一里標と説明板あり。説明板は令和4年1月制作となっており、設置されたばかりのようだ。
廿日市市に入ると、右手の擁壁前に大きな西国街壹里塚跡碑あり。
裏面を見ると、元安橋の里程元標から三里とのこと。
先を進むと、廿日市宿。
廿日市市中央市民センターの入口そばに、芸州廿日市御本陣旧趾碑あり。ここから40m戻ったところが本陣跡のようだが、今は何も残っていない。
廿日市市の下水道マンホールふた。カキがデザインされている。
15時25分、JR宮内串戸駅前に到着。
ここから広島電鉄の宮内駅まで歩き、同駅から広電に乗り広電宮島口駅で下車。駅前は宮島行きフェリーに乗る人で混雑していた。駅から3分ほど歩いて16時頃に今日の宿、宮島コーラルホテルに到着。今日は2食付きで予約。全国旅行支援割引(広島では「やっぱ広島じゃ割」)が適用されるので格安で宿泊できるのだが、その分、ワクチン接種証明書や身分証明書の提示が必要で手続きは煩雑。今日は土曜日(休日扱い)なので1,000円分のクーポン券をもらう。
部屋のバスで入浴したあと、18時からホテルの飲食施設で夕食。メニューは瀬戸の彩り華御膳。お酒は、半額で飲める生ビールと、焼酎ロックを注文。品数があり、穴子の釜めしも美味しかった。デザートも付いており大満足。クーポン券が使えたので、酒代はそれで支払う。
前回までに西国街道・山陽道の3分の2ほどを歩き終え、今日から関門海峡を目指して歩き旅を再開。北九州が少しずつ近くなってくるという、これまでの街道歩きでは味わえない感覚がとても新鮮だ。今年1年の締めくくりとなるよう、刺激のある歩き旅にしたい。
今日歩いたルート
西国街道・山陽道歩き旅20日目(その3・1日目) 22022-12-03 / まっさんさんの広島市の活動データ | YAMAP / ヤマップ