まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2023年7月17日(月祝) 第3回やまぐち萩往還マラニック&ウォークを振り返る

昨日参加した「第3回やまぐち萩往還マラニック&ウォーク」のマラニック65㎞を振り返る。

 

4時前にホテルをチェックアウトし、5分ほど歩いてスタート会場の湯田自動車学校に到着。今年も会場近くの宿に泊まることができて良かった。

佐々並エイドに送る荷物を預け、そのあと会場に置いておく手荷物を預ける。

 

4時30分から数十秒間隔でウェーブスタート。私はいつも通り後方からのスタートで、4時35分頃にスタート。

マラニック65㎞のコースは、湯田温泉(湯田自動車学校)から萩(萩往還梅林園)まで、旧街道の萩往還を往復する65㎞。制限時間はネットタイムで15時間。帰宅後に速報サイトで確認すると参加者(出踏者)は245人。今年はマラニック33㎞が新設されたためか、65㎞参加者は昨年よりも100名ほど少なかったようだ。

靴は、5月に買ったトレランシューズ、HOKA SPEEDGOAT5(スピードゴート5)。これを履いて参加する初めての大会。
今日は、50㎞マラソンの経験を生かし、リュックサックを背負わず、ウエストバッグにスマホやミニ水筒(マイカップを兼ねる)、小銭(100円2枚)など最低限のものだけを入れて走ることに。

 

スタートし県道204号を北東方向に進んでいると、空が徐々に明るくなる。市街地では信号に何度も引っかかったり地下道があったりして、なかなか一定ペースで走れない。

 

竪小路交差点を左折し、県道62号を進む。次の街道歩きの計画づくりで、萩往還の道筋を事前に調べていたので、通り沿いのいろいろな施設や説明板が目に付く。

天花橋を渡るときつい上り。左手に一の坂ダムが見え、錦鶏湖沿いの道を進む。

 

5時45分、最初のエイドとなる天花坂口のエイド(7.8㎞地点)に到着。ここでは、角島ソーダゼリーをいただく。

ここのエイドは今年から新設されたエイドだが、きつい上りに入る前のエイドでとてもありがたかった。このエイドのおかげで装備を少なくすることができた。

ここから、萩往還の石畳の上りが始まる。

石畳の上りはきつくて滑る危険もあるので、歩きメイン。

周囲は少し霧がかかり、湿気でムンムンとしており、一気に汗が噴き出る。また、石畳の石が濡れており、何度も滑りそうになる。そこで、石畳を避けて道の端を歩く。

 

萩往還最高地点の板堂坂(標高545m)を越え、再び県道62号に合流。

6時30分、夏木原キャンプ場のエイド(11.4㎞)に到着。ここでは、夏みかん菓子の萩乃薫をいただく。トイレを済ませたあと、大きなポリ容器にかけ水が用意してあったので頭から水をかぶる。今回は各エイドにかけ水が置いてあり、体を冷やすのにとても役立った。

ここからは、下りメインの県道62号を進む。走りやすい下り道だが、オーバーペースにならないよう走る。

3㎞ほど先で県道62号を左に分岐し、日南瀬の首切れ地蔵前を通り、その先、橋を渡った先のT字路を左折。昨年は、ここで前を走っていた人につられて右に進んでしまい国道262号に合流してしまった。しばらく進むと国道262号に合流。

 

宮ノ峠から国道262号を右に分岐し、草道を進む。所々にぬかるんでいる箇所あり。

佐々並に入ると、古い趣きのある建物が立ち並ぶ町並みが目に飛び込んでくる。佐々並市の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、何度訪れても心が落ち着くまちだ。

7時20分、佐々並のエイド(18.7㎞地点)に到着。ここにはスタート地点で預けた荷物が届いており、その中に入れておいたバナナを食べ、エネルギーゼリーを少し摂取し、残りをポケットに入れておき、エイドごとに少しずつ摂取することに。トイレを済ませ、かけ水を頭からかぶり出発。

エイドを過ぎると直ぐにCP1(18.7㎞地点)。7時32分に通過。

その先で、右前方の上り口を入り、上り道を進むと千持峠。

 

8時05分頃、新茶屋の辺りで、緑色ゼッケンを付け走ってくる参加者と初めてすれ違う。あとで調べたら緑色ゼッケンはウォーク33㎞参加者だった。

ウォーク参加者がなぜ走っているのか、とても不思議だ。昨年もウォーク参加者で走っている人を何人か見かけた。今年はマラニック33㎞が新設されたのに、なぜウォークに参加したのだろうかと疑問に思う。

 

8時20分、釿切のエイド(24.2㎞地点)に到着。

8時23分、一升谷十合目・五文蔵峠(標高346m)に到着。

ここから先、明木市まで長い下りが続く。道は、7月に入ってからの大雨の影響で土が流されて石が多く露出しており、かなり荒れていた。

道を駆け下る途中、ウォーク33㎞の参加者と多くすれ違う。また、マラニック65㎞の先頭ランナーとすれ違う。

 

8時50分、乳母の茶屋のエイド(28.3㎞地点)に到着。ここでは、エネルギーゼリーをいただく。かけ水を頭からかぶり出発。

この辺りから暑さが増し、体にこたえてきた。

道は平坦なので、ゆっくりとだが歩かずに走る。明木橋を渡り、県道32号高架下をくぐり、その先で林間の上り道を進む。

途中、休憩場所ではない上りで休んでいるカップルの参加者がいたので声をかけると、男性が足をつったとのこと。

悴坂御駕籠建場跡を過ぎ、県道32号に合流。少し先を右に分岐し、下り道を進む。

 

