今日から、大阪に行きます。
2021年2月26日(金) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 まとめ
薩摩街道歩き旅のまとめ
【行程】
1日目2/14(日) 《移動》自宅~西鉄天神高速BT~熊本桜町BT
熊本・札の辻~宇土・ホテルベンデナート前 17.6㎞
ホテルベンデナート泊(朝食付)
2日目2/15(月) ホテルベンデナート前~ホテルAZ八代宮原店前 19.8㎞
ホテルAZ八代宮原店泊(2食付:夕食焼肉バイキング)
3日目2/16(火) ホテルAZ八代宮原店前~日奈久温泉 22.6㎞
日奈久温泉ひらやホテル泊(2食付:温泉大浴場あり)
4日目2/17(水) 日奈久温泉~(赤松太郎峠)~志水バス停 15.9㎞
ホテルAZ芦北店泊(2食付:夕食バイキング)
5日目2/18(木) 志村バス停~(佐敷太郎峠)~湯浦温泉亀井荘付近 13.3㎞+α
湯浦温泉亀井荘泊(2食付:温泉大浴場あり)
6日目2/19(金) 湯浦温泉亀井荘付近~(津奈木太郎峠)~蘇峰記念館前 15.5㎞
7日目2/20(土) 蘇峰記念館前~(境橋)~高尾野駅前交差点 26.7㎞
ホテルキング泊(2食付:大浴場休止中)
8日目2/21(日) 高尾野駅前交差点~薩摩大川駅前 24.8㎞
川内ホテル泊(朝食付:温泉大浴場あり・夕食レストラン定休日)
9日目2/22(月) 薩摩大川駅前~隈之城・佛生橋 26.4㎞
ホテルルートイン薩摩川内(2食付:大浴場あり)
10日目2/23(火祝) 隈之城・佛生橋~東市来駅前 24.9㎞
ホテルAZ伊集院店(2食付:夕食オーダーバイキング)
11日目2/24(水) 東市来駅前~鶴丸城御楼門 27.6㎞ 計235.1㎞
【会計】
・交通費 13,130円
・宿泊費 70,380円
・食 費 21,233円
・雑 費 1,350円 計106,093円
行き帰りともに高速バスを使えたので、交通費は抑えることができた。その一方で、安価なホテルや旅館を利用したものの、GOTOトラベルが停止中のため、宿泊費と食費はかなりかかってしまった。
今日も終日、自宅にいた。次の日向往還歩きの計画づくりをしていた。
2021年2月25日(木) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 あとがき
薩摩街道を歩き終え、昨夜23時に無事、自宅に帰りついた。
【薩摩街道を歩き終えての感想】
薩摩街道は、非常にスリリングで変化に富んだ、歩きがいのある街道だった。毎日ワクワクドキドキしながらの歩き旅で、とても楽しかった。
また、道筋を示す標識が多く設置されているのに加え、危険なところにはロープが張られているなど、行政や地元の関係者の皆さんの薩摩街道を大事にする思いがすごく伝わってきた。無事故で歩くことができたのも、関係者の皆さんの努力のおかげだ。感謝の気持ちでいっぱいだ。
その一方で、令和2年7月豪雨による爪痕を見た。道路の陥没や、営業休止している旅館の建物解体現場を見た。一日も早い復旧・復興を願わずにはいられない。
薩摩街道は、国道3号や肥薩おれんじ鉄道、JR沿いを進む道だった。
ドライブや観光旅行で行ったところもあり、八代の全国花火競技大会を見に行ったときのことや、肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」に乗ったときのこと、職場旅行で鹿児島に行ったときのことなど、懐かしく思い出しながら歩いた。
歩く時期として2月を選んだのは、薩摩街道は山の中や林の中の道が多く、雑草や藪の影響を受けることが少ない時期の方が歩きやすいと思ったからだ。昨年のこの時期も同じような理由で島原街道を歩いた。ちょうど、昨年の2月24日、島原街道を歩き終えた。
この選択は良かったと思う。2月に入ると、終日寒気が続くということはほとんどない。今回も雪が積もったものの、日中の気温は比較的高かった。九州の街道は藪化している道も多くあり、安全に歩ける道を増やすには2月は最適だと思う。今回の薩摩街道歩きで、その考えはさらに強くなった。
一日に歩く距離だが、昨年の中山道歩きの経験を活かし、難所である三太郎峠を歩く日は無理せず、一日一峠、午前中に上りを終える、一日に歩く距離は短めで設定、を守った。そのおかげで無事に峠を越えることができた。
一方、鹿児島県に入った後半は、一日当たり歩く距離を25㎞で設定した。もう少し起伏の少ない道を想像していたが、想像以上に起伏が激しく、石がゴロゴロした道が多く、安全に歩くと思ったよりも時間がかかった。25㎞が5日間続くと足にも大きな負担になった。
気温が上昇し暑い日が多かったのもあり、体調のことを考えると、もう一日行程を延ばし、一日当たりに歩く距離を20㎞程度にした方が良かったかもしれない。
長期間の歩き旅をする際、一番大事なことは無理をしないことだ。次に生かしたい。
今回の歩き旅では、歩いている際や立ち寄ったお店や施設、宿泊した宿などで、励ましの声をたくさんいただき、元気をいただいた。感謝。
東海道をキングオブ街道、中山道を魅惑の街道とすると、九州の街道の中では、長崎街道を九州のキングオブ街道、薩摩街道は九州一の魅惑の街道を言えると思う。
ぜひ、たくさんの人に薩摩街道を歩いてほしい。そして、薩摩街道の魅力を知ってほしい。
今朝は8時に起床。
洗濯機を回し、その後は録画していた番組を見ながらゴロゴロ。疲れた体を休めた。
2021年2月24日(水) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 11日目(最終日)
11日目(最終日)は、東市来駅前から、伊集院宿を通り、鶴丸城御楼門まで歩く。
5時起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食。
7時25分、ホテルをチェックアウト。
8時、東市来駅前を出発。
JRのガード下をくぐり、上り坂を進むと美山。
県道24号を進む。
前方に見える橋桁は何なのか?
