まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2024年10月14日(月祝) 第5回ふるさと岐阜清流ウォークを振り返る

10/12(土)から13(日)にかけて、岐阜県岐阜市で開催の「第5回ふるさと岐阜清流ウォーク」の100㎞コースに参加した。

 

10/12(土)は、9時15分に自宅を出て、バスに乗り黒崎へ。バスの車中から、歩道を歩くたくさんの人を見かけた。駅に着くと、JRウオーキングが開催されていることを知る。

 

黒崎駅からJRに乗り小倉駅へ。小倉駅からは新幹線のぞみで名古屋駅へ。3連休の初日ということで、岡山駅からは満席。車内でコンタクトレンズを装着。

名古屋駅からJR東海道本線に乗り、岐阜駅で下車。岐阜駅前からは岐阜バスに乗るのだが、バス停はふるさと岐阜清流ウォーク参加者で長い列。菅生6丁目バス停で下車。

バス停から数分ほど歩き、16時、会場となるデイサービス・グループホーム静春の駐車場に到着。

 

受付で引換券を見せて参加者チェックをしたあと、参加料を支払う。

参加料は1,000円で、支払いは当日現金支払い。能登半島地震復興支援イベントということで、参加費全額を能登半島地震被災地に寄付するとのこと。そこで、参加者チェックの横には透明なアクリル板でできた募金箱が置いてあり、そこに参加者が直接、参加料を入れる仕組み。その他、参加料以外にも寄付をする人はその分を入れることができる。私は、最初に参加料として1000円札を1枚入れ、そのあと寄付としてもう1枚募金箱に入れた。

本大会は、主催者(医療法人)が運営費用全てを負担するチャリティーウオークイベントということのようだ。

そのあと引換券を渡し、ゼッケンと参加記念品のTシャツを受け取る。ゼッケンを安全ピンでリュックサックに取り付け、自宅から持ってきたバナナとチーズを食べ、ライト類(ヘッドライト・懐中ライト・後方点滅ライト)を装備したあと、施設建物内の預け場所にて手荷物を預ける。

 

本大会は、民間の医療法人梅田クリニックが主催。種目は、100、65、35そして10㎞の4つのコースが設けられており、私は100㎞に参加。

16時40分から出発式。主催者を代表して理事長の次男さんが挨拶。

すぐそばに、4年前のしおや100と2年前の行別100に参加したときに見かけたことのある、いつも全員完歩ののぼり旗を掲げて歩く男性がいたので、思わず声をかける。今日は、65㎞コースに参加のようだ。そういえば、受付のところで、この方のもうひとつのシンボルマークである全員完歩リボンをもらったのに、そのときは気付かなかったようだ。

17時、100㎞と65㎞の参加者が、デイサービス・グループホーム静春の駐車場を出発。

靴は、先週の瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチと同じ、ジャングルモック(ピューター)。リュックサックはトレランザック。服装は、上は半そでメッシュシャツの上にTシャツ。両腕にアームカバー。下はコンプレッションタイツに夏ズボン。帽子はいつもウオーキングでかぶる丸帽子。

 

19時、第1CPの藪川橋(10.9㎞地点)に到着。各CPとゴール地点では、スタッフがゼッケンの記入欄にひらがな1文字を記入してくれ、それがCP通過の印となる。その文字を繋げると一つのことば(フレーズ)になる。

 

20時、第2CPの三町大橋(17.0㎞地点)に到着。

ここは夕食地点になっており、弁当とみそ汁、お茶(500mLペットボトル)の提供あり。弁当は焼肉、中華、和食の3つから選択。1番人気は焼肉弁当で残りは4個ほど。私も焼肉弁当にしようと思ったが、和食の2段弁当に魅かれ、それを選択。和食弁当は割烹宮房の弁当で、蓋を開けると超豪華な内容でビックリ。小分け容器に一つ一つの食べものが盛られており、だし巻き卵や肉のしぐれ煮、魚の照り焼きなどとても美味しく、デザートも杏仁豆腐とゼリーが入っており、大満足。

夜に入り、少し肌寒くなってきたので、ウインドシェルを着る。CPそばのトイレを利用し、20時20分に出発。

 

