6日目は、宮崎市高岡町(たかおかちょう)の赤谷橋から都城市高城町(たかじょうちょう)の七瀬谷バス停まで歩く。
スーパーホテルPremier宮崎一番街にて
4時30分に起床。昨日コンビニで買った食料で朝食。服を着替え準備をし、6時25分からテレビ体操。7時05分、ホテルをチェックアウト。朝方まで降り続いた雨がようやく止む。
山形屋前バス停から宮崎交通バスに乗車し、新赤谷バス停で下車。
8時05分、赤谷橋そばの国道10号合流点を出発。どんよりとした曇り空。
服装は、ぬかるみに対応できるよう、下は加圧タイツにレインパンツ、上は長袖加圧シャツに襟付き長袖シャツ。
国道10号を進む。
川口橋(浦之名川)の先からは、土手を進む。
柚木崎橋手前で、国道10号から右に分岐する道を進む。
大淀川第二発電所の前を通る。
国道10号に合流し直ぐに右に分岐、その先の右カーブで舗装路から分岐し、河川沿いの草道を進む。この辺りは街道筋が消滅しているので、旧道っぽいところを歩こうとしたのが間違いだった。天気は晴れてきたが、ぬかるみは多く、靴やレインパンツは泥だらけ。その上、頑張って進んだのに、その先が薮で道が途絶えており、結局国道10号まで引き返すことに。
国道10号を進むが、歩道がない区間を1.3㎞ほど歩くことになり、大型車が多く通行する道で相当に神経を使うことに。
トンネルの手前から左に分かれる道を進む。トンネルを抜け、橋を渡り、山下の集落を通り、再び国道10号に合流。ここからは歩道あり。
国道10号の右手下に、去川の関跡あり。
門柱の礎石1つと説明板あり。
去川の関跡のすぐ先を左折し進むと、右手に二見家住宅。立派な門ととても立派な建物あり。
二見家住宅の先を十字路を右折し、和石(よれし)へ。十字路を直進すると国指定天然記念物・去川の大イチョウ。
急な上りが続く。下りに入ると左手に薩摩街道矢印標識と道あり。矢印どおり左手の道を進むと、去川の大イチョウ辺りに出るのだろうか。どこにつながっているのか確かめたかったが、今日のメインは国見峠越えなので、和石に進むことを選択。
和石に入ると、右手に案内図あり。新しいもののように見える。
和石→国見峠→岩屋野の区間(薩摩街道 東目筋)は、歴史の道百選に選定されている道。
和石橋(和石川)の先から、右に進む。10時37分に出発。いよいよ国見峠に向かって上る。ここからは、国見山を登った先達のYAMAPルート図を参考に進む。
道の良い悪いよりも、とにかく笑ってしまうくらい倒木が多い。倒木があるところが通り道と思った方がよい。倒木の下をくぐる際、とんがった枝に引っかかってリュックサック上部が破れてしまった。レインカバーを付けておくべきだった。
1.5㎞ほど進むと広い道に合流。倒木の頻度は増し、その都度迂回しながら進む。
分岐点などには高城町教育委員会の矢印標識あり。ここは、左の上り道は国見峠へ、右の下り道は国道10号の方向へ。
分岐点標識。
反対側(進行方向と逆)から見たところ。
私の進行方向でいくと、この標識の右前方が頂上方向なので、標識から右に入り急坂を上ると国見山頂上に出ると思われる。
私は登頂目的ではないので、直進する。その先の頂上辺りを私の国見峠とする。12時25分、国見峠に到着。和石橋からここまで4.7㎞、1時間50分ほどかかった。
ここから先は下りメイン。都城市に入る。下りは上りよりも倒木が少なく、道が歩きやすい。都城市が道の保全をしているのかもしれない。
13時09分、岩屋野の街道上り口に到着。和石橋から7㎞、2時間30分ほどかかった。
(進行方向と逆向きに撮影)
岩屋野の集落を進むと、岩屋野バス停のそばに説明板あり。
また、岩屋野公民館のトイレにはさつま街道トイレと書かれてあり、私も使わせてもらった。トイレの洗面台でハンカチを濡らし、リュックサック、靴、レインパンツの汚れを落とす。これで、バスに乗ることができる。
国道10号に合流。
正面に「さつま街道さつま峠」の矢印標識あり。
進んでみるが、すぐに道が途切れる。
国道10号に引き返し、14時前、七瀬谷バス停に到着。
道路向かい側の自販機でオレンジジュースを買って飲み、ひと息つく。
七瀬谷バス停から高崎観光バスに乗車。バス自体が古いのか、運転手の技能のせいなのかわからないが、運転手がブレーキをかけるたびにバスがめちゃくちゃ揺れて落ち着かない。バスの車窓から、靄がかかっていたものの霧島連山が見えた。
沖水橋東バス停で下車、10分近く歩き、15時40分、今日の宿、都城サンプラザホテルにチェックイン。大浴場は17時からなので、その前にホテルのコインランドリーで洗濯、乾燥。
2食付きのプランなので、18時からホテル1階の居酒屋で夕食。チェックイン時に選んでいたチキン南蛮、鶏の炭火焼き、鶏のタタキが入ったトリオ定食を食べながら、アルコール1杯無料サービスの生ビールを飲む。追加で芋焼酎ロックを注文。満足。
6日目は、宮崎市高岡町の赤谷橋から国見峠(国見山)を越え、都城市高城町の七瀬谷バス停まで歩いた。
ぬかるみのなかを進んだり、藪に道を遮られたり、倒木を越えて歩いたりと、街道歩きの醍醐味、きつさを満喫した一日だった。加えて、難所の国見峠を無事に越えることができてよかった。
今日歩いたルート
日向街道を歩く旅17日目(その3・6日目)高岡町赤谷~高城町七瀬谷 2024-04-09 / まっさんさんの青井岳・ケラガツカ・国見山の活動データ | YAMAP / ヤマップ