まっさんのブログ ~みち楽の旅日記~

旧街道やウオーキング大会など、みち歩きを楽しんでいます♪

2022年12月23日(金)

今朝は6時過ぎに起床。テレビ体操、台所の片付け。

明るくなり始めたので窓から外を見ると雪が積もっていた。北九州でも毎年2、3度は雪が積もるが、12月に積もるのは珍しい。

朝食。

 

9時過ぎから歩いて外出。散髪屋に行き、いつもどおり散髪とフェイスマッサージをしてもらい、とてもさっぱりした。そのあと、行きつけのスーパーで買物をする。帰り道、積もった雪はほぼ溶けていた。

 

昼食。

 

午後、台所の掃除。

 

夕方、食事の準備をし夕食。昨年6月に漬けた梅酒を初めて飲むが、1年半置くとまろやかな味になっており、思った以上に飲みやすく美味しかった。

2022年12月22日(木)

今朝は6時に起床。テレビ体操、台所の片付けのあと朝食。

 

洗濯をし、10時15分から車でドラッグストアに行く。そして、歩いて近所のスーパーに買い物に行く。スーパー前で包丁研ぎをやっていたので、自宅に包丁を取りに帰り、包丁2本を研ぎに出す。

 

帰宅後、昼食。

 

午後、台所の流し台の掃除。

 

夕方、食事の準備をし夕食。

2022年12月20日(火)

今朝は6時45分に起床。テレビ体操(録画)、台所の片付けのあと朝食。

 

洗濯したあと、今日は新車の1か月点検なので販売店に車を持っていく。

点検している間、歩いて行きつけのスーパーで買物したのち、点検の終わった車を引き取り帰宅。

 

午後、玄関と洗面所の掃除をする。

 

夕方、作り置きおかずをつくり、そして食事の準備をし夕食。

19時前からBSテレ東の、太川陽介蛭子能収が出演している「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を見る。松島から津軽半島・竜飛岬(龍飛崎)まで路線バスを乗り継いで行くのだが、昨年、奥州街道歩き旅の際に通った場所や地名がたくさん出てきて、懐かしくまたおもしろく拝見。でも見終わったあと、龍飛崎の先、北海道を歩きたくなってきた。

2022年12月19日(月)

今朝は6時30分に起床。夜の間に雪が降ったようで、自家用車に雪が積もっていた。

テレビ体操(録画)、台所の片付けのあと朝食。

 

洗濯をする。

 

10時45分から車で外出。最寄りの駅に行き、新幹線きっぷの受取り。帰りに行きつけのスーパーに寄って買物し帰宅。そして、コンビニに行きプリント。最初行ったコンビニの機械がUSBメモリーを読み取らず、別のコンビニに行きプリント。封筒に入れ、郵便局のポストから投函。

 

帰宅後、遅い昼食。

 

夕方、作り置きおかずをつくり、食事の準備をして夕食。

2022年12月18日(日) 「九州国際スリーデーマーチ」参加申込み受付始まる

今朝は8時起床。台所の片付けをし、朝食。

 

録画していた番組やマンガを読んでのんびりと過ごす。

 

テレビを見ていると、NHK BSプレミアムで日野正平の自転車旅番組「にっぽん縦断こころ旅 とうちゃこ」を放送していた。今日放送の場所は熊本県日奈久温泉で、温泉センターとその前の広場、私が休憩したベンチが出てきたので懐かしく思った。そして、こころの風景の送り主は北九州の方だった。私が昨年3月に薩摩街道歩きをした際は、日奈久温泉の宿に宿泊した翌日から、薩摩街道のハイライトとなる三太郎峠越えが始まった。

 

BS日テレでは「全国中学駅伝」を放送しており、会場は私が今年1月に20㎞マラソンで走った滋賀県希望が丘文化公園だった。このときは、完走はしたが順位はドンケツだったように思う。

 

夕方、インターネットでマラソンウオーキングイベントのエントリーサイト「スポーツエントリー」を見ていると、来年(2023年)3月初めに開催される「第28回九州国際スリーデーマーチ2023」の参加申込み受付が始まっていた。

これまで5月開催だったが、近年は5月でも30度近い気温となる年もあり熱中症や体調不良などの発生が非常に危惧される状況となっているため、2023年から3月に時期を変更して開催するようだ。

九州国際スリーデーマーチは、日本スリーデーマーチに次ぐ国内第2位の規模の大会で、国際マーチングリーグに登録されており、九州唯一のスリーデーマーチ。前々から参加したいと思っていたウオーキング大会だ。非常に楽しみなのと同時に、無事に開催にこぎつけてほしいものだ。

2022年12月17日(土)

歩き旅から帰ってきてから、寒くて朝起きるのがつらくなってきた。

 

今朝は7時30分に起床。台所の片付け、テレビ体操(録画)のあと朝食。

 

洗濯をし、11時から5㎞周回コースを1時間ジョギング。

終了後、車で外出。我が家のオーブンレンジが正常に動かなくなってきたので、新しいのを買おうと家電量販店に行く。が、手頃な値段の商品がないのと、トーストを焼くのに裏返ししないといけないものが多く(今使っているのは裏返しの必要なし)、結局決めきらなくて店を出る。年が明けてからゆっくりと選ぶことにしようと思う。

