まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2024年3月16日(土) 第18回日向往還歴史ウォークin山都町~めざせ通潤橋コース~

今日と明日の2日間、熊本県山都町で開催の「第18回日向往還歴史ウォークin山都町」に参加。

 

集合場所近くに宿が少ないこと、そして公共交通機関でのアクセスがいまひとつなので、自家用車で行くことに。

そのため、今朝は4時前に起床。昨日までは日向街道歩きの疲れがとれていなかったが、昨日は早く寝たので、大分回復。朝食のあと、服を着替え、準備をし、5時40分に自宅を出発。

北九州都市高速九州自動車道を通って熊本方面へ。途中、北熊本SAでトイレ休憩。同SAはまだ工事中。嘉島JCTから九州中央自動車道へ。

先月、山都通潤橋ICまで延伸されたので、ICを降りて直ぐ、7時50分に集合場所である通潤橋前駐車場に到着。

通潤橋ミエルテラス前において、健康チェックのあと参加費を支払い、そして受付でゼッケン、ウオーキングマップなどを受け取る。

 

通潤橋前駐車場からスタート地点の鼎春園(ていしゅんえん)までは、受付を終えた人から順次、シャトルバスに乗って移動(移動時間20~25分)。鼎春園では、地元の方が熱いお茶や温かい豆乳でもてなしてくれた。

9時05分から鼎春園にて出発式。御船町の鼎春園がスタート地点なので、御船町長があいさつ。

 

9時15分頃、鼎春園をスタート。

本ウオーク大会は、私が2021年3月に歩いた日向往還のうち、鼎春園~通潤橋~馬見原の区間を歩くツーデーイベント。

私が2020年3月末に市職員を退職する際、多くのウオーク大会に参加申込みしていたが、コロナ感染拡大に伴い2020年3月以降のウオーク大会は全て中止になった。本大会もその一つで、昨年4年振りにワンデー開催されたが、明石海峡大橋大鳴門橋を歩いて渡ることができる2橋ウォークと日にちが重なってしまい、参加を見送った。今回は、従前どおりのツーデー開催で、初めての参加をとても楽しみにしていた。

本大会は、ツーデー開催だが、1日ごとに申し込みが必要で、参加費も1日ごとに設定されているのが特徴。参加費には昼食代も含まれている。

今日歩くコースは、めざせ通潤橋コースということで、御船町の鼎春園をスタートし、山都町の国宝通潤橋を目指す約20㎞のコース。

今日は晴天で気温が上がるので、服装は、下は加圧タイツに薄手の夏ズボン、上は長そで加圧シャツにTシャツ、長袖の襟付きシャツ。

リュックサックは、いつもウオーク大会で使っている15Lザックではなく、トレラン用ザックをウオーク大会では初めて使用。靴は、メレルのジャングルモック(オリーブ/オレンジ)。

 

歩き始めると、予想以上に暖かく、早々に長袖の襟付きシャツを脱ぐ。

コースは、私が歩いた日向往還の道筋とほぼ同じルートをトレースしているので、歩きながら当時のことをいろいろと思い出す。

 

八勢眼鏡橋

眼鏡橋を渡った先には、八勢の石畳が続く。

歴史ウオークなので、大会用にこのような説明板が設置されていることはとてもよいことと思う(関心があるのは私ぐらいかもしれないが・・・)。

 

コース上には、要所に矢印標識と赤いのぼり旗が設置されており、最後まで迷うことななかった。

 

林間の道を抜け、9時45分頃に最初の接待所に到着。炒った銀杏とふかしたサツマイモがとても美味く、お茶を飲みすぎる。

 

山都町に入り、九州中央自動車道の跨道橋を横断した先、10時30分に長谷の休憩所に到着。地元の方が、漬物や果物、菓子を持ち寄っており、いろんなものが並び、どれをいただこうか迷ってしまう。トイレを済ませ、出発。

 

矢部ゴルフ場に突き当たる。本当の街道筋はゴルフ場のなかを通るのだが、それはできないようなので、ゴルフ場の周囲を迂回する。迂回したルートは私の日向往還歩きとだいたい同じ。