上ってみた。すると、線路の跡だった。
ナフコの手前
薩摩街道出水筋の道標あり。矢印が右方向を示しているが、左の間違いだろう。
左に進むと、次の道標があった。
伊集院の街中を通る。
お菓子屋があったので、ついつい入ってしまい、4種類買ってしまった。
県道206号を進み、右に分岐。
清藤橋の先を右折する。
ここから林の中の道を通り、太陽化学の工場内を通り、県道に合流する。本日のハイライトだ。
薩摩街道の矢印標識のとおり進む。
1つ目と2つ目の二股は左手に進む。林の中の道に入り、道なりに進む。
道は軽自動車が通れるくらい幅があり、地面もしっかりしている。
林を通り抜け、集落のなかを通り抜ける。
進むと、二股の道にでる。
今は道路拡幅工事中で、ここから先は進めないのかと思ってたら、工事は左方向の道、薩摩街道は右方向の道なので進むことができた。
進むと、太陽化学に出る。
薩摩街道矢印標識も、この先、まっすぐの方向を示している。
近くにいた従業員の方に、通らせてもらっていいですかと尋ねると、どうぞどうぞと
言ってくれた。
県道206号に合流。
この先、チェスト館で休憩。
朝コンビニで買ったおにぎりと、伊集院で買った和菓子を食べる。
休憩後、歩き始めると、島津そばあり。
手打ちそばを食べる。
再び歩き始め、市清掃工場の辺りから左手に桜島が見え始めた。
この後、水上坂を下り、まっすぐ進む。
西田橋を渡り、中央公園内の薩摩街道出水筋案内板、県里程元標、市里程元標、西南戦争官軍本営跡碑・案内板を見る。
そして、復元され、令和2年4月11日から一般公開されている鶴丸城御楼門へ。
15時50分、鶴丸城御楼門に到着。
薩摩街道踏破です。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅11日目(最終日) 2021-02-24 / まっさんさんの日置市の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2021年2月23日(火祝) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 10日目
10日目は、佛生橋から、串木野宿、市来宿を通り、東市来駅前まで歩く。
5時起床。準備、テレビ体操のあと6時45分から朝食。
7時45分、ホテルをチェックアウト。JRで、川内駅から隈之城駅に移動。
8時20分、隈之城・佛生橋を出発。
川に沿って、南に進む。
国道3号に合流し、木場茶屋駅前を進む。
境橋付近で、いちき串木野市に入る。
堺橋から、左のあぜ道を進む。
南九州西回り自動車道の高架下に北口屋橋、その先、左手に入ったところに椿平橋あり。
北口屋橋
椿平橋
国道3号を着かず離れず進む。
国道3号を左折。
五反田橋の先、ファミマのイートインコーナーで昼食休憩。
八房橋の手前で、国道3号に合流。
お仮屋跡案内板
市来農芸高前交差点から、右手の国道270号を進む。この辺りを歩いているときが、いちばん暑かった。
右斜め方向に進む。
この先、国道270号を横断して進む。
出水筋の案内板と中原の治水溝の案内板が設置されているところ
この先、右の分岐を進むべきか、左に道なりに進むべきか、事前調べでもよく分からなかった。
右の分岐を進む。
真っすぐ進む。
この先、薮をかき分けて下っていけると思ったが、この先で竹藪に阻まれ、通り抜けることはできなかった。
案内板のところまで戻り、左の道なりを進む。
先のところに、薩摩街道出水筋の道標あり。ここを入っていく。
無事に、先の道に出ることができた。
突き当たりを左折し、進む。
T字路に突き当たり、右手の上り道を進む。ここも通り抜けられるかどうか心配な箇所だ。
先の二股を左に進む。
無事に通り抜けることができた。
この先、南九州西回り自動車道の跨道橋を渡ったところで、エーデルワイスの曲が聞こえてきた。
鹿児島県に入り、昨日を除く毎日、12時になるとエーデルワイスの曲が聞こえてきた。今日はそれに加え、15時にも聞こえてきた。
15時30分、東市来駅前に到着。
のどがカラカラなので、到着して直ぐに駅前の自販機でコーラを買って飲む。
今日は暑かったので、夏場並みに水分摂取量が多かった。いつも持って歩く氷を入れた冷たい水の入った水筒と、暖かいお茶の入った水筒を飲み干し、それ以外にもファミマで昼食休憩したときにペットボトルのお茶を飲んだ。
そこから歩いて、16時05分、今日の宿、ホテルAZ伊集院店にチェックイン。
今回3度目のホテルAZ利用だ。
今日のホテルの夕食は六種類のメニューから選べ、チゲ鍋を選んで食べた。
今日は、今回の薩摩街道歩き旅の中で最も暑いと感じた一日だった。
歩いた道は、前半は起伏が少なく気持ちの良い道も多かったが、後半は通り抜けられるかどうか分からない道が2箇所あり、ドキドキワクワクの道歩きだったが、楽しく歩くことができた。
明日は、いよいよ鶴丸城御楼門だ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅10日目 2021-02-23 / まっさんさんのいちき串木野市の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2021年2月22日(月) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 9日目
9日目は、薩摩大川駅前から、向田宿(薩摩川内市)を通り、佛生橋まで歩く。
5時起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食。
7時45分、ホテルをチェックアウト。
薩摩大川駅は、映画「かぞくいろ」のロケ地。
メッセージノートが置いてあったので、一言書く。
8時40分、薩摩大川駅前を出発。
いきなり、急な上り坂と下り坂が続く。でも、高い場所から見る景色は素晴らしい。
集落を通り抜け、鈴子踏切を横断し、国道3号へ。ここを通り抜けられるかどうか疑問だったので無事に通ることができてよかった。
国道3号から右に分岐し、海沿いの道を進む。右手に広がる東シナ海が素晴らしい。遠くにうっすらと見えるのは甑島だろうか。
