昨夕、山にかかっていた雲が薄くなり、ホテルの部屋の窓から大きな山が見えた。安達太良山だろう。今朝起きると、はっきりと見えた。
4日目は、二本松駅入口交差点からホテルサンルート福島前まで歩く。
5時45分起床。準備、テレビ体操、そして6時45分からホテルの朝食。
8時20分、アーバンホテル二本松をチェックアウト。
8時25分、二本松駅入口交差点を出発。
一つ目の信号交差点を左に進み、二本松城大手門跡に寄り道。
街道筋に戻って先を進み、亀谷坂入口交差点を左折。亀谷坂を上り、竹田坂を下る。
竹田交差点を左折すると、右手に大七酒造の大きな建物がある。
大七酒造が作っているお酒で「箕輪門」というのがある。昨年3月末日に早期退職した際、同僚の女性職員から餞別にいただいた。けっこう値が張るお酒で 、開けずにとっておき、昨年9月、東海道を踏破した翌日に開けて飲んだ。とても飲みやすいお酒で、日本酒初心者の方にもお勧め。
根崎交差点の角に本家丹波屋という和菓子屋あり。暖簾の元祖あんぱんの文字に惹かれ店内へ。あんぱん2個とかぼちゃどん、焼きあげだんご(みそごま)を買う。
交差点を左折し、鯉川橋から左方向に、残雪が残る安達太良山が見える。その先を右折し進む。左手に高村智恵子の生家(造り酒屋跡)あり。
二本柳宿に入る。家の前に屋号の表示がある。
突き当たりの円東寺を右折し進む。
上り下りが続くが、車がほとんど通らず、遠くまで景色が見える気持ちの良い道だ。
八丁目宿に入り、めがね橋あり。
その先、突き当たりに案内板あり。
ここを右折すると、右手に中華料理光陽軒という飲食店あり。少し時間が早いが、ここで昼食。ラーメンを食べる。
その先の突き当たり、ガソリンスタンド前に八丁目本陣跡と書かれた標柱があるはずだが見当たらない。なくなったようだ。その代わりに、ガソリンスタンド内に奥州街道八丁目宿本陣跡と書かれた標識があった。
ここを左折し進む。右手の渡辺農機商会のところに、右手に進む標識あり。
奥州街道筋から外れるが、標識のとおり進んでみる。
路地を進み、その先の標識を左折、突き当たりを右折し進む。
その先、標識がなかったので、突き当たりのところで後ろを振り返ると、安達太良山の素晴らしい景色が見えた。左折し、六地蔵道標のところで街道筋に復帰。
このあと北に向かって進み、美郷という新興住宅地沿いの道を通るが、ここは高台で遠くまで景色が見通せる。
福島大学前を過ぎ、国道4号を地下道で横断する。
横断した先のセブンイレブンで休憩。購入したおにぎりと、午前中に購入したあんぱん1個と焼きあげだんごを食べる。
この辺りは見通しがよく、遠くまで山々が望める。
ずっと進むと、右手角に清水町一里塚跡案内あり。
共楽公園を通り抜け、下り道を進む。その先に木でできた畑田橋あり。
信夫橋(荒川)を渡る。左手に安達太良山と吾妻山(吾妻連峰)が見える。残雪が残る雄大な山々だ。両方とも日本百名山。
信夫橋を渡った左手に、トイレとベンチがあったので最後の休憩。あんぱんとかぼちゃどんを食べる。ここには、奥州街道の道標と案内板あり。
福島宿に入る。店の前に案内板あり。
15時00分、ホテルサンルート福島前に到着。
15時05分、今日の宿、ホテルサンルート福島にチェックイン。
荷物の整理、入浴のあと、17時30分からホテルの夕食。ドリンク2杯付プランなので、生ビール(グラスビール)と福島の地酒を注文する。福島の地酒は、喜多方市のほまれ酒造の「会津ほまれ いいで」。辛口で飲みやすいお酒だった。
食事メニューは特別、豪華ではなかったが、手作りのもので、特に煮込み(福岡の筑前煮のようなもの)がおいしく地酒とぴったりだった。ごはんとみそ汁もおかわりでき、従業員の方の接客や説明も丁寧だった。気分よく、満足できる食事ができた。
今日は、天候も良く、素晴らしい山々の景色を眺めながらの歩きで、この4日間で一番印象に残る一日だった。安達太良山や吾妻山をはじめ、残雪が残る山々が遠くまで連なり、福島及び東北の広さ、雄大さを初めて実感することができた。奥州街道を北に向かって歩き始めて良かったと強く感じた一日だった。
今日歩いたルート
計画
実際
奥州街道(白河~仙台)歩き旅4日目 2021-04-15 / まっさんさんの福島市の活動データ | YAMAP / ヤマップ