行きつけのスーパーで買物をして帰宅。

 

遅い昼食をとる。

 

夕方、作り置きおかずをつくり、そして食事の準備をし夕食。

2022年12月16日(金) 西国街道・山陽道歩き旅(その3) まとめ

西国街道山陽道歩き旅(その3)のまとめ

 

【行程】

1日目12/3(土) 広島市・駅前大橋南詰交差点~廿日市市宮内串戸駅前 18.7㎞

  宮島コーラルホテル泊(2食付)

2日目12/4(日) 宮内串戸駅前~大竹市・玖波駅付近 15.9㎞

  ペンションあんばらんす泊(2食付:夕食提携飲食店)

3日目12/5(月) 玖波駅付近~(小瀬川:山口県に入る)~岩国市・新岩国駅付近 16.3㎞

  グリーンリッチホテル岩国駅前泊(朝食付)

4日目12/6(火) 新岩国駅付近~(中峠・欽明路峠)~米川駅付近 20.2㎞ 

  ホテルルートイン徳山駅前泊(朝食付)

5日目12/7(水) 米川駅付近~周南市・ホテルクラウンヒルズ徳山前 24.0㎞

  ホテルクラウンヒルズ徳山泊(朝食付)

6日目12/8(木) ホテルクラウンヒルズ徳山前~(椿峠)~防府市富海駅前 20.2㎞

  ホテルルートイン防府駅前泊(朝食付)

7日目12/9(金) 富海駅前~(浮野峠)~(萩往還)~(佐野峠)~山口市四辻駅北側 22.2㎞

  ロイヤルイン新山口駅前泊(朝食付)

8日目12/10(土) 四辻駅北側~(周防長門国境)~宇部市・二俣瀬交差点 21.2㎞

  ビジネスホテル新川泊(2食付)

9日目12/11(日) 二俣瀬交差点~(殿様道・どんだけ道)~(吉見峠)~(西見峠)~山陽小野田市厚狭駅南側 14.9㎞

  エクストールイン山陽小野田厚狭駅前泊(朝食付)

10日目12/12(月) 厚狭駅南側~(蓮台寺峠)~下関市小月駅前の通り 18.5㎞

  きくがわ温泉サングリーン菊川泊(2食付)

11日目12/13(火) 小月駅前の通り~(長府)~永福寺入口 19.1㎞ 計211.2㎞

  国民宿舎 海峡ビューしものせき泊(2食付)

12日目12/14(水) 関門トンネル人道入口(下関側)~北九州市八幡西区・曲里の松並木入口 28.3㎞ 総計239.5㎞

 

【会計】

 ・交通費  13,180円

 ・宿泊費  56,101円

 ・食 費    8,330円

 ・雑 費    1,640円  計79,251円

これ以外に、全国旅行支援割クーポンを計29,000円分もらい、利用した。

今回の歩き旅は広島駅前出発だったので、小倉~広島間の新幹線料金以外は宿への移動費だった。帰りの交通費もかからなかったことから、交通費を抑えることができた。また、全国旅行支援割が使えたので宿泊費を大幅に抑えることができ、クーポン利用により酒代や食費も抑えることができた。

 

【参考資料】

今回の歩き旅に際し、次のものを参考にした。

西国街道山陽道徒歩の旅絵日記(長坂清臣著:文芸社)

  この方の歩き本は素朴な絵が良くて、ほぼ全部持っている。

  読んでいると、歩き旅に出かけたくなる。

 

②街道を歩く 山陽道(中山高安著)

 

③太陽コレクション地図 京都・大阪・山陽道(平凡社)

  絶版。地図が載っているがほとんど参考にはしなかった。

 

西国街道山陽道を歩いた先達のホームページ・ブログ

  いろいろな方のものを参考にした。

 

 

今朝は寒くて、8時起床と遅起き。朝食。

昼食のあと、14時から5㎞周回コースをジョギング。

コンビニに買物に行き、そして早い夕食。

2022年12月15日(木) 西国街道・山陽道歩きを終えて

歩き旅を終え、昨夕、自宅に帰ってきた。

 

この旅で、今年最大のテーマであった西国街道山陽道を踏破することができ、そして旧街道を歩きつないで本州・九州を縦断することもできた。

YAMAPアプリで軌跡マップを見るとこれまで歩いた道のりが分かる(YAMAPを始めたのが2020年5月からなので、それ以前に歩いた東京・日本橋から福島・白河までの記録は反映されていない)。

街道歩きを始めて3年8か月になるが、これを見るとよく歩き続けたなあと自分自身に感心するとともに、ここまで広範囲の道を歩いてきたことに驚きを感じる。

 

自分的にはこれで大きな区切りをつけることができたので、次のテーマに向けて取り組むことができる。来年は、東九州山口県の街道、四国一周の街道など、できるところから歩き尽くしていきたい。

 

 

今朝は7時に起床。台所の片付けのあと、歩き旅で溜まった洗濯物を洗濯する。

 

我が家のオーブンレンジがとうとう動かなくなったので、年内のうちに粗大ごみ収集に出すためにインターネット受付を使って申し込む。手数料は今はキャッシュレス決済ができるようになっているので、それを使って決済する。

 

15時から車で外出。ニトリホットカーペット用のカーペットを買い、行きつけのスーパーに寄って食料品の買い物をし帰宅。

 

