まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2024年9月16日(月祝) せとうちジャーニーウォークin広島2024を振り返る

せとうちジャーニーウォークin広島2024を振り返る。

 

一昨日(9/14(土))は、5時50分に自宅を出てバスで黒崎駅へ。黒崎駅からJRで小倉駅へ。

小倉駅からのぞみに乗り、広島駅でこだまに乗り換える。車内で小倉駅で買ったおにぎりを食べ、そしてコンタクトレンズを装着。

三原駅からはJRに乗り9時03分に尾道駅着。

 

9時10分、受付・スタート会場になっている尾道駅前の港湾緑地に到着。晴天で日差しが強く、むちゃくちゃ暑い。

受付を済ませ、ゼッケン、大会オリジナルバッジを受領。ゼッケンを安全ピンでリュックサックに取り付ける。自宅から持ってきた小ぶりのバナナを2本食べ、そのあと手荷物を預ける。

 

9時30分から開会式。尾道市長が来賓あいさつ。

尾道駅前のトイレで用を済ませ、そのあとは日差しが強いので、港湾緑地のパラソルの下で待機。

10時からスタート。ゼッケン番号順に2分間隔で50名づつのウェーブスタート。私は最後尾の第8ウェーブで10時14分にスタート。広島市中区ハノーバー庭園を目指して歩く。

 

本大会は、昨年から始まったウルトラウオーク大会で、今年で2回目の開催。コースは、尾道市を出発し、三原市竹原市東広島市呉市などを通り、広島市までの瀬戸内海沿いを歩く約120km(自宅PCを使ってキョリ測でコースをトレースすると115㎞)。制限時間は32時間(~9/15(日)18時)。

 

靴は先月の第1回信州中山道木曽路12宿ウルトラウォーキングでも履いたジャングルモック2.0(ボウルダー)。装備もそのときと同じ。リュックサックはトレランザック。服装は、上は半そでメッシュのアンダーレイヤーにTシャツ、両腕にはアームカバー装着。下はコンプレッションタイツに短パン、両膝サポーターをふくらはぎ辺りに装着し、必要なときに膝にずり上げる。帽子はウオーキングでいつもかぶっている丸帽子。暑さ対策として、首に冷感タオル、そして今日はおでこではなく頭にタオルを巻く。

所持する水分は、自宅で凍らせてきた500mLペットボトルの水(スタート時には半分以上溶けていた)と水筒に入れた水。

 

国道2号を進み、三原市に入るとすぐ、一昨年歩いた西国街道山陽道のコースに合流。当時のことをいろいろと思い出しながら歩く。

 

本大会では、コース地図の配布はなく、矢印標識が各所に設置されており、要所には交通誘導員が立つ。あとは、大会サイトにあるグーグルマップで、コースと現在地を確認しながら歩く。

 

11時40分、自販機で水(500mLペットボトル)2本購入。

12時、糸崎2丁目交差点でコースを外れて古城通公園のトイレに行く。

12時30分、コンビニに入るが冷凍ペットボトル飲料は販売しておらず、水を購入。

12時45分、コンビニで冷凍ペットボトル飲料が売っていたので2本購入。暑いので溶けるスピードがめっちゃ早い。

山陽本線から離れ、呉線沿いを進む。

 

13時45分、第1エイド・すなみ海浜公園(約20km地点)に到着。

このエイドでは、八天堂くりーむパンとみるくもみじ饅頭の提供あり。

本大会エイドでは、マイカップや水筒などでの給水となっており、ペットボトルへの給水は飲み口、注ぎ口の接触がある理由から不可となっているようだ。スタッフが(冷やしてないので生ぬるい)2Lペットボトルに入った水やスポドリなどを参加者のマイカップや水筒に給水してくれるのだが、感染が心配なら500mLのペットボトル飲料を置いといて参加者に自由に持っていかせれば全く接触しなくてよいと思うのだが・・・。

提供されたパンと饅頭を食べ13時52分に出発。同公園内のトイレに行き、水道でタオルを濡らし、自販機で水2本を購入。

 

日差しが強くて暑く水分を頻繁に摂取するので、あっという間に手持ちの水がなくなる。

14時40分、集合住宅の自販機で水2本を購入。

 

