3日目は、阪急電鉄・石橋阪大前駅近くの石橋阪大下交差点を出発して、兵庫県に入り、西宮神社前まで歩く。
今朝は5時45分起床。テレビ体操ののち、昨日コンビニで買っておいた食料を食べる。
8時30分、ビジネスホテルやさかをチェックアウト。8時35分、石橋阪大下交差点を出発。
阪急宝塚本線の踏切を渡って進むと、中国自動車道に突き当たる。地下道を通って渡る予定だったが、高速道路の橋梁工事に伴い通行止めになっていた。仕方なく迂回し、横断歩道で渡る。


その先、街道筋を外れて右に入ると、弁慶の泉あり。
街道筋に戻り、箕面川を小さな橋で渡ろうと思っていたら、老朽化のため橋が閉鎖されていた。ここは、高架下をくぐって国道の反対車線に出て、歩道を通って川を越えた。
川を越えると伊丹市に入る。国道を西に進み、猪名川に架かる軍行橋を渡る。南側には伊丹空港がある。
橋を渡り終えると左手に川沿いに進み、その先で右に分岐する道を進む。ここに伊丹市が設置した道標がある。この先にも、要所に設置されている。
坂口橋を渡った先、右手に「辻の碑(つじのいしぶみ)」がある。ここは西国街道と多田街道が交差する辻で、そこに置かれた道標が辻の碑。


先に進むと、伊丹市役所など行政機関が集まっているエリアがあり、伊丹市立博物館に寄り道する。西国街道に関するガイドブックが販売されているのではと期待して行ったが、新しい建設される施設に機能移転するための準備で長期休館中だった。
昆陽に入る。昆陽宿のあったところで、稲野小学校の正門前には、西国街道顕彰碑が設置されていた。


その先にも、昆陽説明板や、昆陽宿説明碑などが設置されていた。
昆陽里交差点に着いたところで時刻は11時40分。交差点の前にイズミヤがあったので、ここで昼食休憩にする。何らかの飲食店があるだろうと思い建物内に入ると、地下にフードコードがあった。マクドとお好み焼き屋の2店舗だけだったが、お好み焼き屋でお好みセット(豚玉とたこ焼きのセット)を注文。女性店員の「おおきに」という言葉に、元気をもらう。
歩き再開。イズミヤそばに師直(もろなお)塚。


尼崎市に入る、西昆陽交差点で国道171号は左に曲がるが、街道は直進。武庫川河川敷に出ると髭の渡し跡(東岸側)。武庫川の河川敷を歩く。甲武橋を渡ると西宮市に入る。橋の先を右に入り河川敷を進むと髭の渡し跡(西岸側)。
河川敷を上がり、報徳学園を回り込むように進む。
ここから中央運動公園の手前、東川に架かる広田橋までの約4㎞の区間は、西宮市が設置した西国街道道路標識が分岐点や交差点など各所に設置されており、それに従って進めば迷うことはない。この西国街道道路標識が設置されている数にもびっくりしたが、それ以外にも所々に甲東文化財保存会が設置した説明板があり、歩き人の気持ちをより高めてくれる。


中央運動公園の中を通り抜け、国道171号を横断し南下。阪急電鉄、JR、阪神電鉄の高架下をくぐり、正念寺の先を右折し、西に進む。
14時40分、西宮神社の表大門前に到着。これで東寺から西宮神社までの西国街道を歩いたことになる。
近くにある餃子の王将で、餃天セット(餃子2人前・天津飯・ミニ唐揚げ・スープ)を食べる。コンビニで明日の朝食などを買い、15時45分、今日の宿、ホテルリブマックス西宮にチェックイン。
予約時、禁煙室が空いてなかったので喫煙室にしたが、部屋に入るとタバコの臭いがむちゃくちゃする。すぐに窓を開け、空気清浄機を回し続けて5時間。ようやく、タバコの臭いがまあまあ薄くなったように思う。
その間に、ホテルのコインランドリーで洗濯。
今日も良い天候で、歩いた道も終盤を除き、幹線道路から外れた静かな道が多く、とても気持ち良く歩くことができた。地下道が通れなかったり、博物館が休館中であったり、橋が渡れなかったりと、いろんなハプニングはあったが、それも楽しめるほど今日は余裕があったように思う。明日からがまた楽しみだ。
今日歩いたルート
西国街道・山陽道歩き旅3日目 2022-02-22 / まっさんさんの北摂里山トレイル(伊丹市・宝塚市・川西市・猪名川町エリア)の活動データ | YAMAP / ヤマップ