弟には電話で、妹にはメールで帰宅したことを知らせる。カーペットを敷き、夕食にする。

2022年12月14日(水) 西国街道・山陽道を歩き終えた翌日(門司往還・長崎街道を歩き我が家へ)

昨日は、下関市永福寺入口に立つ「山陽道赤間ヶ関街道起終点一里塚跡」碑の前に到達し、西国街道山陽道を踏破できた。

昨夜は壇の浦の宿に宿泊し、今日は関門トンネル人道を通って北九州に入り、曲里の松並木まで歩き、そして我が家まで歩いて帰る。

 

今朝は5時15分に起床。テレビ体操のあと7時から2階レストランで朝食(バイキング形式)。荷物を整え、8時20分に海峡ビューしものせきをチェックアウト。

 

8時30分、下関側の関門トンネル人道入口を出発。

エレベーターで地下に下りて地下道を通り、福岡県に入る。

再びエレベーターに乗って地上へ。8時45分、門司側の関門トンネル人道入口に出る。

 

ノーフォーク広場、トロッコ列車沿いの道を通り、そして国道3号を進む。

大里本町一丁目交差点からは街道筋が残る細い旧道を進む。沿道には街道に関する石碑や説明板が続く。門司駅前を通り、その先は街道筋が寸断されているため国道199号を進む。

高浜で国道199号を離れ、小倉駅の南側の通りを進む。セントシティ北九州(旧コレット)の建物内を突っ切り、京町のアーケード街を抜けると、右前方に長崎街道の起点、常盤橋が見える。

橋の上から左手を見るとリバーウォーク北九州の大きな建物があり、その中に地図の博物館「ゼンリンミュージアム」がある。街道歩きをする人には、ぜひ行ってほしい施設だ。

 

常盤橋からは長崎街道の道筋を歩く。道筋の地面の所々には、長崎街道のプレートが埋め込まれており、道筋を示してくれるとともに、歩く人の気分を盛り上げてくれる。

私はこれまでに長崎街道唐津街道歩きの2度、この道を歩いている。

 

13時過ぎ、八幡東区高見の商業施設に到着、昼食休憩にする。ラーメン屋に入り、ラーメンとギョーザ、おにぎりのセットを食べる。

 

近くの公園でトイレを済ませ、歩き再会。

八幡東区東田で都市高速道路の高架下を通り、西本町一丁目交差点の手前にある長崎街道の大きな看板を見る(この看板はJRの電車内からよく見え、私は通勤時によく見ていた)。

 

元市立八幡病院の建物があったところを右折し進み、国道3号に合流。紅梅一丁目交差点から右斜め前方に分かれる道に入り、JR踏切を渡り、黒崎バイパス高架下をくぐると黒崎宿に入る。

その先を左折し、再び黒崎バイパス高架下をくぐり、JR踏切、国道3号を横断すると、サニーパンやオムレットなどで有名な「シロヤパン」がある。明日の朝食用に買って帰りたかったが、リュックに入れると潰れてしまうと思い断念。

 

黒崎の商店街の通りに入ると、黒崎宿や長崎街道に関するものがたくさんある。

黒崎宿の西の出入口となる西構口跡。ここを過ぎると、地面に埋められた長崎街道プレートの内容が変わり、次の宿場である木屋瀬宿が出てくる。

 

15時20分、「曲里の松並木」入口に到着。ここが今日の到着点だ。

 

ここから歩いて我が家へ。途中、行きつけのスーパーに寄って買物し、16時15分に帰宅。広島駅前を出発し、12日間に渡る歩き旅がようやく終わった。

今日は、トータルで30㎞以上歩いただろう。よく歩いた。でも、我が家に近づく道のりだったので、それほど苦にはならなかった。

 

帰宅後、入浴しヒゲを剃る。そして夕食、祝杯をあげる。

 

昨日、西国街道山陽道を歩き終え、今日は関門トンネル人道を歩き、関門海峡を渡った(くぐった)。そして、門司往還・長崎街道を通って黒崎の「曲里の松並木」入口まで歩き、そのあと我が家まで歩いて帰宅。

今回の歩き旅は、天候に恵まれた。小雨が降ることはあったが、結局一度も傘を差すことなく歩き通すことができた。こんなことは初めてだ。

これで、北は津軽半島の龍飛崎から、南は鹿児島城(鶴丸城)まで本州・九州を縦断したことになる。これまで、よく歩き続けたものだ。

 

今日歩いたルート

キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン

西国街道・山陽道を歩き終えた翌日(門司往還・長崎街道を歩き我が家へ) 2022-12-14 / まっさんさんの北九州市(門司区)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

2022年12月13日(火) 関門海峡を目指して西国街道・山陽道を歩く旅30日目(その3・11日目)最終日

今日の一枚 宿から見える関門海峡

 

30日目(その3・11日目)最終日は、小月駅前の通りから山陽道赤間ヶ関街道起終点一里塚跡碑のある永福寺入口まで歩く。

 

今朝は6時起床。テレビ体操のあと、7時30分から1階レストランで朝食(配膳形式)。荷物を整え、8時30分、サングリーン菊川をチェックアウト。公営の宿で外観は古いが、温泉、部屋の設備、料理とも全て良く大満足の宿だった。