左手に斜張橋多々羅大橋が見える。

15時30分、竹原市に入る。

 

16時、忠海駅でトイレに行き、自販機で水を購入。

夕方になり日差しは弱まるが、暑さは続く。17時35分、たけはら海の駅でトイレに行き、自販機で水を購入。

 

18時、第2エイド・藤三前緑地公園(約40㎞地点)に到着。

このエイドでは、もみじ饅頭の提供があり、5種類ほどのなかから3個選ぶことができた。さらに、キッチンカーが待機。参加者は無料でソフトクリームを1個注文できたと思うのだが、私は有料だと勘違いし食べ損ねてしまった。

夜間用ライトの準備をし、仮設トイレで用を足し、18時12分に出発。

 

19時40分、木谷みどり公園でトイレに行く。

19時50分、コンビニでトイレに行き、そして冷凍ペットボトル飲料を購入。

 

21時、第3エイド・安芸津市民グラウンド(約55㎞地点)に到着。

このエイドでは、いちじくクリームチーズパンと柑橘系ドリンクの提供あり。柑橘系ドリンクは5、6種類から選ぶことができ、スタッフの女性がおかわりできますよと言ってくれ、私は炭酸入りのドリンクを2杯いただく。感謝。

このエイドからはテントにブルーシートが敷かれた休憩場所が用意されており、寝転んで休んでいる参加者が多くいた。

日中の暑さによる疲労と日が落ちてからの極度の眠気と、水ばかり飲んでいるので食欲もなく力が湧かないなか、何とかここまでは歩けた。が、歩くペースの波が激しく、まだ中間点にも達していないのにこんな状況だとゴールまではとてもたどり着けないなあと思ってしまう。

ここで、メッシュシャツとタオル、Tシャツを着替える。そして、この先は歩道なしの道が多くなるので、手持ちの懐中ライトを明るさの強いものに交換する。

グラウンド内のトイレに行き、21時20分に出発。次の第4エイドまでは25㎞あり、エイド間の間隔が最も長い区間になる。

 

歩道がない区間が多く、車がけっこうなスピードで走ってくるので、ライトを付けていても身の危険を感じる。とても眠いが、気が抜けない。

22時55分、晴海公園でトイレに行く。

日付けが変わった0時05分、コンビニでトイレに行き、そして水2本を購入。

 

前を歩く参加者の後方ライトを見ながら進んでいると、トンネル沿いの上り道を進むので変に思ってスマホのグーグルマップを見るとコースアウトしていた。仁方第二トンネル東口交差点の矢印標識を見落とし、左折すべきところを直進してしまったようだ。前方の参加者に大声で道が違うことを伝え、道を戻り正しいコースに復帰する。

 

2時35分、ようやく第4エイド・広公園(約80㎞地点)に到着。

このエイドでは、ひじきおにぎりと冷汁の提供あり。ひじきおにぎりは1/3ほどしか食べられなかったが、冷汁はとても美味かった。

また、このエイドでは甘酒の提供あり。クーラーボックスで冷やしてあるもので、冷たくて美味しく、少しだけ元気が戻る。さらに、水分の補給も、クーラーボックスで冷やしてあるペットボトル入りのものをそのつど取り出して注いでくれるので、冷たいものを摂取できた。スタッフの気配りに感謝。

最長区間の25㎞を乗り切ったが、眠くてきつくて限界だと思う気持ちとゴールに向けて次のエイドまでは頑張ろうという気持ちがせめぎ合う。

公園内のトイレに行き、自販機で水を購入し、2時57分に出発。

 

脚がむちゃくちゃ重く、歩が進まない。

休山トンネルに入る。このトンネルは延長1.7㎞なのだが、その長さ以上にとても長く感じ、なかなか出口が見えてこない。前方には誰もいないのに誰かがいるような幻覚を何度も見ながら、何度も力尽きそうになりながら進む。ここが本大会で最もきつい箇所だった。

その先、本通の商店街。フラフラでバスのベンチに座り込む。この商店街の通りも変化がなく、きつかった。

海上自衛隊呉教育隊前交差点を右折し宝橋を渡った先、左手に大和ミュージアムがあるのだが、全く何も覚えていない。休山トンネルからこの辺りまでがいちばんきつかったようだ。

