まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2023年5月4日(木祝) 第12回佐世保-島原ウルトラウォークラリーに参加 完歩

昨日(5/3(水祝)から「第12回佐世保-島原ウルトラウォークラリー」に参加。

 

昨日は、7時10分に自宅を出てバスで黒崎駅へ。特急ソニックに乗り博多駅で特急みどりに乗り換え佐世保駅へ。GWということで、特急みどりは乗客でいっぱい。自由席に座れない乗客が指定席車両まで溢れてきていた。

佐世保駅からは松浦鉄道に乗り中佐世保駅で下車。歩いて数分、11時に受付会場の佐世保市体育文化館横・コミュニティセンターに到着。

受付を済ませ、ゼッケン、点灯ランプ、参加賞タオルをもらう。

更衣室でTシャツの胸部分とリュックサックにゼッケンを取り付ける。本大会のゼッケンは、厚手のビニール生地でできておりとても丈夫だ。ゼッケンには所在地(都道府県・市郡まで記載)と氏名、そして過去の本大会完歩者については完歩回数が赤い★マークで記載されている。過去8回(3回中止)開催されているので、最高8個の★マークが付いている方がいる。

そして、赤いランプが点灯・点滅する尾灯(リアライト)の絶縁シートを引き抜いて正常に点灯・点滅するかどうかを確認し、リュックサックの紐部分に取り付ける。これを付けると24時間歩くぞという気持ちが高まる。

 

手荷物を預ける。スタート会場の新公園には、既に多くの参加者が。気分が更に盛り上がる。

 

11時45分から、スタート地点となっている体育文化館横・新公園で開会式。

来賓は、選挙に当選し新市長になったばかりの佐世保市長。市長から今日の参加者(エントリー数?)は814名と紹介があった。

また、大会実行委員長からは、本大会とは逆に島原から佐世保まで歩くイベントを検討しているとの話しがあり、会場が盛り上がる。

12時、一斉スタート。

本大会は、佐世保から島原まで105㎞を24時間以内に歩くウオーク大会。私は、早期退職した2020年大会に参加申込みをしていたが中止に。それ以降も中止が続き、今回4年振り開催で、初参加となる。

本大会のコースは、私がこれまでに歩いた平戸街道(江迎筋)と長崎街道島原街道沿いを歩くので、ずっと参加したいと思っていた。

今日の靴は、愛靴のジャングルモック(ガンスモーク)。

 

一斉スタートなので、しばらくの間は渋滞し、ゆっくりペースで歩く。また、街なかは信号に引っ掛かりやすいので、なかなかペースが上がらない。

私は、本大会参加に当たりコースを3つに分けた。佐世保から東彼杵までを平戸街道区間東彼杵から諫早までを長崎街道区間諫早から島原までを島原街道区間の3つだ。

 

まずは国道35号を進む。国道202号に入り、9㎞地点の早岐支所バス停待合でトイレを済ませる。この辺りは平戸街道歩きで歩いた記憶がある。県道205号に入ってハウステンボス駅の前を通り過ぎ、16㎞地点の長畑町交差点そばにセブンイレブンあり。セブンイレブン入口に被り物がいたので、写真を撮らせてもらう。

本大会では序盤にエイドがないので、ここで多くの参加者が休憩をとるようだ。私は交差点で信号待ちしている間に持ってきたもみじ饅頭をリュックから取り出して食べた。そばにいた女性参加者から、疲れているときにアンコはいいですよね、と声を掛けられた。

 

ここから幹線道路を外れ、車の通行量の少ない静かで景色のよい道を進む。きつくて長い上りもあるが、一気に歩き通す。

20㎞地点で、袋入りのかき氷(ライチ味)の差し入れあり。

スタート直後から気温が高かったので、このかき氷は喉をうるおし、火照った体を冷やすのに最適だった。

再び国道205号に合流し進む。川棚町に入り、25㎞地点の川棚駅前でトイレを済ませる。

 

東彼杵町に入る。

平戸街道歩きで歩いたところや食事したそば屋さんなどを見かけ、当時のことを思い出す。当時は何を考えながら歩いていただろうか?