 

菊川温泉バス停からサンデンバスに乗り小月駅前に移動。

 

9時10分、昨日の到着地点である小月駅前の通りを出発。

道幅の狭い旧道を進む。橋本家長屋門があり、その先の神田橋に石橋が保存されている。

 

その先、左手角に宇部一里塚跡碑あり。赤間関まで3里。

 

10時40分頃、長府駅前に着く。右手に長府駅、左手に下関ボートが見える。長府駅の1階にトイレとベンチあり。ここで、トイレを済ませ、ベンチに座って昨日買っておいたパン・菓子を水筒に入れてきた温かいお茶とともに食べる。暑くなってきたので、ここでウインドブレーカーを脱ぐ。

 

長府宿に入り、商店街の通りを進み、その先を右折。

長府毛利邸

功山寺

 

その先の上り道を進み、そして下ると、前田簡易郵便局の辺りで関門橋が見えた。ようやくここまで来たという気持ちになる。

そこからは、関門橋関門海峡を見ながら進む。

 

火の山ロープウェーの前を通り、国道9号に合流。

壇の浦古戦場跡、そして関門橋の真下を通り過ぎる。

関門海峡の向こう側に見える北九州の風景を見て、歩いてここまで帰ってきたことを実感するとともに、足取りが軽くなりルンルン気分になる。


14時30分、永福寺入口にある「山陽道赤間ヶ関街道起終点一里塚跡碑」の前に到着。これで西国街道山陽道の踏破だ。


海響館前バス停からサンデンバスに乗り国民宿舎前バス停で下車。

15時30分、今日の宿、海峡ビューしものせきにチェックイン。オーシャンビューの宿で、部屋の窓から見える関門海峡の眺めは素晴らしい。

さらに夜になると、関門橋のライトアップと門司港レトロ地区の光からなる夜景がまた素晴らしい。

 

30日目(その3・11日目)最終日の今日は、下関市小月駅前の通りを出発し、長府を通り、そして下関市役所の先、観音崎町の永福寺入口に立つ「山陽道赤間ヶ関街道起終点一里塚跡」碑の前まで歩いた。

今年2月20日(日)に京都・三条大橋から歩き始めた私の西国街道山陽道歩きは、これで終了だ。そして、青森・三厩から下関まで、旧街道の道筋を歩いて本州を縦断したことになる。感無量だ。

 

明日は、関門トンネル人道を通って北九州に入り、我が家まで歩いて帰る。この旅の本当の最終日だ。

 

今日歩いたルート

キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン

西国街道・山陽道歩き旅30日目(その3・11日目)最終日 2022-12-13 / まっさんさんの火の山(下関市)・火の山公園・霊鷲山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

2022年12月12日(月) 関門海峡を目指して西国街道・山陽道を歩く旅29日目(その3・10日目)

今日の一枚 下関市の人孔(マンホール)の蓋

下関はやはり河豚(フク)。

 

29日目(その3・10日目)の今日は、厚狭駅南側から小月駅前の通りまで歩く。

 

今朝は5時30分起床。テレビ体操のあと6時45分からホテル1階朝食会場で朝食(バイキング形式)。荷物を整え、8時にエクストールイン山陽小野田厚狭駅前をチェックアウト。

 

厚狭駅のコンビニで全国旅行割クーポンを使って昼食の食料を購入。8時20分、厚狭駅南側を出発。

 

晴天で日が差し、周囲の山々がとてもきれいに見える。

 

県道225号を横断し進むと、山陽本線が見えてくる。山陽本線に並行する道を進む。

 

福田に入り、いよいよ蓮台寺峠の入口にさしかかる。

道なりに進むと、中国電力の看板がある二股にさしかかる。ここは真っすぐ進みたくなるが左へ。林を抜け、道なりに進む。

右手に用水槽が見える。事前調べではここから先はぬかるみ道ということで、足元を確かめながら進むが全くその気配はなし。道幅も4WDの車が通れるような広さがあり(路肩が悪いので車通行禁止の看板があった)、土砂を入れたような形跡もあることから、地元行政機関が改善を図ったのかもしれない。

先を進むと前方に鉄塔が見え、ちょうど送電線の真下辺りにY字路。事前調べでは右に分かれる道が旧道だが藪道とのことなので、道なりに左に進む。上り道を進むと、右手に顕彰碑と庚申塚あり。その先は峠の頂上のようだ。

この顕彰碑と庚申塚の手前に右に入る道がある。先ほどのY字路を右に進むとここに出てくるのではないか。ぬかるみ道がなく、ここまで容易に歩けたことから、旧道の道筋を確かめたい衝動に駆られ、右に入る。しばらくは歩きやすい道が続いたが、林の中に入ると道筋が不明瞭に。が、進む方向は見えており、緩やかな下りを倒木を避けながら、藪を分けながら進むと小さな小屋がある広場に出る。そこから更に道を下ると、先ほどのY字路入口に出た。ところが、来た道を戻ろうとすると、先ほどよりも道が不明瞭で迷いそうになる。YAMAPの軌跡をあるので、それを見ながら顕彰碑と庚申塚のところまで戻ることができた。が、ケガをする可能性や林の中で迷う危険性もあり、少し慎重さを欠いた不用意な行動だったと反省。