西方小前交差点で国道3号に合流。西方海水浴場の先で左折。
民家横の細い坂道を上って県道に合流し、進む。
右下に手すりのある石段を下って進む。
湯田小学校の前を通り、右折。
次の標識に沿って進むが、この標識は散歩道の周回コースを示しており、この通りに進むと、また小学校方面に戻ってしまう。
標識は左を示しているが、右に進む。
この先、一条坂への山道に入る。今日一番の上り道だ。
ここからの下り道が一条坂のようだ。
県道340号を進む。
鞘脇バス停で左折し、直ぐを右折する。
この先、山道が続く。
耳切坂
ここの石畳はきれいだ。その分、滑りやすい。
坂を下り、県道341号に出る。
妹背橋を渡り、京セラの横、上川内駅付近を通り、踏切を渡り、川内高校の方向に進む
街道は川内高校で途切れているので迂回する。可愛小学校の角に、薩摩街道保存会の迂回路案内図が設置されている。
この先、川内川に突き当たる。
左手の階段を上がる。
河岸に渡瀬口の案内板あり。令和2年5月に設置されたばかりのようだ。この辺りは今工事中で、そばではトイレを建設中だった。
太平橋を通り、川内川を渡る。
商店街を通り抜け、日暮橋を渡り、県道36号を進む。
ローソンの先から右手に入る。
その先の二股で、薩摩街道が二つの経路に分かれる。
今日は左手の上り道を進む。
このあと、新幹線の高架下を進み、15時40分、佛生橋に到着。
16時30分、今日の宿、ホテルルートイン薩摩川内にチェックイン。
今回の薩摩街道歩き旅では、初めてのルートイン宿泊。
ルートインは、大浴場があり、ホテル内で夕食(定休日あり)・朝食とも食べることができ、部屋も清潔できれいなので安心して宿泊できる。ホテル内にどのようなものがあるのかも、よく分かってるので、あまり考える必要がないので楽だ。
五街道歩きを始め、私の街道歩きにはなくてはならないホテルだ。
今日は、歩きはじめは晴れていたが、昼前から雲が出たので、思ったより日差しが強くなく、歩きやすい天候だった。
また、山あいの道、海沿いの道、雑木林の中を通る道、そして急坂など、いろいろな道を歩き、薩摩街道の魅力に段々とはまってきた。
今日歩いたルート
2021年2月21日(日) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 8日目
8日目は、高尾野駅前交差点から、阿久根宿を通り、薩摩大川駅前まで歩く。
5時起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、7時から朝食。
8時15分、ホテルをチェックアウト。
南国交通バスで平良町バス停から高尾野駅前バス停まで移動。
8時35分、高尾野駅前交差点を出発。県道を東から西に進む。
どこかで、食料を買っておきたいと思っていたら、右手にお菓子屋が見えた。
もなか、一口ようかん、かるかん饅頭など、5個購入。
野田郷駅前交差点を左折して進む。
石垣と生け垣が続く通りだ。これが野田武家屋敷群か。
落ち着いた、歴史を感じさせる、素晴らしい通りだ。感動した。
その先、薩摩街道出水筋標識のとおり右折。そして、道が真っすぐ、左下り、右上りの三つに分かれている。
右手の上り道を進む。すると、オレンジロードの合流点手前に薩摩街道の標識あり。
オレンジロードに合流し、その先を左折するが、手前の鋭角後方に進む道を左折してしまった。しばらく進んで間違いに気付いて戻る。これが、今日の一つ目の間違い。
再びオレンジロードに合流し、しばらく進む。阿久根市の標識と薩摩街道出水筋の標識があり、右折。
桑原城跡の案内碑を左折。進むと、左斜め方向に古い小さな橋が見える。手前に桑原城橋記念碑があり、古い小さな橋を進み、その先の草道を進む。
草が枯れて柔らかく、気持ちのよい道だと思って歩いていたら、前方に舗装路が見えた。地図を見ると左方向に進むようだったので左の土道を進む。
ずっと進みと、民家の右手、林の中に道が続いていたので進もうとしたら、家のご主人が、この道は行き止まり、ここは街道筋でないことを教えてくれ、間違った方向に進んでいたことに初めて気付いた。
先ほど左折した地点に戻り、前方をよく見ると、舗装路と間違って進んだ左手の道の間に上り道があるのに気付き、これを進む。これが、今日の二つ目の間違い。
鶴翔高校入口交差点で国道3号に出る。寺山入口交差点で右に分岐する。寺山踏切を渡り、広域医療センター前の道を南に進む。右に阿久根駅が見える交差点から先、薩摩街道の石標が続く。この辺りが阿久根宿ということか。石標のとおり進む。
高松橋を渡り、はまじんちょう公園で休憩。朝買った和菓子を食べる。
この後、国道3号を進み、佐潟口交差点から海側の旧道を進む。
高ノ口交差点で国道3号に合流。
公園下バス停先の信号交差点を左に入り、踏切を渡る。
この辺りから、薩摩街道保存会の薩摩街道標識に加え、今まで見たことのない薩茶色の摩街道標識がでてくる。行政が設置したものだろうか、日本語に加え、英語と中国語表記も載っている。
肥薩おれんじ鉄道のガード下をくぐると、国道3号に合流。東シナ海がとてもきれいだ。
そばにバス停があり、バス停の名称は「ガード下」。
今日は、海側の旧道を歩くと東シナ海の海の青さに、山側の旧道を歩くと連なる山々の緑に癒される。
長迫入口交差点から左に分岐し、山側の道を進む。
途中から、矢重坂まで○mの標識が続く。あと100mの標識があり、ここを道なりに進んでしまった。しばらくして気付き戻ったが、右折しなければならなかった。これが、今日の三つ目の間違い。
進むと、急な下り坂が出現する。木々がトンネルのように伸び、足元は石がごろごろしている。これが矢重坂のようだ。
15時05分、薩摩大川駅前に到着。
16時10分、今日の宿、川内ホテルにチェックイン。
素泊りなので、翌朝の朝食券を購入。今日は日曜なので飲食施設は休みとのこと。
夕食は近くのコンビニで調達。
このホテルには、温泉があるので、久しぶりに大きな湯舟に浸かることができた。
今日は、朝から快晴で、日中の気温が20℃を超えるほど暖かい日だった。
連なる山々、東シナ海の青い海、これら素晴らしい景色を見ながら歩くことができ、とても楽しかった。
