まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2024年3月27日(水) 日向街道を歩く旅9日目(その2・4日目) 梓峠(梓嶺)

4日目は、梓峠(梓嶺)を登る。

 

ホテルますの井にて

今朝は5時30分に起床。7時からホテル1階レストランで朝食(バイキング形式)。今朝もしっかりと食べて満腹。

7時45分にホテルをチェックアウト。バス停に行く前に、コンビニに寄って現金を引き出す。大野竹田バス本社から大野竹田バスに乗車し、上小野市バス停で下車。

ここからタクシーに乗る予定でお金もおろしてきたのだが、宇目タクシーの事務所に行くキャンセルが発生し空きがでたとのこと。それで、佐伯市コミュニティバス(宇目デマンド)に乗って水ヶ谷へ。200円で移動することができ、いろいろと配慮してくれた宇目タクシーさんに感謝、感謝、感謝!!!

9時12分、水ヶ谷集落手前の梓峠上り口に到着。運転手さんに何度もお礼を言って別れる。

 

9時13分、梓峠上り口を出発。

思ってたよりもしっかりとした道。緩やかな上りを着実に進む。

道が三方に分かれている箇所にさしかかる。道なりに真ん中の道を進む。

道に大きな丸い石がゴロンとある。

もともと林道なのだろう。車が通れるよう、コンクリート舗装だった跡がいくつもある。

 

9時40分、枝が道に覆いかぶさっている地点に到達。ここまでは、容易に上ってくることができた。枝の先にも道は続くが、ここから先はみち歩きではなく山登り。

YAMAPの先達のルート図で方向を確認し、ピンクテープを探しながら、慎重に進む。

概ね、つづら折りに進みながら高度を上げていく。

だが、先の方を見回しても、道らしきものやピンクテープがない地点にさしかかる。目の前にはかなりの急坂。方角的にはここを登るのがよいと判断し、急登する。

登ると地面にピンクテープが落ちている。ピンクテープを結んでいた枝が折れ、地面に落ちているところがあるようだ。

尾根筋を登っていく。10時04分、山頂らしきところに着く。

だが、YAMAP地図を見ると山頂マークからは離れており、山頂を示す看板もない。周囲を見回したり歩いたりするが看板はない。もう一度、YAMAP地図で現在地を確認し、進む方向を確認する。頂上の先を下って登りかえすと、10時08分、また山頂らしきところに。

ここも山頂ではなく、更にその先を下って登りかえすと、ようやく山頂が見えてきた。

10時10分、梓嶺山頂(標高725m)。ようやく大分県と宮崎県の県境に到達。

四等三角点と梓嶺725m看板

山頂からは宮崎県側がドカッと見えるものと期待していたが、周囲の木々に遮られ山頂からの眺望は乏しい。山頂から三方向の写真を撮ったがどの方向を撮ったか全然分からず。

梓嶺山頂に到達してホッとするものの、山頂がこんなに狭く不安定な場所とは思わず、高所が苦手な私はビビりまくる。

 

早々に下山。下りでは、上から見ると地面に落ちているピンクテープが見つけやすく、それを目印に下る。

林道に出ると、ようやく落ち着き、下り道を少し駆け足で進む。すると、足元のつたに引っ掛かりつまずいて転んでしまう。ケガがなくてよかった。

その先で、左に分かれる道あり。

上ってきた道をそのまま下ればよいのに、YAMAP地図にも破線があり、先で合流するようなので分かれ道を進む。しかし、合流せずに段々と離れていき、道自体も荒れた状態に。上ってきた道との間に小さな沢筋があるようで、適当なところで沢(流れている水はなし)を渡り、上ってきた道に復帰する。

 

10時48分、梓峠(梓嶺)上り口に戻ってくる。

今日の日向街道歩きは、梓峠(梓嶺)の登下山で終わり。

 

このあと、昨日歩いてきた道を千束まで逆向きに歩く。快晴で暑くないので、歩いていてとても気持ちがよい。黒土峠までの上りもそれほどきつくない。その先は敷倉まで下りメインの道を軽快に進む。

昨日は市水神渕橋(市園川)を渡ったが今日は渡らずに直進。すると、その先左手に千束地域の農業集落排水処理施設あり。

興味深いのは、回転円盤法による汚水処理施設だということ。農集の処理施設ではOD法(オキシデーションディッチ法)がよく採用されるが回転円盤法はあまり見たことがないので、思わず立ち止まり見入ってしまう。円盤を覆う囲いのふたが点検のためなのか開いており、円盤がよく見える。施設入口はロープが2本張ってあるだけで入るのは容易だったので施設内に入って間近で見たかったが、不法侵入になると思い、とどまった。

 

市園川沿いを進む。桜はまだ満開に至らず。

12時55分、千束バス停に到着。

 

バス到着まで時間があるので、近くにある休憩所でベンチに座って、白湯を飲みながらおにぎりとシリアルチョコバーを食べる。

13時30分過ぎ、バスが来たので乗車。近くで、このバスの写真を撮っている男性がいた。三重町駅~千束を走るバス路線、柿木線が3月末で廃止になるので、撮影に来ているのだろうか?

バス車内には、柿木線廃止後の実証運行実施のチラシが貼ってあった。昨日、佐伯市コミュニティバス(宇目デマンド)に乗った際、運転手さんとこの話しをしたが、チラシには期間は明記されていないが、実施期間は年内いっぱいということだった。

 

三重町駅前バス停で下車。乗客は私以外に2人。

駅前のマルミヤストアで明日の朝・昼食を買い、三重町駅からJR豊肥本線に乗り、豊後竹田駅で下車。

駅から15分近く歩き、15時20分、今日の宿、ホテルつちやにチェックイン。このホテルは2019年10月に豊後街道(熊本城下~大分・鶴崎)を歩いた際、宿泊したホテルだ。

部屋のバスで入浴後、17時30分からホテル1階レストランで夕食。刺身や小鉢がたくさんあり、とり天がとても美味かった。びんビールを1本飲む。十分満足。

 

4日目は、上り口から梓峠(梓嶺)を往復。ようやく豊後国(大分県)と日向国(宮崎県)の県境まで到達した。明日はいよいよ宮崎県に入る。

 

今日歩いたルート

日向街道を歩く旅9日目(その2・4日目)梓峠(梓嶺) 2024-03-27 / まっさんさんの小表山・鷹巣岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

日向街道を歩く旅9日目(その2・4日目)番外 水ヶ谷~千束 2024-03-27 / まっさんさんの小表山・鷹巣岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