10日目、日向街道歩きの最終日は、姶良市の加治木本町交差点から最終目的地である鹿児島城(鶴丸城)御楼門まで歩く。
ファンコートランドホテルにて
5時45分に起床。7時から2階レストラン&BARにて朝食。昨夕にホテルに着いてから鼻水が止まらず、今朝は喉が痛い。そのため、朝食ではご飯は1杯のみ。
8時20分、ホテルをチェックアウト。小雨が降る。
十日町バス停から南国交通バスに乗車し、加治木本町バス停で下車。
8時48分、加治木本町交差点を出発。天気は小雨。
服装は、雨仕様。下は加圧タイツにレインパンツ、上は長袖加圧シャツにTシャツ、襟付き長袖シャツ、リュックサックにレインカバー。傘を差しながら歩く。
9時20分、行動食として持ち歩いているのど飴が切れたので、コンビニで買う。
10時05分、スーパーでトイレを借りる。この辺りで雨が止む。
10時30分、重富駅駅でトイレを済ませ、この先の難所に備えて装備を点検。
JR踏切を渡り、国道10号下をくぐり、10時50分、白銀(しらかね)坂の上り口を出発。
石畳の道を進む。白銀坂は、龍門司(たつもんじ)坂とともに歴史の道百選に選ばれており、随所に青い矢印標識が立っている。標識には、第2休憩所まで800m、坂の頂上まで3㎞と記されている。
かなりの急坂で相当にきついが、道は整備されており、所々に標識や案内図があるので迷うことはないので安心して歩ける。
第2休憩所からの展望。これまで歩いてきた道が一望できる。そばにある歴史の道標識には、坂の頂上まで2.2㎞と記されている。まだ、そんなにあるのか・・・。
何度も心が折れそうになるが、12時10分、何とか坂の頂上に到着。坂の上り口から頂上まで2.7㎞を上るのに1時間30分ほどかかった。鹿児島市に入る。
下り道を進む。気温が上がってきたのと、のどが痛いためか、のどが渇く。自販機でジュースを買って飲み、少し元気に。
ここから鶴丸城まで下り基調の道だろうと思っていたが、むっちゃ甘かった。
右手の国分九州の先から、左に分かれる旧道を進む。入口には岩木橋入口と書かれた標柱あり。
この辺りは関屋谷というらしい。しばらく下るがそのあとの上り返しがきつく、その先は未舗装の道。藪道かと心配したが大丈夫だった。
しかし、その先のT字路で、どちらに進むのか少し迷う。
T字路角にこんな案内板あり。
T字路を左に進む。その先、崖側にはロープが張ってあり、倒木を避けて進むと、階段あり。
切通しの道を抜け、道路下をくぐって進むと、2車線道路に合流。
合流点に説明板あり。
下り道を進むが、日差しが強く暑い。菖蒲谷交差点のヤマザキショップ前の自販機でジュースを買い、リュックサックを下ろし、座って小休憩。今日は本当にきつい。
その先、菖蒲谷入口交差点の先のコンビニでトイレを借りる。
Y字路を右に下る。急な下り坂で、上と下に説明板があり、磔者(はたもん)坂というようだ。
しかし、その分、実方橋(稲荷川)から先の上り返しを進むのに苦労する。
所々、歩道のない下り道を進み、皷川町辺りでようやく下り道が終わり、平坦な道に。
15時40分、鹿児島城(鶴丸城)御楼門に到着。今日が一番きつかったが、何とか最終目的地まで歩き通すことができた。
市役所前から市電に乗り、鹿児島中央駅前で下車。
鹿児島中央駅で弁当や飲み物、菓子、おみやげを買い、17時07分発の新幹線さくらに乗車。1時間早い新幹線に乗って帰れるかとも思っていたが、今日は道に迷わなかったにも関わらず、歩き終えるのに時間がかかったようだ。理由は、体調がイマイチなこと半分、道がこんなに起伏があると思わなかったこと半分というとこか。切符は自由席だったが、始発駅なので席に余裕あり。
博多駅で特急ソニックに乗り換え、黒崎駅からバスに乗り、途中でコンビニに寄って買い物し、20時10分に帰宅。鹿児島中央駅から3時間余りで帰宅できるとは驚きだ。
日向街道を歩く旅の最終日。
8時48分に加治木本町交差点を出発し、15時40分に鹿児島城(鶴丸城)御楼門に何とか到着。3月9日(土)に大分県の中津城から歩き始めた(私の)日向街道歩きは、これで終了。今年初、1年4か月振りの街道踏破。
これで旧街道を歩きつないで、九州を一周することができた。
今日歩いたルート
日向街道を歩く旅21日目(その3・10日目)最終日 加治木~鹿児島城(鶴丸城)御楼門 2024-04-13 / まっさんさんの霧島市 中央エリアの活動データ | YAMAP / ヤマップ