まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2023年1月30日(月) 市職員時代の同期の訃報

11時頃、市職員時代の同僚から電話が入り、T君が亡くなったと知らせてくれた。

 

亡くなったT君は、市職員時代の同期入職で職種も同じ、職員番号も一つ違い。

入職試験のときに席が前後し、その頃から話すようになった仲で、入職後も異動で私が彼の後任になったり、逆に彼が私の後任になったりしたこともある。

私が課長になってからの4年間は、私を補佐し組織を支えてくれた。私の課長時代の成果の多くは彼がやったものだといっても過言ではない。ただ、その頃から病気で少しずつ体調が悪化していった。

私の市職員としての最後の1年間、異動してきた彼と研究所でいっしょに仕事をした。病気が進行し体が効かない中、できることに懸命に取り組む姿が印象に残っている。

何とか定年までは元気に勤めてほしいと思っていたので、残念で仕方がない。

 

葬儀は親族のみで執り行い会葬辞退ということだが、19時以降から弔問可能との連絡が入り、夜、高速バスに乗って小倉の斎場に行く。

バス停から斎場に向かって歩いていると、正面から来る先輩職員とすれ違う。斎場に着くと、弔問に来ていた先客(マスクをしていたので誰かは判別できず)が帰るところのようだった。

受付で名前を名乗ると、奥さんが案内してくれた。話しを聞くと、28日(土)の朝に自宅で亡くなったそうだ。

ご焼香し、T君と最後のお別れをする。棺の中のT君は少し顔がむくんでいたが、とても安らかな表情をしていた。T君に、頑張ったな、お疲れさまと声をかけた。

奥さんとしばしT君との思い出話をしていると、次の弔問客(あとで話しをすると後輩職員だった)が来たので、お暇する。市職員が途切れることなく弔問に来ているようで、対応する奥さんも大変だなと思った。

 

帰りは、市職員時代にいつも利用していた高速バス・ひきの号に乗って帰る。市職員時代も高速バスでON・OFFしていたが、今日も高速バスに乗っている間に気持ちをリセットし、バスを降りる頃には、彼の分も懸命に生きることが大切だという気持ちになる。

 

T君のご冥福をお祈りします。