9時35分、CP2(32.8㎞地点)を通過し、折り返し地点となる萩往還梅林園のエイドに到着。ここでは、萩小町ちくわをいただく。トイレを済ませ、かけ水を頭からかぶり、そしてかけ水でハンカチを濡らして出発。

 

濡らしたハンカチで顔を拭きながら顔の火照りを抑えながら走る。

悴坂御駕籠建場跡近くの下りで、マラニック100㎞の先頭ランナーとすれ違う。

明木川沿いの道は日陰がなく照り返しがきつかったが、ゆっくりとだが走って進む。

10時25分、乳母の茶屋のエイド(37.2㎞地点)に到着。ここでは、少し固形物をお腹に入れておいた方が良いと思い、ソイジョイを少し食べ、エネルギーゼリーで流し込む。体の火照りが治まらないので、水分補給と頭へのかけ水を繰り返す。幾分、体の火照りが治まってきたので、トイレを済ませ、かけ水でハンカチと帽子を濡らして出発。

 

一升谷の上りに入る。長い長い上りが続く。昨年はここで気持ちが折れそうになったので、歩きメインだが今回はしっかりと乗り越えたいという気持ちで進む。

半分以上上ったところで、さきほどすれ違ったマラニック100㎞の先頭ランナーに追い抜かれる。私や前方に見えるマラニック65㎞参加者が歩いて進むなか、先頭ランナーは坂道を苦にせず駆け上っていった。

11時27分、一升谷十合目を通過。

11時30分、釿切のエイド(41.3㎞地点)に到着。行きのときはなかったが、かけ水を入れたポリ容器が用意されていたので、頭から水をかぶり、かけ水で帽子とハンカチを濡らして出発。

 

国道262号を進む。マラニック100㎞参加者と多くすれ違う。中の峠を過ぎると下りなのでしっかりと走る。

千持峠に至る上りでは足が上がらずむちゃくちゃきつかったが、何とか峠の頂上へ。頂上手前でマラニック65㎞参加者の男性に声を掛けられる。私は峠から先の下りを駆け下るつもりだったが、男性はかなりヒザにきているようで歩いて下るとのこと。

峠の先、下りを駆け下り、12時16分にCP3を通過し、佐々並のエイド(46.8㎞地点)に到着。ここではバナナをいただく。そして、エイドの荷物のなかに入れておいた一口ようかんと梅しばを食べ、アミノバイタルを一口摂取し、残りをポケットに入れておき、エイドごとに少しずつ摂取することに。

ここでも体の火照りが治まらず、何度もかけ水を頭からかぶる。トイレを済ませ、かけ水でタオルと帽子を濡らして出発。

 

国道262号から右前方の道に入る。この辺りはほぼ平坦なので、ゆっくりとだが極力走る。

日南瀬の首切れ地蔵前を過ぎ、県道62号に合流。ここから道は段々と上りになり、最後はきつい上りになる。ここは本当は走りたいところだが、ここで足を使ってしまうと、その先の板堂峠や石畳道を乗り切る力が無くなるので、無理せずに歩く。

 

13時50分、夏木原キャンプ場のエイド(54.2㎞地点)に到着。トイレを済ませ、かけ水を頭から被り、そしてかけ水でタオルと帽子を濡らして出発。

 

エイドから先の県道62号はとても急な上り。そして、板堂峠上り口から先の上りも急で足が進まず一苦労。

14時12分、板堂峠を通過。

そこからはしっかりと走って下る。この辺りからウオーク33㎞の参加者を多く見かけるようになる。

石畳道に入るが、行きと違って石の表面が乾いており、スムーズに駆け下ることができた。

14時35分、天花坂口のエイド(57.8㎞地点)に到着。ここでは、角島ソーダゼリーをいただく。

ここから先は足が進まず、下りは走るが平坦な所は歩く。

 

15時10分、最後のエイドとなる長州苑前のエイド(61.3㎞地点)に到着。エイドは、マラニック33㎞とウォーク33㎞の参加者で混雑していた。ここでは、山口夏みかんきららゼリーをいただく。トイレを済ませ、かけ水を頭から被って気合を入れて出発。

 

残り4㎞余り。ゴールまで歩かずに走り切ろうと決め、ゆっくりとだが走って進む。何とか走って進んでいたが、最後の地下道で足が止まってしまい、その後は歩いて進む。

 

16時前、ゴール地点の湯田自動車学校にゴール。

ゴール後、完踏証をもらう。タイムを見ると、昨年より2時間以上早くゴールできた。

帰宅後、速報サイトで結果を見ると、自分の順位に驚くとともに、マラニック100㎞の完踏率が34%ととても低いのに驚く。
今日の天候は、参加者にとってかなり過酷な状況だったのだろう。

 

昨年も感じたが、本大会は、コース上の警備員の配置、エイドステーションの運営・トイレ手洗いの設置、荷物の運搬など、様々な点で気配りされており、過酷なコースだが安心して走ることができる。特に、今回は、天花坂口にエイドを増やしてくれたのはとてもありがたかった。そのおかげで最後までしっかりと走れたように思う。関係者の皆さん、今回もありがとうございました、本当にお世話になりました。

 

第3回やまぐち萩往還マラニック&ウォークで走ったルート

第3回やまぐち萩往還マラニック&ウォーク 2023-07-16 / まっさんさんの山口市の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 

今日は、6時30分に起床。自宅でのんびりと過ごす。