 

17時45分、第1CPの東彼杵町総合会館(32.4㎞地点)に到着。

ここでは、菓子パン、バナナ(ふつうのバナナとモンキーバナナ)、飴類、ペットボトル飲料の提供あり。ジャムパンとバナナを食べ、ペットボトルの水をもらっていく。トイレを済ませる。

 

この先から、海沿いの国道34号を進む。大村市に入る。少しずつ暗くなってくる。

 

19時35分、松原SP(42.0㎞地点)に到着。辺りは真っ暗に。

ここでは、菓子パンとモンキーバナナ(ここ以降CP・SPで提供されるバナナは全てモンキーバナナ)、飴類、ペットボトル飲料の提供あり。じゃりパンとモンキーバナナを食べ、ペットボトルの水をもらっていく。トイレを済ませる。

 

歩いていると、大牟田から参加したという70歳の男性から声を掛けられる。私のゼッケンを見て北九州在住ということで、声を掛けたようだ。その方は、昔、仕事の関係で北九州市に住んでいたことがあるとのこと。本大会には過去6回参加し全て完歩しており、ゼッケンには6個の★が付いていた。この方は、声と話し方がNHKきょうの料理」で司会をしている後藤繁榮さんに似た、温和で優しい話し方をする方で非常に好感を持った。

ポツポツと雨が降り始めるなか、その方と互いの話しをしながら、次のCPまでいっしょに歩く。大村市の街なかを歩いていると、長崎街道歩きで宿泊したホテルがあった。

 

21時15分、第2CPの大村市役所(50.1㎞地点)に到着。まだ半分も歩いていない。

ここでは、おにぎりとカップみそ汁、カップ麺、菓子パン、モンキーバナナ、飴類、ペットボトル飲料の提供あり。おにぎり3個(何個食べてもよいと言われたので)、カップみそ汁、モンキーバナナ2本を食べる。十分な腹ごしらえができた。トイレを済ませる。

 

56㎞地点、鈴田峠手前の駐車場トイレで用を済ませる。ここで、ウインドブレーカーを着る。

鈴田峠を越えると、諫早市に入る。

ここから、しばらくの間は、むちゃくちゃ眠くてきつかった。鈴田峠を越え下りに入ると、前方を歩く参加者に居眠りしながら付いて歩いた。眠気を通り越し、諫早駅の前を通り、その先で長崎街道歩きで最後に宿泊したホテルの前を通る。

 

小雨から弱雨の雨が降る中、23時35分、諫早SP(62.3㎞地点)に到着。

雨に濡れて体が冷えてきたので温かいものが欲しかったが、ここには置いてないとのこと。ここでは、おにぎり、菓子パン、インゼリー、栄養ドリンク、飴類、ペットボトル飲料の提供あり。おにぎりを食べ、ペットボトルの水2本をもらっていく。トイレを済ませる。

温かいものがなく、テントからトイレまでが遠く、また雨が降り続ていることもあり、このときが本大会で最もイライラしていたように思う。

 

気持ちを切り替えて出発。国道57号を進む。いよいよ島原街道ルートに入る。雨は決して強くはないが止む気配はない。天気予報では、雨は降らない、降っても降水量0mとあったので、レインスーツ上下をリュックに入れてこなかったことを後悔する。

ここからは一人歩きが主で、他の参加者を見ることがめっきり少なくなる。でも、コースは幹線道路が主で、要所には民間警備員の方が立っているので、道を間違える心配はなく一人歩きでも安心だ。

 

5/4(木祝)0時10分、第3CPの森山支所(73.0㎞地点)に到着。

大分濡れてしまった。ここで、ようやく温かいものにありつけた。ここでは、カップみそ汁とモンキーバナナ2本を食べ、ペットボトルの水2本をもらっていく。

これ以降、自宅から持ってきたキャップ付き大容量のアミノバイタルを少しずつ摂取する。トイレを済ませる。

 

雲仙市に入る。

 

3時25分、古部SP(82.5㎞地点)に到着。ようやく80㎞に到達。少しゴールが見えてきたと感じる。

体が冷えているので、ここでは、熱々のお湯をもらって飲む。夜を徹して歩くイベントでは温かいものは欠かせない。トイレを済ませる。

 