静かな道を進む。夜空は晴れており、月は半月だがくっきりと、そして星がきれいに見える。スマホで月を撮影していると、そばを歩いていた男性参加者から声をかけられる。しばらくの間、その方と話しをしながら歩く。その方は、北海道の札幌から参加しており、アクトレップ主催のUWに何度も参加している。8月に開催され、私も参加した中山道木曽路UWにも参加していたようだ。体幹がしっかりしており、とても安定した歩き方をする方で、私よりも健脚のウオーカーだ。

出発式の主催者あいさつでは、参加者は北は北海道から南は九州まで広い範囲からという話しがあったが、その2人がいっしょに歩いているのも何かの縁かもしれない。

 

22時10分、右手にあった公園のトイレを利用。

その先で、中山道の宿場である赤坂宿を通過。4年前の中山道歩き旅で歩いた場所だ。

 

23時10分、第3CPの大垣公園(35.8㎞地点)に到着。ここでは、ミカンとバナナ、お茶の提供あり。ミカンとバナナを食べ、水筒にお茶を補給。深夜になったが、少し暑さを感じ、ウインドシェルを脱ぐ。公園内のトイレを利用し、23時20分出発。

 

出発すると、前方には誰もおらず、またコースを示す矢印標識が見当たらないので不安になり、キョリ測アプリに入れてきた自前のコースマップを見ながら進む。

あとで聞いたのだが、札幌の方はここでコースを見失い、コースアウトしたとのこと。

 

国道258号を南下。月を撮影。

 

日付けが変わり0時20分、第4CPの名神高速大垣インター(41.6㎞地点)に到着。紙コップに入れてくれたお茶を飲み、直ぐに出発。

 

市街地を外れ、暗い道をぽっち歩き。交差点で誘導するスタッフの方から「大丈夫ですか?」と声をかけられ、夕食に豪華な弁当をいただいて食べたのでまだまだ元気ですと答える。


2時10分、第5CPの岐阜羽島駅(51.7㎞地点)に到着。紙コップに入れてくれたお茶を飲み、水筒にお茶を補給してもらう。

すぐ先にある駅前の公園トイレを利用し、行動食の入れ替えをする。14時17分、出発。

 

3時45分、道の駅柳津のトイレを利用

4時15分、第6CPの岐阜県庁広場(61.2㎞地点)に到着。紙コップに入れてくれたお茶を飲み、直ぐに出発。

4時50分、鏡島大橋(長良川)を渡る。

 

5時に第7CP、スタート地点のデイサービス・グループホーム静春駐車場(65.0㎞地点)に到着。スタッフが出迎えてくれる。平坦なコースだったので、65㎞を12時間で歩くことができた。

ここは朝食地点になっており、施設建物内に入ると朝食がふるまわえた。内容はおにぎり2個、たくあん、みそ汁、そして温かい麦茶。みそ汁は赤だし。歩き終えた体にみそ汁が沁みる。食事のあと、テーブルに並んでいたミカンと柿をいただいて食べる。そして、温かいお茶を2杯おかわりする。体と胃が温かくなり、元気が戻る。

金華山山頂のCP設置のため再スタート時間の7時45分まではスタートできないので、建物内でゆっくりと休みたいところだが、このあとも続々と参加者が戻ってくるだろうから、外の駐車場に持ってきたレジャーシートを敷いて休むことに。

5時30分を過ぎ、徐々に空が明るくなってくる。スタッフ以外には人がいないので、メッシュシャツ、タオル、Tシャツを着替える。山登りに備え、両膝にサポーターを装着。寒さはそれほど感じないが、体を冷やさないよう、その上から襟付き長袖シャツとウインドシェルを着て再スタートを待つ。

続々と100㎞と65㎞参加者が戻ってくる。

駐車場で休んでいると、私同様、建物内の雰囲気に馴染めず外に出てきた男性参加者が声をかけてくれた。

7時を過ぎると、今日スタートの35㎞コース参加者が来始める。そして、再スタートする100㎞参加者が建物から出てくる。襟付き長袖シャツを脱ぐ。施設内に入り、小水筒に温かい麦茶を入れてもらう。スタッフの男性の方には、麦茶のおかわりや小水筒への補給で何度もご迷惑をかけてしまったのに、丁寧に対応していただき、ありがとうございました。

 

