7日目は、水俣市・蘇峰記念館前から陳町宿、陣の坂、肥後と薩摩の国境の境橋、そして出水宿を通り、高尾野駅前交差点まで歩く。
5時20分起床。
今日の準備、テレビ体操のあと、6時45分から朝食。
ファミマで食料を買い、8時20分、蘇峰記念館前を出発。
江南橋を渡り、急坂を上った先に陣の坂公徳碑あり。
ここから下っていき、二股を右方向に下ると、侍街道はぜのき館あり。
ここでトイレを借り、スタッフの女性の方と立ち話。薩摩街道を歩いており、薩摩街道は街道筋の標識が多いので歩きやすいことを話すと、大分古くなっているが、地域に跡を継ぐ人がおらず、ほったらかしになっている旨の話しをしていた。
先を下っていくと、二十四里木跡標柱あり。これが最後の数里木跡標柱だ。
すぐ先、前平橋の右手に眼鏡橋が見える。
冷水眼鏡橋
補修工事をしていた。古いものを維持していくのも大変だ。
袋駅に着く。
ここで、トイレ休憩と、軽食休憩。朝買ったバナナとおにぎりを食べる。
急坂を上って、下り、国道3号を横断して進むと、乙女塚のそばに「不知火海の水銀を悼む碑」あり。碑に手を合わせる。
そこから草道を下った先に境橋が見えた。ようやく肥後から薩摩に入った。
国道3号を進み、その後オレンジロードをずっと進む。
右手に所々海が見える。またオレンジロードというだけあって、みかん畑はもちろん、至るところにみかんの無人販売所がある。
関外バス停先で薩摩街道出水筋道標が示すとおり右折し進むと、野間の関跡あり。
ここでトイレ休憩と、朝買った大福とゆで卵を食べる。
この後、国道447号に沿った道を進み、出水駅の前を通過、広瀬橋を渡り、出水麓武家屋敷群(出水麓伝統的建造物群保全地区)を歩く。昔の雰囲気をいい形で今に残した町並みだ。特に石垣が続いているのが気に入った。
出水小学校の前で、馬車らしきものがあると思ったら、そばに牛が座っていた。牛車遊覧観光というものをやっているようだ。今日宿泊する宿にもポスターが貼ってあった。
県道374号をひたすら進む。
ジョイフルが見えたので、14時40分から遅い昼食を摂る。今日も日替りランチだ。
16時、高尾野駅前交差点に到着。
タクシーで今日の宿へ。
16時45分、今日の宿、ホテルキングにチェックイン。
今日は、昨日までと異なり、朝から晴れで暖かく、山々の緑、青い海、みかん畑のみかん色、花の色など、歩きながら、いつもより色がきれいに見えた一日だった。
また、昨日で三太郎峠を越えたこともあり、今日は少し肩の力を抜いて歩くことができたようだ。
何よりも、今日、肥後(熊本県)から薩摩(鹿児島県)に入ることができた。
明日も楽しみだ。
今日歩いたルート
薩摩街道を歩く旅7日目 2021-02-20 / まっさんさんの矢筈岳(熊本県・鹿児島県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