山都町に入ると、このような日向往還道標が曲がり角など要所に設置されており、歩く人の道しるべになっている。

 

11時45分、金内橋そばの金内菅原神社の休憩所に到着。ここは昼食場所になっており、ちらし寿司と具だくさんのみそ汁の提供あり。おかわりができ、それぞれ2杯ずつ食べてお腹いっぱい。

食事を終え、休憩所そばから石造りの眼鏡橋である金内橋を眺める。橋を眺めながら、当時は何を考えながら、何を思いながら歩いていただろうかと、つかの間、物思いにふける。

トイレを済ませ、12時15分に出発。

 

信号交差点を渡った先のY字路に、日向往還道標がたっている。

街道筋は左側の道なのだが、今日のコースは右側の道を進む(写真は右側の道を写している)。この先には九州中央自動車道が開通し、街道筋をふさいでいる。右を進む理由は先を進んでみて分かった。九州中央自動車道の下をトンネルで横断するのだが、そのトンネルが右側の道の先にしかないからだ。

左側に進んでも自動車道沿いに迂回する道がありトンネルの入口には出るものの、旧街道筋が改変される様子を実感し、少し物悲しくなる。でも、街道筋が完全に寸断されないだけでもよかった。ここを寸断されると相当大回りしなければならなくなる。

 

12時50分、原の休憩所に到着。ここのスタッフは私より年下の女性ばかりで、私のトレランザックやトレランザックに入れていた行動食に興味を持ち、いろいろと聞いてくるので説明をする。また、話しを聞くと、昨年大会は通潤橋から馬見原までのコースでの開催でここは入っておらず、この地域の方々にとっては今年は5年振り開催ということで、皆さん、とても張り切っておられた。出発する際、来年もまた来てくださいと言われた。トイレを済ませ、出発。


13時35分、老人ホーム浜美荘の前を通る。トイレ使用可の貼り紙があったので借りる。用を終えると、ホームの職員の方から、外に冷たいお茶も用意してあるので飲んでいってくださいと言われ、よく冷えたお茶をいただき出発。今日は、休憩所でお茶をたくさんいただいたので、その分トイレも近い。

 

山都町の中心部に入る。

ここは、私が2021年歩き旅の際に昼食をとったラーメン屋さん(だと思う)。

 

14時05分、通潤橋ミエルテラス前にゴール。

アンケート用紙に記入し、提出。ミエルテラスで通潤橋サイダーを買って飲みながらひと休みし、14時30分に会場を出る。

 

15時10分、今日の宿、ごかせ温泉森の宿木地屋にチェックイン。ここは、2021年日向往還歩き旅4日目に宿泊した宿だ。今日の部屋は別館1階。

温泉に浸かったあと、18時から本館1階レストランで夕食。会席料理。小鉢の菜の花のお浸しがとても美味かった。昼食のときもちらし寿司の上に菜の花が載せてあったのを思い出す。2021年のときは1品1品出てきたので、熱いものを熱いまま食べることができたが、今日は焼物(山女魚の塩焼き)と揚物(白魚のかき揚げと野菜の天ぷら)、蒸物(茶碗蒸し)の3品がいっしょに出てきたので、どれから食べるか迷ってしまった。でも、今日は酒を飲みすぎないように注意していたので、一度に出てきてよかったと思う。でも、食事自体は今日も大満足で美味かった。

 

今日は、熊本県山都町で開催の「第18回日向往還歴史ウォークin山都町~めざせ通潤橋コース~」に参加。

私が2021年3月に歩いた当時のことをいろいろと思い出しながら、楽しく歩くことができた。また、昨年9月に国宝に指定された通潤橋を間近に見ることがきて満足。

明日は天気が下り坂。どんな歩きになるか楽しみだ。

 

今日歩いたコース

第18回日向往還歴史ウォークin山都町~めざせ通潤橋コース~ 2024-03-16 / まっさんさんの山都町の活動データ | YAMAP / ヤマップ