まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2022年7月18日(月祝) 第2回やまぐち萩往還マラニック&ウォークを振り返る

昨日参加した「第2回やまぐち萩往還マラニック&ウォーク」のマラニック65㎞を振り返る。

 

4時にホテルをチェックアウトし、歩いて会場へ。

4時5分頃、会場に到着。会場近くの宿に泊まれたので良かった。

受付は昨日だったので、今日は検温のみ。佐々並エイドに送る荷物を預け、そのあと会場に置いておく手荷物を預ける。

 

4時30分から1分弱の間隔でウェーブスタート。私は4時40分にスタート。

コースは、湯田温泉(湯田自動車学校)から萩(萩往還梅林園)まで、旧街道の萩往還を往復する65㎞。制限時間はネットタイムで15時間。申込者数は400人。

 

スタートし市街地を走っていると、徐々に明るくなってくる。

 

天花橋を渡ると上りに。左手に一の坂ダムが見えるが、周囲は少し霧がかかっている。錦鶏湖のそばを進む。

 

前方に石畳。いよいよ険しい上りが始まる。

石畳道を上り、県道62号を横断し進むと、一の坂御建場跡 (六軒茶屋跡)。

その先に一ノ坂一里塚跡(復元された一里塚)。

もう一度県道62号を横断し、上ると板堂峠でここが萩往還最高地点(標高545m)になる。

 

板堂峠を越えて下ると県道62号に合流。その先は急な下りで思わず全速力で駆け下ってしまう。6時50分、11.4㎞地点のエイドステーション(夏木原キャンプ場)に到着。バナナと飲み物、飴をいただく。

ここには仮設トイレが設置されており、併せて仮設の洗面台も設置されていた。ここでトイレを済ます。

 

ここから先の県道62号も下りが続く。途中、右手に上長瀬一里塚あり。この一里塚はほぼ原型をどどめる一里塚とのこと。

左の写真の左側に、全国各地でよく見かける青色の歴史の道標識が見える。萩往還の街道筋にもこの青色標識がいっぱい設置されおり、歩き人にとっては大助かりだ。

 

日南瀬の石風呂と休憩所がある前を通り、その先、橋を渡った先のT字路は左折しなければならなかったようだが、私は前を走っていた人につられて右に進み国道262号に合流してしまった。帰りのコースが行きと違っていたので、帰宅してYAMAPの軌跡を確認したところ気付いた。

正しいコースは、橋の先を左折し、しばらく進んだ先で国道262号に合流する。

 

宮ノ峠から国道262号を右に分岐し進むと、右手に市頭一里塚跡あり。

その先、佐々並に入ると、古い趣きのある建物が立ち並ぶ町並みが目に飛び込む。佐々並市の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているようだ。

7時55分、18.7㎞地点のエイドステーション(佐々並)に到着。飲み物と飴、バナナ、山口夏みかんきららゼリーをいただく。中でも、ゼリーがとても美味しくて、このあとも置いてあるエイドステーション全てでいただく(2個いただいたエイドもいくつかあり)。

ここにはスタート地点で預けた荷物が届いているので、その中に入れておいた冷凍スポーツドリンクをリュックサックに移しかえ、そしてトイレを済ます。

また、熱中症対策のため、氷水の入った大きなバケツが用意されており、私も首筋に水をかけ体を冷やした。

エイドステーションを過ぎると直ぐにCP1。

 

千持峠を越える。

 

千持峠を過ぎると、前方からウォーク33㎞の先頭を歩く人にすれ違う。このあとも次々とウォーク参加者とすれ違うが、その中には走っている人も多くおり、なぜマラニックに参加せずウォークに参加したのだろうと疑問に思ってしまった。

 

8時45分頃、新茶屋の辺りだと思うが、マラニック100㎞の先頭を走る人に抜かれる。ここまで60㎞ほど走っているのに、走りが軽快でびっくりしてしまう。

 

9時、24.2㎞地点のエイドステーション(釿切)に到着。飲み物と飴をいただく。

 

この先、釿切から明木市までが一升谷。

9時06分、一升谷十合目(一升)となる五文蔵峠(標高346m)に到着。ここから先は長い下りで、十合目と同様、九合目から一合目までの各地点にも石標が立っている。一升谷の下りを駆け下る際、ウォーク33㎞の参加者と多くすれ違った。

9時38分、明木市に入る。

9時40分、28.3㎞地点のエイドステーション(乳母の茶屋)に到着。飲み物と飴、バナナ、エネルギーゼリーをいただく。

 

ここから折り返し地点の萩往還梅林園までは、今年5月に参加した「第4回赤間関街道中道筋マラニック大会」で通った道だ。

 