 

顕彰碑と庚申塚の先が頂上で蓮台寺峠だと思われる。その先を下っていくと、下関市に入る。10時55分、蓮台寺の入口に到達。山陽道最後の難所、蓮台寺峠を無事に越えることができた。

 

吉田宿に入る。四つ角の左手に一里塚跡碑と説明板、そして榎あり。

四つ角を左に進み、吉田小学校の手前を左に入ると吉田宰判勘場御茶屋跡(御本陣)。説明板あり。

 

11時50分頃、東行庵に到着。名物の晋作餅を買う。

東行庵の高杉晋作像の近くにあるベンチに座って昼食。昨日コンビニで買ったおにぎり、ドーナツ、ミニようかん、ゆで卵、そして晋作餅を、水筒に入れてきた温かいお茶とともに食べる。晋作餅は、梅ヶ枝餅に似ているが、赤シソを巻いたものと巻いていないものがあり、巻いていないものも美味いが、巻いたものはとんでもなく美味い。

 

食事を終えトイレを済ませ、歩き再開。吉田大橋(木屋川)を渡り、県道33号を進む。山陽新幹線の高架下をくぐった先で、右に分かれる道に進む。

 

小月宿に入り、一里塚碑あり。

 

14時10分、右に進めば小月駅に着くという地点に到着。

小月駅近くのスーパーで全国旅行割クーポンを使って飲料・食料を買いたあと、駅前のバス停からサンデンバスに乗り、菊川温泉バス停で下車。

15時20分、今日の宿、きくがわ温泉サングリーン菊川にチェックイン(2食付き)。全国旅行割クーポン3,000円分をもらう。

 

温泉大浴場に入浴後、18時から1階レストランで夕食。会席プランにしていたが、思ってた以上に内容は良かった。一品ずつ熱いもの、暖かいものを提供してくれたのでお酒が進み、いつものビール(瓶)と焼酎ロックに加え、周南市で酒蔵の前を歩いた中島屋酒造のカネオカを飲んでしまった。いつもより少し飲みすぎてヘベレケだ。

 

29日目(その3・10日目)の今日は、山陽小野田市厚狭駅南側を出発し、蓮台寺峠を越えて下関市に入り、小月駅前の通りまで歩いた。晴天で暖かく、周囲の山々の景色も素晴らしかった。

そんななか、山陽道最後の難所とされる蓮台寺峠を越え、眼下に吉田の集落(吉田宿)が見えたときは、峠を越えた高揚感と安堵感、それと街道の終点が近付いていることへの寂しさなど、色々な気持ちが混ざり合って言葉では表すことができない心境になった。

今日までケガをすることもなく、また体調を崩すこともなく歩き通すことができた。明日は、いよいよ私が歩く西国街道山陽道の終点に到達する。見慣れている景色とはいえ、関門海峡を見るのが楽しみだ。

 

今日歩いたルート

キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン

西国街道・山陽道歩き旅29日目(その3・10日目) 2022-12-12 / まっさんさんの山陽小野田市の活動データ | YAMAP / ヤマップ

2022年12月11日(日) 関門海峡を目指して西国街道・山陽道を歩く旅28日目(その3・9日目)

今日の一枚 宇部市の人孔(マンホール)の蓋

宇部市と言えばときわ公園、ときわ公園と言えばモモイロペリカンカッタくんと聞いた覚えがある。

 

28日目(その3・9日目)の今日は、二俣瀬交差点から厚狭駅南側まで歩く。

 

今朝は5時50分起床。テレビ体操のあと6時45分からホテル2階レストランで朝食(和食・配膳形式)。荷物を整え、8時25分にビジネスホテル新川をチェックアウト。

 

宇部新川駅前のバス停から宇部市営バスに乗り、終点の木田バス停で下車。

9時40分、昨日の到着地点である二俣瀬交差点を出発。

 

右手に宇部丸山ダムの堰堤が見え、その先で国道2号から右斜め前方の旧道に入る。そして、殿様道(山陽道往還跡)標柱があるところから右の山道に入る。

林間の道を進むと、舗装道路にぶち当たる。舗装道路の先左手にどんだけ道玉木坂標柱あり。右手には神社(あとで調べたら大歳社というらしい)があり、式典か儀式のようなことを行っているところで神主さんと大勢の方がいた。通らせてもらいますと一言声をかけると、一人の女性が「どうぞどうぞ、この先は工事をして道が広くなって歩きやすいですよ」と教えてくれた。

そのとおり道は広くてしっかりしており、頂上まで問題なく歩くことができた。

頂上から長い下りを進むと県道37号にぶち当たる。

手前左手には道路史跡山陽道標柱あり。

右手にはどんだけ道旧山陽道と書かれた看板あり。

県道を横断した先にはイノシシ除け柵と開閉扉あり。カギを開けて入り、きちんとカギを閉める。

小さな橋を渡った先、林の入口に旧山陽道矢印標柱あり。

そのすぐ先には吉見山陽街道一里塚跡碑あり。

ここから林間の道を進むが、よく保全された道でとても気持ち良く歩ける道だった。

途中で女性とすれ違い、話しをする。この道の先にある家に住んでいる方で、健康のため毎日午前と午後にこの道を何往復もしているそうだ。そのおかげで元気に過ごせているとのこと。どこから歩いて来たのかと聞かれたので、北九州に住んでいて今回は広島から北九州まで歩いていることを話す。驚かれたが、自宅の方向に進んでいるので気は楽でしょうと言われ、そのとおりですと回答。この道は、私のような知らない人がときどき歩きに来ているとのこと。また、台風が到来したときなどは風倒木が多く発生するので、地元の皆で片付けているとのこと。

