7日目の今日は、国頭村の道の駅ゆいゆい国頭から最終目的地の辺戸岬まで歩く。沖縄本島歩きの最終日。
やんばる養生の宿ちちぬぅーじにて
今朝は5時に起床。部屋にテレビがないので、らじるらじるを聞きラジオ体操をしたあと、7時から宿のラウンジにて朝食(配膳形式)。
宿の奥さんと初対面。話しを聞くと、この宿は、最初は奥さんが一人でやっていて、旦那さんが定年退職したのちは二人で運営しているとのこと。奥さんは大宜味村で保健師をしていたことがあるとのこと。
辺士名高校の話しがでて、私が昨日見たバス停の絵の話しをすると、今年卒業生の卒業制作で沖縄の貴重種の生き物を描いたものだそうだ。
食事はとても美味しく、ごはんとゆし豆腐汁をおかわりし、満腹。
奥さんから、今日歩くルートの情報を入手。辺士名に最後のコンビニがあり、途中にまるひら食堂、そして辺戸岬にカフェがあることを聞く。
着替え、準備をし、8時45分に宿をチェックアウト。私のような歩き旅をしている者が珍しいようで、奥さんから宿の前で私の写真を撮らせてほしいと言われ、撮影。(夜、ホテルに着いて、ちちぬぅーじのフェイスブックやインスタを見ると私を撮影した写真がアップされていた、恥ずかしい〜〜。)
仲の良いご夫婦が運営するステキな宿だった。
9時、昨日の到着地点、道の駅ゆいゆい国頭の前を出発。
今日の服装は、下は加圧タイツにレインスーツのズボン、上は長そでの加圧シャツにTシャツ。天気は晴れだが、天気予報は曇り・にわか雨だったので、レインスーツの上着はいつでも着れるようリュックサックの一番上に入れておく。
奥間小学校辺りが国頭番所跡。
沖縄本島最北端のコンビニ、「セブンイレブン国頭辺士名店」。ここで、おにぎりと菓子、インゼリーを買う。
今日も、国道58号をずっと北上する。
12時15分、沖縄最北端の食堂、「まるひら食堂」で昼食休憩。
鶏唐の入ったげんこつ定食(小)を注文。げんこつ定食とげんこつ定食(小)の違いは、鶏唐が3個か2個か、ミニそばかミニスープかの違い。実物がでてきてビックリ。げんこつ(からあげ)がとんでもなくデカい。でもジューシーでとても美味い。小にして正解、2個で十分、3個は食えない。
お腹がいっぱいになり、12時50分、歩き再開。
茅打バンタの矢印標識から国道58号を外れ、右に入る。
空が怪しくなってきたので、この辺りでレインスーツの上着を着ておく。
戻る道
茅打(かやうち)バンタ
高さ80mの断崖絶壁。バンタとは沖縄の言葉で崖という意味。
展望台からは、今日歩いてきた道が一望できる。
辺戸岬まで1.1㎞標識
辺戸岬が見えたところで、雨が強くなる。
屋根のある場所にリュックサックを置き、傘を差しながら岬を巡る。
辺戸岬にあるJAPAN TRAIL起終点の道標
15時25分、辺戸岬の祖国復帰闘争碑そばの展望台に到着。ここを、私の沖縄本島歩き旅の終着点とする。これで沖縄本島縦断だ。
帰りの国頭村営バスがくるまで1時間ほど時間がある。
辺戸岬観光案内所の2階にある沖縄本島最北端のカフェ「ふしくぶカフェ」に入り、ジェラートを食べる。パインとタンカン味ですっぱくて美味い。
食べ終えて店を出ようとしたところ、女性スタッフから「どこか歩かれるんですか?」と聞かれたので、沖縄本島を南から北まで歩いてきて、さっき辺戸岬に到達し歩き終えたことを伝える。すると、スタッフ全員が「おめでとうございます」と言って盛大な拍手で祝福してくれた。
みち歩きをずっとしているが、このような出来事は初めてだったので、少し恥ずかしい反面、とてもとても嬉しかった。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
定刻から5分ほど遅れて到着した国頭村営バス(大型バン)に乗り、辺土名バス停で下車。次に乗るバスが来るまで、また1時間ほど時間があるのでコンビニに行くが、その前に地元のスーパー(国頭スーパー)があったので、そちらで弁当や菓子、水を買う。
始発バス停でトイレが設置されている辺士名BTまで歩き、バス停のベンチに座って、弁当と菓子を食べる。18時06分発の沖縄バスに乗り、名護市の宮里一丁目バス停で下車。
近くのコンビニで買い物し、19時20分、今日の宿、白浜ホテルに到着。
シャワーを浴び、コンビニで買った食料で軽い夕食をとる。
沖縄本島を歩く旅、最終日の7日目。辺戸岬に無事到着し、これで沖縄本島を南から北まで歩いて縦断することができた。
1年2か月ぶりのみち歩き旅だったが、今回の沖縄本島歩き旅は、歩くことを楽しみ、みちを楽しむだけでなく、沖縄の人との出会い、ふれあいがたくさんあり、思い出に残る歩き旅になった。沖縄の皆さんに感謝、感謝!!
今日歩いたルート
沖縄本島を歩く旅7日目(最終日) 2024-02-29 / まっさんさんの国頭村・大宜味村・東村(沖縄県北部)の活動データ | YAMAP / ヤマップ