5日目は、小原高速バス停付近から山鹿宿の山鹿温泉さくら湯前まで歩いた。
5時起床。お弁当づくり、テレビ体操、洗濯、そして朝食。
9時、自宅出発。
高速バスで、天神BTと高速基山で乗り換えて小原高速バス停へ。
天気が今一つだったので、屋根のある小原高速バス停でお弁当を食べ、12時15分、小原高速バス停付近を出発。
小学校の先から国道443号から離れ、静かな林の中の道を進む。
八里木跡の案内板を過ぎると、五街道歩き旅でよく見かけた、歴史の道の青い標識が立っていた。
標識のとおり進むと、重機で作業をしており道を塞いでいた。
横を通らせてもらい、先に進むと急坂に入る。が普通の坂道と何か違う。
坂道の表面が緑の苔で覆われているのだ。このため坂道が神秘的、幻想的に見えたようで、とても感動した。ちょうど業者さんが坂道の側溝に溜まっている枯草などの除去、清掃作業をしていたときで、坂道自体が非常にきれいな状況だったので、余計にそのように感じたのかもしれない。
山鹿宿(山鹿温泉)に入る。
八千代座
山鹿温泉には、市職員時代に職場旅行で宿泊したことがあり、そのときは宿泊した翌日に八千代座の中を見学した。
16時20分、山鹿温泉さくら湯前に到着。
お腹が空いたので、そばの温泉プラザ山鹿内のラーメン屋に入りラーメンを食べる。
バスで菊水ICへ行き、そこから高速バスで天神経由で、21時に自宅に到着。
今日は、バスの乗り継ぎで疲れた。
でも、静かな林の中の道や、眺望の良い道を堪能でき、また道標や案内板なども多くあって、この道の歴史的な大きさをあらためて知ることができ、これまでの豊前街道歩きのなかで一番楽しい一日だった。
特に、腹切坂は、これまで歩いた中でも最も素晴らしい坂道の一つといえるものだった。こういう道に出会えると、街道歩き・みち歩きがますますやめられなくなる。
今日歩いたルート