明日も楽しみだ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅8日目 2021-02-21 / まっさんさんの薩摩川内市の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2021年2月20日(土) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 7日目
7日目は、水俣市・蘇峰記念館前から陳町宿、陣の坂、肥後と薩摩の国境の境橋、そして出水宿を通り、高尾野駅前交差点まで歩く。
5時20分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食。
ファミマで食料を買い、8時20分、蘇峰記念館前を出発。
江南橋を渡り、急坂を上った先に陣の坂公徳碑あり。
ここから下っていき、二股を右方向に下ると、侍街道はぜのき館あり。
ここでトイレを借り、スタッフの女性の方と立ち話。薩摩街道を歩いており、薩摩街道は街道筋の標識が多いので歩きやすいことを話すと、大分古くなっているが、地域に跡を継ぐ人がおらず、ほったらかしになっている旨の話しをしていた。
先を下っていくと、二十四里木跡標柱あり。これが最後の数里木跡標柱だ。
すぐ先、前平橋の右手に眼鏡橋が見える。
冷水眼鏡橋
補修工事をしていた。古いものを維持していくのも大変だ。
袋駅に着く。
ここで、トイレ休憩と、軽食休憩。朝買ったバナナとおにぎりを食べる。
急坂を上って、下り、国道3号を横断して進むと、乙女塚のそばに「不知火海の水銀を悼む碑」あり。碑に手を合わせる。
そこから草道を下った先に境橋が見えた。ようやく肥後から薩摩に入った。
国道3号を進み、その後オレンジロードをずっと進む。
右手に所々海が見える。またオレンジロードというだけあって、みかん畑はもちろん、至るところにみかんの無人販売所がある。
関外バス停先で薩摩街道出水筋道標が示すとおり右折し進むと、野間の関跡あり。
ここでトイレ休憩と、朝買った大福とゆで卵を食べる。
この後、国道447号に沿った道を進み、出水駅の前を通過、広瀬橋を渡り、出水麓武家屋敷群(出水麓伝統的建造物群保全地区)を歩く。昔の雰囲気をいい形で今に残した町並みだ。特に石垣が続いているのが気に入った。
出水小学校の前で、馬車らしきものがあると思ったら、そばに牛が座っていた。牛車遊覧観光というものをやっているようだ。今日宿泊する宿にもポスターが貼ってあった。
県道374号をひたすら進む。
ジョイフルが見えたので、14時40分から遅い昼食を摂る。今日も日替りランチだ。
16時、高尾野駅前交差点に到着。
タクシーで今日の宿へ。
16時45分、今日の宿、ホテルキングにチェックイン。
今日は、昨日までと異なり、朝から晴れで暖かく、山々の緑、青い海、みかん畑のみかん色、花の色など、歩きながら、いつもより色がきれいに見えた一日だった。
また、昨日で三太郎峠を越えたこともあり、今日は少し肩の力を抜いて歩くことができたようだ。
何よりも、今日、肥後(熊本県)から薩摩(鹿児島県)に入ることができた。
明日も楽しみだ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅7日目 2021-02-20 / まっさんさんの矢筈岳(熊本県・鹿児島県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2021年2月19日(金) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 6日目
6日目は、芦北町・湯浦温泉から津奈木太郎峠を越え、歌坂を通り、水俣市・蘇峰記念館前まで歩く。
5時30分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、7時から朝食。
8時50分、湯浦温泉亀井荘をチェックアウト。
8時55分、亀井荘そばを出発。
9時から開店しているスーパー(湯浦SCペア)で携帯食料として、大福とまんじゅうを買っていく。
二十里木跡碑標柱
南九州西回り自動車道にぶち当たる。
ここを道なりに右上方向に迂回するのだが、道標が変な方向を向いている。直進方向が薩摩方向になっている。どうも90℃ズレているようだ。
迂回すると、津奈木トンネルそばに道標あり。ここが津奈木太郎峠の上り口だ。入口がはっきりし一安心だ。
10時05分、上り口を出発。
ロープ、その先のトラロープを頼りに進むと、T字路にぶち当たる。
右から左方向に上り道になっている。これが旧薩摩街道だ。右に下ると高速道路で寸断されたところに行くのだろう。左方向に上っていく。
この先も、道標や案内標識が助けられながら、進む。途中で舗装路に合流。左に進む。
10時45分、津奈木太郎峠頂上(芦北町と津奈木町の町境)に到着。
案内板の裏の急坂を下るとアスファルト舗装道路に合流し右に進む。これで一段落と思っていると、左斜め下方向にトラロープが張られている。道のようには見えないが、YAMAPでダウンロードした軌跡データもこの方向を示している。トラロープをの下は崖になっている。道も斜めで滑ってしまいそうだ。慎重に慎重に進む。薮をかき分け、トゲに刺されながら、これで正しいのかと思いながら進むと、その先にしっかりした道があり薩摩街道道標が建っていた。
ここはもっとしっかりした道があったと思うが、令和2年7月豪雨で道の一部が流出したのかもしれない。通る方は要注意だ。
このあと、舗装路にでて下り道を進む。これで一安心と思っていたら、むちゃくちゃ甘かった。
左方向を示す薩摩街道
左手の薮に入り、ごろごろと転がっている石や木の中を進む。どこまで続くのかと思いながら進むと、石橋と薩摩街道道標があり、その先で舗装路にでる。
でも、再び、ごろごろ石の道を進む。今の時期だから石に気を付けるだけでいいが、草が繁茂する時期はどんな状態なのだろうか。
また、石橋があり、薩摩街道道標があり、舗装道路にでる。
舗装道路を進むと右手を示す案内標識あり、道標は地面に朽ちていた。