 

5時05分、マリンパーク川原石でトイレに行く。ここの広場にはテントが立ち、本大会のスタッフがたくさんいたのでなぜかなと思ったら、ここは30㎞コースのスタート地点だった。

5時35分、コンビニで水を購入。

少しずつ夜が明け、ほんの少しだが元気がでてくる。

 

6時40分、天応公園でトイレに行く。

6時43分、最後のエイドとなる第5エイド・呉ボートピアパーク(約100㎞地点・実際は95㎞地点)に到着。

このエイドではキッチンカーが来ており、うどんか焼きそばのどちらか一杯を無料で利用できる。私はうどんを注文。呉の細うどんで、できたて熱々、本大会で最も美味い食べ物だった。感謝。

また、このエイドでは、水分補給として500mLペットボトル飲料を提供しており、麦茶をもらう。

体がボロボロになりながら、何とか最終エイドまで来ることができた。ここからは、早くゴールすることより、時間がかかってもよいので確実にそしてゴール後に倒れてしまわないようにゴールするためにはどうすればよいかが大事だと考える。

寝転がると体が動かなくなると思い、これまで参加した100㎞ウオーク(ウルトラウオーク)大会ではエイドで横になったり寝転がったりしたことはないのだが、今回は眠気をとるために少し横になって寝ることに。

少しの間、熟睡して、7時過ぎに目が覚める。

起き上がって出発しようとしたら、糸島112㎞で最後にいっしょに歩きゴールしたSさんとばったり出会う。Sさんは私よりスタート時間が早くかなり前を歩いていると思っていたが、今日も私と同じペースのようだ。佐世保島原105㎞、糸島112㎞、そして今回と、Sさんと私はほとんどタイムが変わらない。

7時17分に出発。

 

少し横になって眠ったので、少しだが眠気がとれたようだ。温かいものを食べ、足も少しだけ元気になったようだ。ゴールまで残り20㎞、最初の5㎞は頑張って歩き、そのあとは無理をせず休みながら進むことに。

8時30分、坂駅でトイレに行く。

第5エイドを出発したときは曇り空だったが、日が差し暑くなってくる。

あまりの暑さと日差しの強さで、矢野交番入口交差点そばの日陰でしばし休憩。そして、その先の矢野駅連絡通路入口の階段で再び休憩。ここで、休憩していると後ろから来たSさんが追い越していった。ゴールまで残り11㎞ほど。

9時15分、コンビニで冷凍ペットボトル飲料とクーリッシュバニラを購入。クーリッシュを食べながら、そのあとは冷凍ペットボトル飲料で首筋など体を冷やしながら進む。

9時50分、自販機で水を購入。

9時55分、港町公園でトイレに行く。

10時30分前、マツダ本社前の向洋駅前バス停で、私設エイドあり。果物をいただいて食べる。とても美味く元気が戻る。感謝、感謝。

10時55分、コンビニでトイレに行き、そして冷凍ペットボトル飲料と水を購入。ゴールまで残り5㎞を切る。

11時10分、マツダスタジアムの前を通過。付近にあるマンホール蓋はカープの絵柄。

11時22分、2年前の西国街道山陽道歩き旅で渡った猿猴橋のそばを通過。

11時35分、上幟町公園でトイレに行く。ゴールまで残り1.5㎞。

 

11時50分過ぎ、ゴールのハノーバー庭園に到着。日差しが強くとても暑いので、スタッフは皆テントのなかにいて、ゴール地点には誰もおらず。

完歩証を受領。そして、各種記念品と、開会式でゴール先着120名がもらえると言っていたビン詰めのはっさくシロップづけ「因島のはっさく」をもらう。

記録には満足できないものの、酷暑のなかゴールまでよくたどり着いたと思う。頑張った俺!!