木橋を渡り、県道32号高架下をくぐり、その先で林間に入り、上り道を進む。

悴坂御駕籠建場跡を過ぎ、県道32号に合流。少し先を右に分岐し、下り道を進む。

 

10時40分、32.8㎞地点のCP2を通過し、折り返し地点・エイドステーション(萩往還梅林園)に到着。飲み物と飴、バナナ、萩小町ちくわをいただく。自販機でスポーツドリンクを購入し、トイレを済ます。10時55分、萩往還梅林公園を出発。

 

11時45分、37.2㎞地点のエイドステーション(乳母の茶屋)に到着。飲み物と飴、バナナをいただく。トイレを済ます。

 

ここから一升谷の上りだ。

11時57分、一升谷の上り口。やはり上りはきつい。緩やかな所は走ったが、ノルディックウォークの参加者たちにあっという間に抜かれてしまう。

12時50分、一升谷十合目に到着。

12時55分、41.3㎞地点のエイドステーション(釿切)に到着。飲み物と飴をいただく。

釿切から明木市まで、行きは約30分、帰りは約1時間かかった。

この辺りで右足の付け根とヒザが痛くなり、この先、下り道を進むのに苦労することになる。

 

CP3を通過し、14時05分、46.8㎞地点のエイドステーション(佐々並)に到着。飲み物と飴、バナナ、山口夏みかんきららゼリー、そして塩パンをいただく。このエイドに届いていた荷物をゴール地点行きとして預け直し、そしてトイレを済ます。

 

15時05分、日南瀬に設けられた私設のエイドステーションに到着。おススメの梅ジュースをいただく。参加者の中にはこの梅ジュースを楽しみにしている方もいるようだった。さっぱりしていてとても美味しかった。ごちそうさまでした。

 

県道62号に合流。道は平坦から段々と上りになり、そしてきつい上りになる。

15時50分、54.2㎞地点のエイドステーション(夏木原キャンプ場)に到着。飲み物、飴、萩夏みかんスティックをいただく。

 

エイドから先の県道62号が急な上りなのだが、疲労で足が進まない。板堂峠の上り口に入ってもしばらくは上りなので足が進まず一苦労する。

板堂峠を越えると下りだが、今度は足の付け根とヒザの痛みで足が進まない。その上、私の苦手な下りの石畳に入ると滑らないよう慎重になるので、余計にスピードが遅くなる。石畳が終わるまでの間に多くの参加者に追い抜かれた。

石畳を終えても足が進まず、しばらく歩いて進む。

 

17時35分、61.3㎞地点、最後のエイドステーション(長州苑前)に到着。飲み物と飴、バナナをいただく。エイドのスタッフの方々と萩往還の話しをする。

首の後ろからバケツの水をたくさんかけ気合を入れて出発。

足は痛くて重いが、残り4㎞弱なのでゴールまで歩かずに走り切ろうと決め、ゆっくりとだが走る。街なかに入ったので信号に何度も引っかかり、何人もの参加者に後ろから追い抜かれたりして気持ちが切れそうになるが、ゴールまであと少しと足を動かす。

 

ようやくゴールが見え、そして18時30分にゴール。

目標としていた時刻までにはゴールできなかったが、何とか完踏することができた。感無量だ。

マラニック参加は、5月に参加した「第4回赤間関街道中道筋マラニック大会」に続き、今回が2回目。前回は制限時間ギリギリでのゴールだったが、今回は制限時間まで余裕を残してのゴールだったのと、前回は歩いてのゴールだったが、今回は走ってゴールできてよかった。

自宅に帰ってからYAMAPのデータを見ると、「第4回赤間関街道中道筋マラニック大会」と比べ今回は倍近い上り標高で、本イベントの過酷さをあらためて感じた。

本イベントのマラニック100㎞の完踏率が低いのもうなずける。

 

本イベントに参加してみて、コースの状況(草刈り等)、警備員の配置、エイドステーションでの提供内容・トイレ手洗いの設置、着替えの運搬など、非常に気配りがされており、走りやすいイベントだなあと感じた。
これもスタッフやボランティア、地元の方々など多くの関係者の皆さんのおかげだ。

無事故で安全に完踏することができ、感謝の気持ちでいっぱい。ありがとうございました。本当にお世話になりました。

今度は、萩往還をゆっくりと歩きたいと思います。

 

第2回やまぐち萩往還マラニック&ウォークで走ったルート

第2回やまぐち萩往還マラニック&ウォーク 2022-07-17 / まっさんさんの山口市の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

今日は、6時30分に起床。自宅でのんびりと過ごす。