きつい急坂を下りていくと、どうやら麓に着いたようだ。
11時50分、千代塚に着く。ここで、ようやく峠を越えた実感が湧いてきた。
千代塚のそばのベンチで一休み。朝スーパーで買った菓子を食べる。
この時点で12時頃になるが、今日は3時間で5㎞しか歩いていない。
国道3号ガード下をくぐり、平坦な道を進む。
内野眼鏡橋
寺前眼鏡橋
二十一里木跡標柱
津奈木重盤岩眼鏡橋
津奈木駅手前を左折して進むと、歌坂登り口案内板あり
思ったよりもきつい急坂だ。津奈木太郎峠を越えたあとで力が入らず、よりきつい坂に感じるのかもしれない。
歌坂の急坂を上り、下ったのち、国道を進む。
二十二里木跡標柱
前田眼鏡橋
瀬戸眼鏡橋
国道左手の鉄道鉄橋の向こう側に眼鏡橋があるが、国道からは見えない。
線路を渡るわけにはいかないので、国道の橋の下から鉄道鉄橋下付近に進むと眼鏡橋を見ることができた。
水俣市に入る。
隈迫眼鏡橋
新水俣駅を過ぎ、その先のジョイフルで遅い昼食休憩をとる。もう14時15分だ。
3日前と同様、今日も日替りランチを注文する。
昼食を終え、再び歩き始める。お腹が満たされたので、足取りも力強く、頭も働く。
この時点で、今日の到着地点を蘇峰記念館前と決める。
森の中の急坂(土の瀬戸)を下る。
二十三里木跡標柱
この橋に近づく道を探したが分からなかった。
15時15分、蘇峰記念館前に到着。
蘇峰記念館前の案内板の説明をしばらく見て、ホテルまで歩く。
1㎞近く歩き、15時40分、今日の宿、スーパーホテル水俣にチェックイン。
提携飲食店で使える2000円クーポンが付いたプランにしていたので、配達してくれる居酒屋につまみを注文し、部屋で晩酌。
今日は、三太郎峠の最後、津奈木太郎峠を無事に越え、水俣市に入ることができた。津奈木太郎峠は上りはもちろんだが、下りが予想以上の難所の連続で、ドキドキしてしまった。でも、今までに経験したこのない道の連続で、私の街道歩きの歴史に新たな1ページを刻むことができた一日だった。
津奈木太郎越えは、峠の上り口が分かるかどうかが成否の分かれ目と思っていたが、薩摩街道案内人の会が建てた標柱があり、迷うことなく上り始めることができた。
峠道の危険なところにはトラロープが張ってあり、標識についても、薩摩街道道標だけでなく、薩摩街道歴史ふれあいウォークの標識も各所に設置されており、より安心して歩くことができた。峠頂上から先は津奈木町が設置した道標が道案内してくれた。
このように、関係者の方の努力のおかげでケガなどすることなく無事に歩くことができた。感謝の気持ちでいっぱいだ。
明日は、いよいよ、肥後から薩摩に入る。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅6日目 2021-02-19 / まっさんさんの笠山(熊本県芦北町) の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2021年2月18日(木) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 5日目
5日目は、芦北町・志水バス停から佐敷太郎峠、佐敷宿を通り、湯浦まで歩く。
5時10分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食(バイキング形式)。
8時15分、ホテルAZ芦北店をチェックアウト。
産交バスで志水バス停へ。雪の影響で自動車専用道路が通行止めになっており国道3号に車が流れてきているのと、工事で交互通行になっているため、志水バス停まで通常より時間がかかった。
9時、志村バス停を出発。雪が積もっている中、みち歩き・街道歩きするのは初めての経験だ。
野添眼鏡橋手前の薩摩街道道標。迂回するつもりだったが、道標は真っすぐの方向を示しており工事現場の中を抜けて進めそうなので、真っすぐ進む。
野添眼鏡橋
ここから先も迂回するつもりだったが、眼鏡橋そばの薩摩街道道標が示す前方方向が何となく進めそうだったので、行けるところまで進んでみる。雪が積もっているので、通れそうなところとそうでないところが見分けやすかったような気がする。すると、滝の橋上橋そばの薩摩街道道標に抜けることができた。草が刈れているこの時期だから通れたのか、それとも誰かが道を切り拓いたのか、少し得した気分で、やる気が増す。
薩摩往還石畳の案内板
ここで進む方向が分からなくなったが、案内板の横を入ったところに佐敷峠の上り口があった。
目印の荷物用レールと薩摩街道道標がある。
今までの街道歩きで経験したことのない急坂だ。危険なところにはロープやトラロープが張ってあり、これを頼りに上っていく。ほとんどロープに頼りっきりだ。
ロープに沿って上がっていくと舗装路に合流すると思っていたが、途中でロープが途切れる。先に道がなく少しの間さ迷ったが、ロープが途切れた箇所に戻り、もう一度周囲を見ると、そばに木の階段らしきものがある。雪が積もって分かりにくくなっている。階段を上るとどうにか舗装路にでた。ここを左に進む。
この先も迷いながら、何とか目印にしていたT字路に到着。
ここを左折し、直ぐを右折。
その先、左手にカーブミラーと薩摩街道道標。
左の山道に入り直ぐに下り坂。電気柵に気を付けて進む。舗装路に出る。
この先、採石場の所有者の許可がないと立ち入れない標識があると思っていたがなかったので、真っすぐ行けるところまで下っていく。
十九里木跡標柱あり。倒れないようなのか地面に埋められていた。
この先は、・・・・
11時40分、船津橋手前の薩摩街道道標に到着。
また、来た道を戻る。
12時45分、船津橋手前に再度到着。少し菓子休憩を取り、歩き再開。
野坂屋旅館
解体中だった。
佐敷宿に入る。
のこぎり家並み
佐敷宿交流館に着く。
ここで今日の宿に電話したら、15時以降チェックイン可とのこと。
佐敷宿交流館が休館日なので、先を進む。
時間つぶしのため、街道筋をはずれ、佐敷城跡に立ち寄る。
再び街道筋に戻り進む。
十九里木跡標柱
湯治坂を上って下る。
下る途中、道路が損壊した場所を通る。昨年7月大豪雨によるものか?