夜が少しずつ明けてきた。島原街道歩きで宿泊したホテルの前を通る。

 

91㎞地点、尾茂浜の公衆トイレで用を済ませる。

 

最後の島原市に入る。ようやくここまで来たかという感じ。

 

6時05分、第4CP(95.7㎞地点:最後のCP)に到着。ゴールまで残り10㎞を切った。

ここでも、熱々のお湯をもらって飲む。トイレはコンビニに入らないとないので、パスして先を進む。

 

大三東(おおみさき)駅の前を通る。同駅前にトイレがあるのは島原街道歩きの際に利用したこともあり分かっていたがパス。また、大三東駅は『日本一海に近い駅』として有名で写真を撮りたかったが、足が動かなくなってきたのでパスしてゴールを目指す。

 

7時40分過ぎ、ゴール地点の島原城に到着。何とか20時間を切ることができた。

ゴール後、完歩証を受領し、記念撮影。

本大会では、コース図というものは配布されない。その代わり、迷いそうな道に民間警備員が立ち誘導する仕組み。地図を見なくていいので、その点は楽だった。

 

ゴールそばの森岳公民館が手荷物受取場所、休憩・更衣室になっている。男子休憩・更衣室は2階で、ここは私が松尾卓次さんの講演を聞いたところだ。とても懐かしい。

服を着替え、無料のカップ麺を食べ、帰り支度をし、ようやく落ち着くことができた。

 

公民館から10~15分歩いたところに、ゆとろぎの湯という温泉施設があり、本大会参加者はゼッケンを見せると入浴料が50円引きになるとのこと。

8時30分過ぎに公民館を出て、歩いてゆとろぎの湯に向かう。

ゆとろぎの湯で入浴し、汗を流す。とても気持ちが良かった。風呂上りにソフトクリームを食べ、炭酸飲料を飲み、体を冷やす。しばらくここで寛ぐ。

ゆとろぎの湯を出て、アーケード街に入ると、島原街道歩きでここを歩いたことを思い出す。

食事ができるところを探していると、喫茶ケルンという洒落た喫茶店があり、モーニングがあるようなので入店。同じウォークラリーに参加した方が2組、先客でいた。

モーニングを注文し、食べる。お腹が空いていることもあり美味く、サイフォンで入れたコーヒーもとても美味かった。喫茶店でコーヒーを飲むのは本当に久しぶりだ。帰り際、女将さんから観光ですかと聞かれ、105㎞ウオーク大会に参加し佐世保から島原まで歩いてきたと回答。とても驚いていた。いいお店で食事ができてよかった。

 

島原駅に向かう途中、島原街道歩きの際にかんざらしを食べた店の前を通る。店は開いてなかったが、ちょうど店の前の井戸で水を汲んでいる人がいたので、私も持っていた水筒に入れて持ち帰る。

 

島原駅前から、11時40分発の高速バス・島原号に乗車し、高速基山で下車。小腹が空いたので基山PAで角煮まんを買って食べる。PAも家族連れでいっぱいだ。高速基山からは出島号に乗り、16時15分に帰宅。

コンビニに行き買物し、帰宅。

 

昨日から、4年振り開催の「第12回佐世保-島原ウルトラウォークラリー」に参加。

出発時は晴天だったが、徐々に曇りになり、夜に入ると雨が降り始め、結局ゴール直前まで降り続くことに。
足に疲労が蓄積しボロボロの状態での参加。記録は目標タイムを切り、いい順位でゴールできたことはとても嬉しいが、ボロボロの体に鞭打って無理して歩いている面もあり、少し反省。

でも、初めての105㎞ウオーク。自分がかつて歩いた街道歩きの道筋を歩くことができ、いい思い出ができた。

 

歩いたコース(GPSの調子が悪かったのか、途中から軌跡がうまくとれていません)

第12回佐世保ー島原ウルトラウォークラリー 2023-05-03 / まっさんさんの佐世保市(中央エリア)の活動データ | YAMAP / ヤマップ