預けていた手荷物を受領。その際、スタッフが「私たちは手荷物を触れないので」と言って、参加者自身が自分の荷物を探して(持っていって)くださいとのことだったが、なぜ触れないのか私には意味不明だった。

更衣室テントが用意されていたが、テント内は蒸し風呂状態。上は外で着替え、下着のみテントのなかでさっと着替える。テントの上部か下部を少しだけ開けて設置すれば、少しは風が通ってここまで蒸し蒸し状態にはならないと思うだが・・・。

 

路面電車で広島駅まで行くつもりだが、体の火照りが治まらず、このまま電車に乗ると体調が急変し危ないと思い、ひろしまゲートパーク内の自販機でジュースを買い、日陰で座れる場所を見つけて、ジュースを飲みながら体の火照りを冷ます。

13時、帰途につく。原爆ドーム前電停から路面電車に乗る。乗車時は満席で乗客も多かったが、途中から席が空いたので座る。広島駅電停で下車。

JR広島駅でネット予約していた新幹線切符を発券。新幹線の指定席を予約していたが、予約していた便の時間を大幅に過ぎてしまった。でも自由席には乗れるので問題なし。

駅北口1階の吉野家で食事。新商品の月見牛とじ丼とお新香みそ汁セットを注文したが、肉は固く、卵はふんわりともとろっともしておらず、半分以上残す。いつも通り、牛丼を注文すればよかったと後悔。以前も吉野家で牛丼以外のものを注文し、肉が固くて食べられなかったことを思い出す。

広島駅14時03分発ののぞみに乗車。3人席の通路側に座ることができた。14時53分に小倉駅着。広島-小倉間は新幹線だとあっという間だ。

小倉駅に着くと、午前中の事故の影響で在来線ダイヤが乱れていたようだったが、接続よく特急ソニックに乗ることができ黒崎駅へ。

バスの待ち時間を使い、黒崎駅前のリンガーハットで、いつもどおりスモールちゃんぽんと餃子3個を食べる。

西鉄黒崎BCからバスに乗り、16時15分頃に帰宅。

 

帰宅後、さっそくシャワーを浴び、ひと息つく。

日差しが強く暑いなかを長時間歩いたので体調の急変を少し危惧していたが、何事もなく帰宅できてよかった。また、筋肉痛以外の体へのダメージもほとんどない。

今日はコンビニに寄らなかったので、家にあるものでお腹を満たす。カップ麺を食べ、その後、まだ空腹を感じるので、素麺をゆでて温かいつゆで食べる。

 

9/14(土)15(日)、せとうちジャーニーウォークin広島2024に参加。

40㎞を過ぎた辺りから体に力が入らず、気持ち的にも完歩できるとは思えない状態だったが、そのようななかゴールに向かって一歩ずつ歩を進め、なんとか120㎞(実質115㎞)を歩き通し完歩することができた。

YAMAPの累積標高で比較すると、本大会のコースは先月参加した信州中山道木曽路12宿UWの半分ほどだが、実際は上り下りがかなりあり、想像以上に厳しいコースだった。甘く考えていたように思う。

また、暑さ対策は先月大会の経験もあり、それなりに対応できると思っていたが、もっと考えなければと痛感。特に、日差しが強いときは傘を差すことも必要だと感じた。傘はスタート直後の参加者が密集している状況での使用は危ないが、中盤~終盤の参加者がばらけたときに必要に応じて使うのは身体を守るためになるのではと思う。

時間帯は忘れたが、夜間に雨がパラパラと降り始めたときは、どうなるかと心配したが、しばらくすると止んだのでよかった。

本大会のコースは、尾道から広島まで山陽本線呉線に沿った瀬戸内海沿いを歩くロングコースで、景色がとてもよく、歩き応えがある。その一方、事前調べのときから少し気になっていたのだが、実際に歩いてみると、歩道がない箇所を夜間時間帯に多く通るため危険度が高いコースだと感じた。

今大会は自分らしく歩くことができなかったので来年大会にも参加したいと今のところは考えているが、バッジ以外に参加記念品がなく、エイドでの提供物が物足りないこと、さらに参加費(早割15,000円・通常17,000円)の割高感を鑑みると、同時期に開催されるしまなみ海道UWに気持ちが傾いてしまう。

来年は、参加者目線の安全でよりよい大会になるよう願うばかりだ。

スタッフや関係者の皆さん、本当にお世話になりました。また、参加者の皆さん、暑いなか、本当にお疲れさまでした。

 

歩いたコース

せとうちジャーニーウォークin広島2024 2024-09-14・15 / まっさんさんの尾道市の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 

今日は、5時に目が覚める。終日、自宅でのんびりと体を休める。