その先、踏切を渡ると、マヨたこあり。
昼めしを食ってなかったので、たこ焼きを買い、そばの湯浦河川緑地公園のベンチで食べる。トイレもあるので助かる。
肥薩おれんじ鉄道沿いを進む、15時、今日の宿の近くに到着。
15時10分、今日の宿、湯浦温泉亀井荘チェックイン。
湯浦温泉亀井荘は、部屋きれい、風呂きれい(当然ながら湯は温泉:入らなかったが家族風呂もあり)、食堂きれい、料理も暖かいものをだす。スタッフも女性が多く(全て女性かもしれない)対応も丁寧。
宿泊代が安価なので全然期待していなかったが、とても満足。私同様、薩摩街道を歩く人がいれば、宿泊先としてぜひ選んでほしい。
今日は、朝、窓の外を見ると雪が積もっており、しかも薩摩街道最大の難所、佐敷太郎峠越えということで、緊張しながらの歩きだった。
佐敷太郎峠越えは、雪が積もる中、予想以上の急坂に驚いたが、何とか峠越えできて大満足だ。
これも関係者の方々が。誰もが安全に歩けるよう、細心の対策をとっていただいているおかげだ。感謝、感謝!!
明日は三太郎峠の最後、津奈木太郎峠だ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅5日目 2021-02-18 / まっさんさんの笠山(熊本県芦北町) の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2021年2月17日(水) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 4日目
4日目は、日奈久温泉(国道3号合流点)から、赤松太郎峠を越え、芦北町・志水バス停まで歩く。
5時30分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、7時前から朝食。
8時25分、ひらやホテルをチェックアウト。
昨日までとは一転して寒いので、ネックウォーマーとニット帽子を着用。また、いつ雨が降ってもおかしくない天候なので、雨合羽(レインコート)のズボンを履いて歩く。
日奈久温泉街を通り抜け、8時35分、国道3号合流点を出発。
国道3号を進むと、十四里木跡標柱あり。
二見下大野町交差点の手前左に、眼鏡橋の位置を示した案内図あり。
この先、国道3号から外れ、旧道に入ると眼鏡橋がある。
新免眼鏡橋(個人的には、曲線がきれいなこの眼鏡橋が一番好きだ)
国道3号に合流した先に十五里木跡標柱
赤松第一号眼鏡橋
大平眼鏡橋
新大平眼鏡橋
小藪眼鏡橋
須田眼鏡橋
須田眼鏡橋の先に続く道を進む。このあと、右手上方を通る旧国道に合流するのだが、事前調べでは道が通じているのかいないのかはっきりしなかった。道なりに進むと、林の中に道が続く。
その先の窪みに、トラロープが張ってある。
これを使って進めという意味だと勝手に解釈し、トラロープを頼りに窪みを渡り、さらに進む。上り道を進むと、先方に舗装路が見える。
舗装路に合流し、右方向に進むと、旧国道に合流。何とか、今日の第一関門を突破。
旧国道を進むと頂上部に。この辺りが赤松太郎峠の頂上と思われる。
頂上から下っていくと左手に薩摩街道(江戸・薩摩)道標と赤松太郎峠の案内板あり。
この案内板は新しく、芦北町教委が令和2年7月に設置したばかりのようだ。このような設置されたばかりの標識や案内板を見つけると、元気が湧いてくる。
この先、芦北町教委が設置した薩摩街道の道標をたくさん見かけるが、ここ数年内に建てられたものが多く、中には令和2年設置のものもあった。芦北町教委に感謝!!
