富谷宿観光交流ステーション「とみやど」
今朝は6時起床。テレビ体操。7時30分からホテルの朝食(花茶屋:バイキング形式)。
9時20分、ホテルルートイン仙台泉インターをチェックアウト。
9時25分、昨日の到着地点である大沢二丁目バス停付近を出発。
上り道を進み、国道4号に合流。北に進む。
富谷市に入り、富谷町一枚沖交差点で右に分岐し進みと、富谷宿に入る。
左手に内ヶ崎酒造店。昨夜の夕食時に飲んだ「鳳陽」の蔵元。
その前に本陣跡の案内標柱あり。
道路を挟んだ向かい側には、富谷宿観光交流ステーション「とみやど」。今月15日にオープンしたばかり。平日にもかかわらず多くの人が来場し、賑わっていた。
受付でお茶のティーバッグと、資料をもらった。資料には「開宿400年の時を越え、宿場町のDNAを宿した賑わいと憩いの新拠点」とある。
また、「富谷茶復活プロジェクト」というものを推進しているようで、イベントステージ前では、製茶の実演をやっていた。マスコミも多数来ており、テレビカメラも入っていた。
(夕方、ホテルの部屋でテレビを見ていると、茶畑での茶摘みの様子と、とみやどでの製茶の実演の様子がニュースで流れていた。)
奥州街道の宿場のなかで、いま一番ホットな場所ではないだろうか。
人が多いので、長居せずに先を進む。富谷宿を過ぎ、しばらく進むと、再び国道4号に合流。合流点にある飲食店「和風レストランまるまつ」で昼食休憩をとる。
昼食を終え、国道4号を北上し、大和町に入る。右手、ラーメン屋の前に、きれいな塚の一里塚あり。字が擦れた説明板を読んだ限りでは、場所を移動し復元された一里塚のようだ。塚の前に、奥道中歌の碑が立っている。
ホテルルートインの先の信号交差点を左折し、吉岡宿に入る。
志田町の石材店の前を通る際、作業場内にある大きな取っ手の付いた機械を見て、妙に懐かしくなる。
亡くなった父親が石材の研磨工をしていたので、小学生の頃、父が働いている会社に行き、父が大理石や御影石の石板表面を研磨している様子を何度か見たことがある。
大きな取っ手の付いた機械の先に円盤の形をしたものを取り付け、スイッチを入れるとそれが回転し、大きな取っ手を使ってそれを動かしながら石板の表面全体を磨いていた。
父の若い頃の姿を思い浮かべながら、先を進む。
上町にある吉岡宿本陣案内所
吉岡宿は、映画『殿、利息でござる!』の舞台になった宿場とのこと。
宿場内には、映画に関係する説明板がいくつもあった。
大和町武道館
歴史を感じさせる建物だ。
吉岡宿を過ぎ、14時40分、ビジネスホテル新ばし付近の信号交差点に到着。
15時05分、今日の宿、ビジネスホテル新ばしにチェックイン。
18時からホテルの夕食。メニューはからあげ定食。ごはんとみそ汁がおかわりできるので2杯ずつ食べ、お腹いっぱいに。
2日目の今日は、富谷宿と吉岡宿を通った。奥州街道はかつての宿場の雰囲気を残す宿場が少ないので、とても貴重だと感じた。
また、雨が本降りになりそうな雲行きだったが、歩き終えるまで何とか傘をささずにすみ、涼しい天候のなか、気持ちよく歩くことができた。
明日からは、林の中や草が茂る道を歩くことになる。もしかすると歩くつもりの道が通れないかもしれない。ワクワク、ドキドキだ。
今日歩いたルート
奥州街道(奥道中①仙台〜盛岡)歩き旅2日目 2021-05-19 / まっさんさんの七ツ森の活動データ | YAMAP / ヤマップ