その話しを聞き、地元の方々の努力のおかげで旧街道の道筋が保全され、私のような歩き人が安全・安心して歩くことができることをあらためて実感。大変ですが、この素晴らしい道をこれからも頑張って保全してください、健康に気を付けてくださいと伝え、その場をあとにした。

どんだけ道の出口。

 

国道2号に合流し、右に進む。下岡交差点そばのコンビニでトイレ休憩し、ここでウインドブレーカーを脱ぐ。

交差点先(ギャルリー小川看板)から左斜め前方の道に入る。街道筋はここから右回りに大きく迂回し、その先で国道2号下と新幹線高架下を通り、国道2号の右側に出る。

草道を進み、木の橋を渡り国道2号に合流する。

国道2号の上り道を進むが、少し先から歩道がなくなる。右側車線には幅は広くないが路側帯があり、対向してくる乗用車や大型トラックに注意しながら慎重に歩く。ここは雨の日は危険で通行できないだろう。上り道を進むと頂上辺りに「吉見峠標高90m」標識が私の進行方向と反対向きにあり。

 

峠を下った先で、左斜め前方の旧道に入る。宇部興産専用道路高架下をくぐった先の左手に、山陽街道一里塚跡標柱あり。小瀬川より27里。

急に琴演奏の「上を向いて歩こう」が聞こえてきた。この地域の防災スピーカーから正午に流れる曲のようだ。今の私にピッタリすぎる曲で一人笑いしてしまった。

船木宿に入る。街道筋から右に入ると宇部市楠総合支所の前に、船木御茶屋跡標柱と説明板あり。標柱は令和3年11月設置となっており新しいものだ。

12時を過ぎ、ここら辺りで昼食休憩したいと思っていると、そばに「宇部市学びの森くすのき」という公共施設があり、日曜日の今日も開いているようなので行ってみる。図書館と資料館をいっしょにしたような施設で、施設前にベンチがあったので、そこに座って昼食にする。昨日コンビニで買っておいたおにぎり、どら焼き、シリアルチョコバー、大福を食べ、ホテルで水筒に入れてきた温かいお茶とともに食べる。

エネルギーを充填し、施設でトイレを済ませ、歩き再開。

 

引き続き旧道を進み、茶屋交差点からは国道2号を進む。銭ヶ原交差点を過ぎ、左カーブの手前から左斜め前方の道に入る。すぐ先でイノシシ柵を乗り越え草道を進む。

国道2号合流点に近づくと、前方に旧道の街道筋が続いていることに気付く。先を進み、右手の坂道を上ると、史跡山陽街道の一部(残存)標柱あり。

ここから先、山陽道の道が少しの間残っており、竹林の道を進むが、きれいに手入れされたとても立派な道だった。

林を抜けると、その先は草が生い茂っているが道は続いているようだ。草を踏みしめながら進むと、ガードレールが途切れているところに出て、幹線道路に合流することができた。

 

県道225号の上り道を進むと、西見峠標高57m標識と山陽小野田市標識あり。

峠を越えると視界が開け、遠くまで見通せる景色が広がる。素晴らしい景色に見とれてしまい、分岐する箇所を見落としてかなりの距離を直進してしまう。

分岐点まで戻り、左前方の下り道に入る。

集落に入ると厚狭宿だが、示すものはない。

 

鴨橋(厚狭川)を渡り、新幹線高架下をくぐり進むと、右手に新幹線が停まる厚狭駅が見える。

14時45分、厚狭駅南側に到着。

 

駅の反対側に行き、駅前の飲食店で食事する予定だったが、お店は休み。駅のコンビニで全国旅行割クーポンを使って買物し、15時10分、今日の宿、エクストールイン山陽小野田厚狭駅前という長い名前のホテルにチェックイン。

 

今日は洗濯日。ホテル内のコインランドリーで洗濯機を回している間にコンビニで買った食べ物で食事をし、洗濯が終わって乾燥機にかけたあと、ホテル内の大浴場で入浴し疲れをとる。一昨日と昨日は部屋のバスだったが、やはり大浴場はゆっくりと体が洗え、大きな湯舟に浸かることができ最高だ。

 

28日目(その3・9日目)の今日は、宇部市の二俣瀬交差点を出発し、山陽小野田市厚狭駅南側まで歩いた。

どんだけ道では、その近所に住む方と話しができ、地元の方々の努力のおかげで旧街道の道筋が保全され、私のような歩き人が安全・安心して歩くことができることをあらためて実感した。

終点が近くなってきた西国街道山陽道。明日はどんな道を歩けるのか楽しみだ。

 

今日歩いたルート

キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン

西国街道・山陽道歩き旅28日目(その3・9日目) 2022-12-11 / まっさんさんの禅定寺山・平原岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

2022年12月10日(土) 関門海峡を目指して西国街道・山陽道を歩く旅27日目(その3・8日目)