薩摩街道は、この道標から左下方向に進む。
事前調べでは、この先が通り抜けられるかどうか怪しかった。が思ったより道幅は広く、草も枯れており、通れそうな感じだ。
進むと、落ち葉が積もっているものの、つづら折りの道で、問題なく進むことができた。
と思った矢先、薮で進めない状況に。
左に除け、また元の道に戻る。所々、薮をかき分けながら進むと薩摩街道の道標があり、何とか進むことができた。
この道は、草が繁茂する時期は通れないように感じた。この時期に歩いて正解のようだ。
この先、十六里木跡標柱あり(倒れていたが)。
その後も道なりに進み、12時20分、御立岬入口交差点に着く。
ここで、道を外れて道の駅たのうらまで歩き、そこで昼食。ガラスケースに陳列してある単品のおかず2種(ミックスフライ・シラス)、ごはん、みそ汁を食べる。
13時過ぎ、御立岬入口交差点から歩き再開。
この先は、国道3号との合流と分岐を繰り返しながら進む。
肥後田浦駅手前では、右前方に東海カーボン㈱田ノ浦工場の建物が見えた。同社は北九州市若松区にも工場を持っている会社だ。
この先、国道3号と分かれ、左方向に進む。急坂を上り、下ったところに十七里木跡標柱あり。
14時15分、志水バス停に到着。
産交バスで芦北バス停まで行き、
15時15分、今日の宿、ホテルAZ芦北店にチェックイン。今日は宿泊客が多いようで、夕食はバイキング形式だった。
今日は、私が薩摩街道最初の難所と位置付けていた、須田眼鏡橋の先から旧国道に合流するまでの上り道と、赤松太郎峠頂上の先で薩摩街道道標から左下方向に進む道について、いずれも迂回することなく歩くことができた。街道歩きの醍醐味を味わった一日だった。
明日は佐敷峠だ。
今日歩いたルート
2021年2月16日(火) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 3日目
3日目は、氷川町のホテルAZ前から、八代宿(八代市)を通り、日奈久宿(日奈久温泉)まで歩く。
5時30分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食。
8時40分、ホテルAZ八代宮原店をチェックアウトし、出発。
ホテル近くのおべんとうのヒライで爆弾おにぎりを買う。
国道3号に沿って延びる旧道を歩く。
是従原標九里碑
九里木跡標柱
令和2年3月に建立されたばかり。令和に設置された石碑や標柱を見つけると、すごく気分が盛り上がる。
国道3号に合流し、進む。
東片町交差点を右折。少し進んだ上片町バス停そばに十里木跡標柱あり。植え込みに隠れて見落としてしまい、最初は通り過ぎてしまった。
福正橋を渡る。正面に日本製紙八代工場の4本の煙突が見える。市職員時代に環境監視・公害発生源監視を長く担当していたので、どこに行っても工場の煙突に目がいく。
ここで、福正橋辺りの河川敷や、日本製紙沿いの道に見覚えがあるような気がしてきた。そうだ。数年前、八代の全国花火競技大会を見に来たときに、近くの小学校に車を停め、会場の球磨川河川敷まで、この辺りを歩いたのだ。とても懐かしい。
出町交差点の少し手前で、和菓子屋を見つけた。
吸い寄せられるように店内に入り、午後のおやつとして、どら焼と桜餅を買う。
11時30分前に出町交差点に到着。
近くのジョイフルで昼食休憩。平日なので安価な日替りランチを食べる。
お腹を満たし、歩き再会。
アーケード街に入ると、ひな人形が展示されていた。夕方、宿でテレビを見ていると、このひな人形の展示の様子がニュースで流れていた。
アーケード街を抜け、前川沿いに札の辻・十一里木跡標柱あり。
国道3号に合流し、しばらく国道を歩く。
国道3号から分岐し、左に進むと肥後高田駅が見える。無人駅の改札を通り、陸橋を渡り向かいのホームへ。
ホームそばの墓地を通り抜けると、十二里木跡標柱あり。
その先で踏切を渡り、線路沿いを進む。線路の向こう側に平山瓦窯跡が見える。
しばらく進むと線路沿いの道が行き止まりになるので、右折し国道3号に合流。
国道3号をずっと進み、日奈久大坪町交差点左手に十三里木跡標柱あり。
道から少し離れているので気がつきにくい。
さらに国道3号を進むと、日奈久温泉駅前、さらに進むと日奈久温泉街に入る分岐点に。ここを左に入る。
温泉街を進むが、人が全然おらずとても静かだ。
日奈久温泉センターばんぺい湯
今日は休館日だった。
さらに温泉街を進み、15時20分、国道3号との合流点に到着。
このあと温泉街に戻り、ばんぺい湯の前で少し時間をつぶし、
16時前、今日の宿、ひらやホテルにチェックイン。
今日は雨の心配もなく、気温も歩くのにちょうどよく、絶好の歩き日和だった。
明日からはいよいよ難所、三太郎峠越えが始まる。
今日歩いたルート
2021年2月15日(月) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 2日目
2日目は、宇土市三丁目交差点から宇土宿、小川宿(宇城市)を通り、八代市の手前、氷川町まで歩く。
5時30分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食。朝食は和定食。ビュッフェ形式が苦手なのでありがたい。テーブルに梅干しと書かれた容器が置いてあり、中を開けるととても大きな梅干しが入っていた。1個いただいた。
8時50分、ホテルベンデナートをチェックアウト。ホテル前のコンビニに寄るが、おにぎり類が全くなかったので、何も買わず店を出た。
8時55分、宇土市三丁目交差点を出発。
左折しようとした角に饅頭屋。外から店内を覗くと、美味しそうな和菓子が陳列してあったので店内に入る。
店主から、できたばかりの甘酒まんじゅうとさくら餅を勧められたので、甘酒まんじゅう2個(赤と白)とさくら餅を購入。
吉武饅頭也(これで「まんじゅうや」と読むのだろう)
あったかいうちに食べようと思い、甘酒まんじゅうのうち1個を歩きながら食べる。できたての甘酒まんじゅうを食ったのは初めてだが、あんまんのような感じでむっちゃ美味しい。普段、近所のスーパーで買っているのと全然ちゃうがな。