7時45分、静春を再スタート。今日は2つの山を登る上り下りの激しいコースだ。

思ったよりも暑いので、スタート直後にウインドシェルを脱ぐ。

65㎞歩いた疲れをあまり感じなかったので、速足で進む。大縄場大橋を渡り、長良川河川敷を進む。

川原町という格子戸のある古いまちなみの残る通りを進む。

 

8時35分、第8CPの岐阜公園(70.2㎞地点)に到着。CPそばのトイレを利用。ここまでは速足で一気に歩いてきたが、ここから先はゆっくりと進む。

岐阜城の説明板

七曲り登山道の入口。ここからは、金華山山頂に向かう急な登り。

そして、大きな不揃いの石段を登る。参加者以外にも多くの方々が登り、向こう側からは下ってくる。歩くのにいい気候になってきたので、多くの方々が金華山に登っているようだ。

登りが苦手は私はペースが遅くゆっくりとした登れないので、他の参加者にどんどん追い抜かれる。

 

山頂まであと少し。

9時20分、岐阜城のある金華山山頂に到着。山頂が第9CP(72.4㎞地点)なのだが、スタッフの到着が遅れCPの設置が間に合わず、ゼッケンへのチェックはなし。

山頂から見える長良川岐阜市街の眺望は素晴らしい。

石段を下り、その先の舗装路を一気に下る。

 

9時50分、第10CPの岩戸公園(74.4㎞地点)に到着。

ここは昼食地点になっており、ソーメンとまい泉ヒレかつサンド、水(500mLペットボトル)の提供あり。

ブルーシートに座り、下ってきた金華山を見ながら食す。美味い。

10時に出発。その先の公園駐車場トイレを利用。

 

ここからしばらくは平地を進む。日差しが強くて暑く、体力を奪われる。

10時40分、鵜飼い大橋(長良川)を渡る。眺望が素晴らしい。

 

長良川沿いの県道94号を東進し、長良古津交差点を左折すると、道が上り始める。

11時30分、ながら川ふれあいの森のゲートに到着。ゲートそばのトイレを利用。

ここから長い長い、本当に長い登り道が続く。

111時55分、白山展望広場に到着。眺望が素晴らしい。

その先で、ようやく頂上辺りに着いたと思ったら、そこから左手にある階段進み、急坂を登る。なかなか頂上が見えず、脚が動かないなか、ゆっくりゆっくりと登る。

12時15分、ようやく第11CPの百々ヶ峰(とどがみね)山頂(標高418m:86.2㎞地点)に到着。

百々ヶ峰は長良川を挟んで金華山の対岸にある。山頂にある展望台からの眺望は絶景。

提供されたお茶を飲み、水筒にもお茶を補給してもらい、12時20分に出発、下山。

 

12時55分、第12CPの三田洞弘法(90.4㎞地点)に到着。紙コップに入れてくれたお茶を飲み、直ぐに出発。

13時、白山神社前のトイレを利用。

ここからは日陰が全くなく、強い日差しを我慢しながら歩く。

 

14時、最後のCPとなる第13CPの長良川公園(95.4㎞地点)に到着。提供されたお茶を飲み直ぐに出発。

長良川河川敷の道を進む。川の向こう側には金華山岐阜城が見える。

日差しと地面からの照り返しでめちゃくちゃ暑い。

河川敷から河川堤防に上がる地点には誘導のスタッフが立ち、大きく手を振って迎えてくれた。日差しが照り付けて暑いなか、感謝感謝。

 

14時45分、ゴールのデイサービス・グループホーム静春駐車場に到着。多くのスタッフが出迎えてくれた。再スタート後の35㎞は7時間で歩くことができた。

最終Cを受け、完歩証を受領。各CPとゴール地点においてスタッフがゼッケンに記入してくれた14文字をつなげると、「ふっこうのあついねがいこめて」になる。

ゴール地点では、食べ物・飲み物のふるまいあり。ただ、帰りのバスの時間が迫っており、コーラを2杯(プラコップに氷を入れて提供しており冷たくて美味かった)いただいて飲んで渇きをいやし、そのあと施設に入り預けていた手荷物を受け取る。ゴールした方はまだ少なく、施設内には朝に声をかけてくれた男性とそのグループの人たちがいた。この人たちは皆、健脚で、先頭を歩いていた人たちだ。私のすぐあとにゴールした女性もこの人たちのグループで、女性のなかで1番早くゴールしたようだ。人が少ないうちに着替えを済ませる。