今日の一枚 新山口駅北口の種田山頭火モニュメント

 

27日目(その3・8日目)の今日は、山口市四辻駅北側から宇部市の二俣瀬交差点まで歩く。

 

今朝は5時15分に起床。6時30分からホテル1階・朝食会場で朝食(バイキング形式)。荷物を整え、7時30分にロイヤルイン新山口駅前をチェックアウト。

新山口駅に着くと列車の発車時間まで時間があったので、おみやげ売場で全国旅行割クーポンを使いドリップパックコーヒーをいろいろと買う。7時54分発のJR山陽本線に乗り七辻駅に移動。8時05分、昨日の到着地点である七辻駅北側を出発。

 

天気は快晴。街道筋は幹線道路から外れた静かな旧道で、土曜日なので車の通行も少なく気持ち良く歩ける。左手遠くに、2001年(平成13年)に開催された山口きらら博のメイン会場、きららドームが見えた。

 

東津橋(椹野川)の手前右手に一里塚碑あり。赤間関まで十四里と記されていた。

 

東津橋(椹野川)を渡ると小郡宿。街道筋から右に入ると御茶屋跡・勘場跡説明板あり。その近くに山口市小郡ふれあいセンターあったのでトイレを借りる。同センターでは、ちょうどチャリティー演芸会が催されており、多くの方が来場していた。暑くなってきたので、ここでウインドブレーカーを脱ぐ。

その先、西中国信用金庫小郡支店の辺りが本陣跡。三原屋本陣跡説明板あり。

 

宇部線上嘉川駅の手前、右手に一里塚跡標柱あり(令和元年6月設置)。赤間関まで十三里。

 

宇部線上嘉川駅でトイレ休憩の際、ジャージを脱ぐ。今日は暑くなると思ってヒートテックシャツを着てこなかったので、上はシャツ2枚だけになるが、それでも全然寒くなかった。

 

嘉川駅の手前に、山口市嘉川地域交流センターあり。

建物1階のガラス窓・ガラス扉の全面に地域内の大きな街道地図が貼ってあった。これまで見たことがないような素晴らしいもので、地元の方々の熱意を感じつつ、しばし地図に見入ってしまった。

 

山陽本線嘉川駅で昼食休憩。昨日コンビニで買っておいたおにぎり、バナナ、大福、どら焼きを、水筒に入れてきた温かいお茶とともに食べる。

 

食事を終え、歩き再開。幹線道路から外れた静かな旧道筋をずっと進んできたが、嘉川インターチェンジで街道筋は寸断されている。

県道355号に合流しないで進み、道路下のトンネルをくぐる。

くぐった先で、右手の道ではなく、まっすぐ突っ切って階段を下り、右に進む。

道路下のトンネルをくぐると、あとは一本道で、山口市今坂交差点に出る。

 

同交差点の先、右手に一里塚跡標柱あり。赤間関まで十二里。

今日は一里塚跡を示すものが一里ごとにあり、いずれも赤間関までの距離が記されていたことから、気分が盛り上がる。

 

その少し先が今日のハイライト。国道2号の左側に宇部市標識、右側歩道端に周防長門国境碑あり。

国境碑には「東周防國吉敷郡 西長門國厚狭郡」と刻まれている。いよいよ長門国に入った。

 

このまま、すんなり終わらないのが私の街道歩き。

国道2号から右に分岐するのが街道筋。分岐する入口は、モルタル法面とガードレールのわずかな間。ここから茂みを分け入って林の中に入る。

分け入ると、中は道が続いている。左側にイノシシ除けの柵が続き、柵に沿って進む。所々、藪で道がふさがっているところがあるが頑張って進むと、その先に道は続く。

丸太橋を渡り、その先にはイノシシ用のワナが置いてあった。

そこから先は道幅が広く少し歩きやすくなる。そして、2車線道路に合流。合流地点に旧山陽道跡標柱あり。

標柱の説明によると、分岐点からここまで600mほどの距離があるようだ。

 

山中の集落を抜け、甲山川沿いの道を進む。国道2号に合流すると、右手に山中本陣跡標柱あり。


国道2号を進み、宇部市車地交差点で左の道に入り、木田橋(厚東川)を渡って、14時20分、二俣瀬交差点に到着。

 

交差点近くに、宇部市営バスの始発・終点になっている木田バス停あり。14時34分発のバスに乗り宇部新川駅まで移動。

宇部新川駅前のコンビニで買物し、15時50分に今日の宿、ビジネスホテル新川にチェックイン(2食付き)。土曜日なので、全国旅行割クーポン1,000円分をもらう。

2食付きで予約していたが、今夜は団体客が入っているので、夕食は早めにしてくれた。17時50分からホテル2階のレストランで夕食。定食だが、種類も豊富でボリュームもあり美味かった。

 

27日目(その3・8日目)の今日は、山口市四辻駅北側を出発し、宇部市に入り、二俣瀬交差点まで歩いた。今日は、思ってた以上に暖かく、上は長そでシャツ2枚で歩いたが全然寒くはなかった。また、最後の国境である周防長門国境碑を越えて長門国に入り、関門海峡がまた近付いたと感じた。明日はどんな道を歩けるのか楽しみだ。

 

