昨日は、下関市の永福寺入口に立つ「山陽道・赤間ヶ関街道起終点一里塚跡」碑の前に到達し、西国街道・山陽道を踏破できた。
昨夜は壇の浦の宿に宿泊し、今日は関門トンネル人道を通って北九州に入り、曲里の松並木まで歩き、そして我が家まで歩いて帰る。
今朝は5時15分に起床。テレビ体操のあと7時から2階レストランで朝食(バイキング形式)。荷物を整え、8時20分に海峡ビューしものせきをチェックアウト。
8時30分、下関側の関門トンネル人道入口を出発。
エレベーターで地下に下りて地下道を通り、福岡県に入る。
再びエレベーターに乗って地上へ。8時45分、門司側の関門トンネル人道入口に出る。
ノーフォーク広場、トロッコ列車沿いの道を通り、そして国道3号を進む。
大里本町一丁目交差点からは街道筋が残る細い旧道を進む。沿道には街道に関する石碑や説明板が続く。門司駅前を通り、その先は街道筋が寸断されているため国道199号を進む。
高浜で国道199号を離れ、小倉駅の南側の通りを進む。セントシティ北九州(旧コレット)の建物内を突っ切り、京町のアーケード街を抜けると、右前方に長崎街道の起点、常盤橋が見える。
橋の上から左手を見るとリバーウォーク北九州の大きな建物があり、その中に地図の博物館「ゼンリンミュージアム」がある。街道歩きをする人には、ぜひ行ってほしい施設だ。
常盤橋からは長崎街道の道筋を歩く。道筋の地面の所々には、長崎街道のプレートが埋め込まれており、道筋を示してくれるとともに、歩く人の気分を盛り上げてくれる。
私はこれまでに長崎街道と唐津街道歩きの2度、この道を歩いている。
13時過ぎ、八幡東区高見の商業施設に到着、昼食休憩にする。ラーメン屋に入り、ラーメンとギョーザ、おにぎりのセットを食べる。
近くの公園でトイレを済ませ、歩き再会。
八幡東区東田で都市高速道路の高架下を通り、西本町一丁目交差点の手前にある長崎街道の大きな看板を見る(この看板はJRの電車内からよく見え、私は通勤時によく見ていた)。
元市立八幡病院の建物があったところを右折し進み、国道3号に合流。紅梅一丁目交差点から右斜め前方に分かれる道に入り、JR踏切を渡り、黒崎バイパス高架下をくぐると黒崎宿に入る。
その先を左折し、再び黒崎バイパス高架下をくぐり、JR踏切、国道3号を横断すると、サニーパンやオムレットなどで有名な「シロヤパン」がある。明日の朝食用に買って帰りたかったが、リュックに入れると潰れてしまうと思い断念。
黒崎の商店街の通りに入ると、黒崎宿や長崎街道に関するものがたくさんある。
黒崎宿の西の出入口となる西構口跡。ここを過ぎると、地面に埋められた長崎街道プレートの内容が変わり、次の宿場である木屋瀬宿が出てくる。
15時20分、「曲里の松並木」入口に到着。ここが今日の到着点だ。
ここから歩いて我が家へ。途中、行きつけのスーパーに寄って買物し、16時15分に帰宅。広島駅前を出発し、12日間に渡る歩き旅がようやく終わった。
今日は、トータルで30㎞以上歩いただろう。よく歩いた。でも、我が家に近づく道のりだったので、それほど苦にはならなかった。
帰宅後、入浴しヒゲを剃る。そして夕食、祝杯をあげる。
昨日、西国街道・山陽道を歩き終え、今日は関門トンネル人道を歩き、関門海峡を渡った(くぐった)。そして、門司往還・長崎街道を通って黒崎の「曲里の松並木」入口まで歩き、そのあと我が家まで歩いて帰宅。
今回の歩き旅は、天候に恵まれた。小雨が降ることはあったが、結局一度も傘を差すことなく歩き通すことができた。こんなことは初めてだ。
これで、北は津軽半島の龍飛崎から、南は鹿児島城(鶴丸城)まで本州・九州を縦断したことになる。これまで、よく歩き続けたものだ。
今日歩いたルート
西国街道・山陽道を歩き終えた翌日(門司往還・長崎街道を歩き我が家へ) 2022-12-14 / まっさんさんの北九州市(門司区)の活動データ | YAMAP / ヤマップ