饅頭屋の角を左折し進むと、水道塘の案内板あり。この辺りの地名は一里木町という。明示するものは何もないが、四里木はこの辺りにあったものと思われる。
この後、幻のクリームパンを売っている店の前を通るが、9時30分でまだ開店していなかった。
宇城市に入る。
松橋町松橋交差点を左折し進むと、五里木跡碑あり。
数里木跡を示す碑を見つけると、元気が湧いてくる。
国道3号に合流し進むと、六里木跡碑あり。
11時30分、おべんとうのヒライ内に併設された飲食店「どんどん太郎」で昼食休憩。
カツ丼を食べる。
今日は気温は高いが、晴れたり、曇ったり、雨がぱらつきそうになったりと天候がはっきりしないので、早めに昼食を摂り、元気を取り戻して歩く。
住宅街の中に七里木跡碑あり。
七里木跡碑の先、西北小川交差点を過ぎると、小川町商店街に入る。次のような小川歴史案内の標識が所々に設置されている。この辺りがかつての小川宿なのだろう。
刈萱橋を渡り、氷川町に入る。
渡った先に、白玉屋新三郎
白玉で有名な店らしいので、中に入る。
今夜、ホテルで食べようと思い、きなこ白玉を買う。
店員の女性から、飲食店も併設しているので食事はどうですかと聞かれたので、食事は先ほど済ませたと回答。ずっと歩いてるんですか?と聞かれたので、昨日熊本を出発し、鹿児島まで歩くつもりと答えると驚かれてしまい、お茶だけでもどうですかと言われたが、丁寧に辞退してお店を出た。非常に丁寧に対応してくれた店員の方に感謝。
今日は、右手に連なる山々を見ながら歩いている。はっきりは分からないが宇土半島の山々か。
少し歩くと氷川町ウォーキングセンターの大きな看板が見えた。トイレを借りようと思ったが、今日は月曜日で休館日だった。
そばの竜北公園のベンチに座り、景色を見ながら、朝買った残りの甘酒まんじゅうとさくら餅を食べる。
公園のすぐ近くに道の駅竜北があり、そこでトイレを借りて出発。今日はトイレがいいタイミングで見つかる日だ。
国道3号から左に分岐し進むと、八里木跡碑あり。
氷川橋を渡り、進むと、立派な建物あり。
旧井芹家住宅
14時30分、ホテルAZ前に到着。
14時35分、今日の宿、ホテルAZ八代宮原店にチェックイン。
2食付で、ホテル前にある焼肉バイキング「お祭り一番館」の夕食券(生ビール中ジョッキ1杯付)が付いている。
ホテル内のコインランドリーで洗濯、そして入浴。17時から焼肉店に行き夕食。肉、野菜、寿司、麺、カレー、フルーツ、ケーキ、アイスクリームなど、腹いっぱい食べた。
部屋に戻ると、一気に疲れがでて寝てしまい、21時頃に目が覚めた。
昼間に買ったきなこ白玉を食べる。
今日は、右手に宇土半島の山々を見ながら、気持ち良く歩くことができた。特に、竜北公園では、きれいな景色を見ながら和菓子を食べ、お茶を飲む至福のひとときだった。
今日歩いたルート
2021年2月14日(日) ジャングルモックを履いて薩摩街道を歩く旅 1日目(初日)
今日から薩摩街道を歩く。
私が歩く薩摩街道は、熊本・札の辻から鹿児島・鶴丸城御楼門までだ。11日間かけて歩く計画だ。
いつもと同じくジャングルモック(買ったばかりのガンスモーク29㎝)を履いて歩く。
4時30分起床。朝食、テレビ体操。
7時過ぎに自宅を出る。
高速バスの乗り、西鉄天神BTを経由して熊本桜町BTへ。
そこから歩いて札の辻へ。札の辻に来るのは、先週日曜日、豊前街道踏破のとき以来だ。
札の辻で出発の準備をしていると、近くにいた交通誘導をしている警備員の方から、どこまで歩くのかと声をかけられた。鹿児島まで歩きますと答えると、気を付けて行ってくださいと励ましの声をいただいた。
顔をよく覚えていないが、先週も同じ場所に立っていた警備員の方かもしれない。向こうも風体を覚えていて声をかけてくれたのだろうか?
11時15分、札の辻を出発。
札の辻を西に進み一つ目の角を左折すると、さっそく道路上に薩摩街道の標識あり。
路面電車にの線路に合流し南に進むと、石造りの眼鏡橋、明八橋あり。薩摩街道歩き最初の眼鏡橋だ。今回の歩き旅の注目点は、「眼鏡橋」と「数里木跡」。
唐人町を通る。この辺りが昔の宿場町(熊本宿)と思われる。
白川を渡ると、国道3号に着かず離れずで進む。
平田一丁目辺りに、薩摩街道最初の数里木跡、一里木跡碑あり。
街道歩きとは全く関係ないが、一里木跡碑の数百m手前で、北九州市の消防車を発見。なぜ熊本に??
川尻駅入口交差点を過ぎる。この辺りまで、気温が高く日差しも強く、歩くのがけっこうきつかった。今日は最高気温は20℃を超えていたようだ。
くまもと工芸会館の先に二里木跡を示す標柱あり
ここを右に進むと、本陣跡を示す標柱あり。
この先の加勢川べりの階段に座り、昼食休憩。天神BTのコンビニで買ったおにぎりセットを食べる。
川尻四丁目交差点に、初めての薩摩街道標柱。この二股を左に進む。
緑川を渡ったところで小雨が降ってきたが、しばらくすると止んだ。
志々水公民館の先に三里木跡を示す標柱あり。
その先で潤川を渡り、宇土市に入る。
その右手に石造りの眼鏡橋がある。
15時40分、宇土市本町三丁目交差点に到着。
交差点そばの建物に、宇土市出身の正代関の垂れ幕が掲げられていた。
交差点そばのコンビニで夕食の食料を買い、すぐそばのホテルへ。
16時前、今日の宿、ホテルベンデナートにチェックイン。受付の女性従業員の方が、今日がバレンタインデーということで、サービスでチョコレートをくれた。ありがたく頂戴した。
初日の夕食は、コンビニで買った弁当と総菜。内容は、これまでの街道歩きの初日と同様、肉メインだ。
薩摩街道歩き旅初日の今日は、久しぶりに重い荷物を担いで歩いたのと、日中、暑さと強い日差しで少し疲れた。でも無事に初日を終えることができ、明日からが楽しみだ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅 1日目(初日) 2021-02-14 / まっさんさんの熊本市 南エリアの活動データ | YAMAP / ヤマップ