今日歩いたルート

キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン

西国街道・山陽道歩き旅27日目(その3・8日目) 2022-12-10 / まっさんさんの黒河内山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

2022年12月9日(金) 関門海峡を目指して西国街道・山陽道を歩く旅26日目(その3・7日目)

今日の一枚 防府市の人孔(マンホール)の蓋

 

7日目の今日は、富海駅前から四辻駅北側まで歩く。

 

今朝は5時に起床。6時30分からホテル1階の朝食会場で朝食(バイキング形式)。荷物を整え、7時25分にホテルルートイン防府駅前をチェックアウト。

防府駅からJR山陽本線に乗り一駅先の富海駅で下車。7時55分、富海駅前を出発。

 

少し先の踏切を渡り、浮野峠に向けて橘坂を上る。

左手に海を見ながら坂を上り、上り終えると左手に手懸岩と説明板あり。

眼下に海が広がる絶景は、東海道の薩埵(さった)峠に似ているとのことだが、木が邪魔して絶景があまりよく見えない。

少し先で崖下にJR山陽本線と道路が見えるところがあり、ここが今の薩埵峠(急な崖下にJRと道路が走りその先は海という地形)に似ているとも言えるが、「うーん・・・」と唸ってしまった。

林間の道を進むと石畳の道があり、その先に浮野峠改修碑と説明板あり。

明治時代に真っすぐの道ができたが、江戸時代は左に迂回する道だったようだ。ここで左手を見ると迂回道が通れそうな感じなので、林の中に入ってみる。所々に古いピンクリボンがあり、足元も草が枯れていて何とか歩ける道が続く。ぐるっと迂回し、改修碑から100mほど先に合流することができた。

通れるとは思っていなかったので、むちゃくちゃ気分が盛り上がる。このように通れないと思っていた道が通れたりしたときが街道歩きの醍醐味の一つ。

その先を進むと頂上部に到達。浮野峠の標識が立つ。

そこから一気に道を下る。

 

国衙跡交差点を右折すると、その先は周防国衙跡。

詳しいことは知らないが飛鳥・奈良時代の役所跡のようだ。ここで右斜め前方に見える山に釘付けになる。山頂にたくさんの電波塔が建ち稜線が長い山で、我が故郷の生駒山に似た山だ。その場でYAMAPで調べたところ、おそらく大平山だ思う。

 

その先を西進すると、毛利氏庭園、佐波神社、周防国分寺を過ぎ、防府天満宮前に。

ここから西に800mまでの区間は、山陽道萩往還の二つの街道が重なる区間だ。説明板によると萩往還の総延長は約53㎞なので、来年早々にも歩きたいと思う。

防府天満宮前の少し先、左手に宮地(みやち)宿の宮地本陣兄部家跡がある。

800m区間は、道幅が狭いのに加えて車の往来が上下線とも多く、説明板をゆっくりと見たり写真を撮ったりすることが難しく、非常に疲れてしまった。

 

800m区間を過ぎると、車の往来が少なくなり歩きやすくなる。佐波川河川敷に合流すると尿意を催してきたので、近くにあった役所の建物(山口県企業局佐波川工業用水道事務所)でトイレを借りる。河川敷を進み、大崎橋(自歩道橋)を渡る。

山陽自動車道をくぐり、佐野の集落に入ると右手に一里塚跡碑あり。

小さな石碑で見落としてしまいそうになるが、この碑には「小瀬川より十九里 赤間関迄十七里」と記されている。山口県に入って半分を過ぎ、下関に少しずつ近づいており、元気が湧いてきた。

 

野峠の入口。この先、要所に標識があるので迷うことはない。

上り道を進み、佐野峠の頂上部、籠立場跡に着く。

ここからの眺望は「山陽道第一の佳景」とのことなので、展望台から周囲を見ると、木が邪魔をして遠くが見えない。今日2回目「うーん・・・」と唸ってしまった。

 

林間の道を進み、舗装路に合流し、道を下る。

ここまで予定よりも時間を要したので、ここから先は少しペースを上げて歩く。

 

14時15分、四辻駅の北側に到着。

線路下のトンネルを通り、南側の駅舎(無人駅)へ。山口県内は交通系ICカードが使えない駅が多く、ここも使えないので現金でキップを買って乗車。

一駅先の新山口駅で下車。駅舎内にある焼きたてベーカリーの店で、生ビールを販売しておりイートインスペースもあったので、ここでかつサンドなどのパンと生ビールを買って食事する。

隣の土産物売場で駅弁を買い、駅前のコンビニでその他の食料を買い、15時30分、今日の宿、ロイヤルイン新山口駅前にチェックイン。全国旅行割クーポン3,000円分をもらう。

 

26日目(その3・7日目)の今日は、防府市富海駅前を出発し、山口市四辻駅北側まで歩いた。今日は珍しく、2回も「うーん・・・」と唸ってしまった。でも、通れないと思っていた道が通れたりするなどいろいろな道を歩くことができ、街道歩き・みち歩きの奥深さや面白さを感じることができた一日だった。明日はどんな道を歩けるか楽しみだ。

 

今日歩いたルート

キョリ測 - 地図上をクリックして距離測定|マピオン

西国街道・山陽道歩き旅26日目(その3・7日目) 2022-12-09 / まっさんさんの大平山・矢筈岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