帰り支度を終えたのち、駐車場に戻り、ふるまいの食べ物をいただく。炊き込みごはんと具だくさんのみそ汁2杯を食べる。とても美味く、疲れた体に沁みわたる。時間があれば、もっと食べていただろう。スタッフの方からもおかわりを勧められたが、バスの時間が迫っていることを伝え辞退する。焼きそば(パック入り)も食べたかったが、時間がないのでもらっていくことに。

夕・朝・昼食に加え、ゴール後のふるまいでもたくさんの食べ物・飲み物の提供があり、体も心も満たされた。

 

スタッフの方にお礼のあいさつをし、帰途につく。

会場そばの西島町バス停に並ぶ。バス停には、健脚グループの人たちが並んでいた。そして、前夜いっしょに歩いた札幌の男性が私の後ろに並んだ。今夜は名古屋で一泊するようだ。

岐阜バスに乗り岐阜駅前へ、岐阜駅からはJRに乗り名古屋駅へ。名古屋駅売店で駅弁とレジ袋を買うと、女性店員が、私が焼きそばの入ったパックを持っていたのを見て、レジ袋を大き目のものにし、そして駅弁の上に倒れないようにていねいに焼きそばパックを重ねて入れて渡してくれた。店員の方の気配りに感謝。

名古屋駅16時41分発ののぞみに乗車。時間変更のできる新幹線を予約しておけば会場でもっとゆっくりと楽しめたのだが、今回は交通費を安くするため時間変更できない格安きっぷにしたので、帰りはバタバタになってしまった。残念。

のぞみ車内は満席だったが、岡山駅で高校生(だと思う)の団体客が降り、ガラガラに。小倉駅からJRに乗り、黒崎駅で下車。駅前のコンビニで買い物したあとバスに乗り、21時過ぎに帰宅。

 

10/12(土)13(日)、岐阜県岐阜市で開催の「第5回ふるさと岐阜清流ウォーク」100㎞コースに参加した。

医療法人梅田クリニックという民間企業が主催(公的機関の共催・後援などはなし)するウオーク大会。能登半島地震復興支援イベントということで、参加費は全額、能登半島地震被災地に寄付するとチャリティーイベント。参加費は1,000円で募金箱に入れる仕組み(参加費以外にも寄付として入れることができる)。

食事の提供もあり。100㎞コースは夕食、朝食、そして昼食の3回。さらに、ゴール後には、おかわり自由の食べ物や飲み物のふるまい。
チャリティーという枠を超えた地域のお祭りのようなイベントだった。

100㎞コースは、夕方にスタートして65㎞の平地の道を周回しスタートに戻る、そして翌朝再スタートからの35㎞の2つの山の登頂を含む山道を周回しスタート地点に戻ってゴール。
バラエティーに富んだコースで、特に再スタート後の山道はとてもきつかったが、歩き応えのあるコースで楽しかった。

本イベントは、以前は2年ごとに開催していたようだが、コロナ禍もあったので、今回は2018年以来6年振りの開催のようだ。今回、ラン・ウオーク大会申込みサイトでたまたま見つけて参加したが、興味深くて、めっちゃおもしろいウオークイベントだった。
次回はいつ開催されるか分からないが、次回もまた参加したいと思わせるイベント。

開催に向けて尽力された主催者、スタッフの皆さん、開催してくれてありがとうございました。また、開催当日の運営に携わったスタッフの皆さんの明るさには、たくさんの元気をいただきました。お世話になりました、ありがとうございました。
いっしょに歩いた参加者の皆さんからは、たくさんの刺激をもらい、2つの山を登りきることができました。本当にお疲れさまでした。

 

本大会で歩いたコース

第5回ふるさと岐阜清流ウォーク 2024-10-12・13 / まっさんさんの金華山・洞山・舟伏山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 

今朝は8時15分に起床。洗濯機を2回回し、その間に朝食。

昼食。

夕食。

YAMAPの活動日記を見ると、ふるさと岐阜清流ウォークと同日開催の行橋~別府100キロウォーク、中山道木曽路ウルトラウォーキングは、日中は暑かったようだが雨が降ることもなく、完歩率は高いようだ。よかった、よかった。